とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

「プロから見ると全然面白くない」「売れる要素ばっか」 漫画家・江川達也氏が『君の名は。』批評で炎上

2016-10-08 12:26:37 | 映像作品
いくつか。

「プロから見ると全然面白くない」「売れる要素ばっか」 漫画家・江川達也氏が『君の名は。』批評で炎上
10月6日(木)19時56分
http://news.biglobe.ne.jp/entertainment/1006/blnews_161006_0725132897.html

興行収入が130億円を超え、大ヒットとなっている映画『君の名は。』について、6日放送の情報番組『バイキング』に出演した漫画家の江川達也氏が、「プロから見ると全然面白くない」などと持論を展開した。この発言に対してネットでは批判が殺到している。

番組の中で『君の名は。』についてコメントを求められた江川氏は、「これ売れるなとは思いましたけど…」と前置きした上で、「言ってみれば大人の『ドラえもん』みたいなもん」とコメント。さらに、「プロから見ると全然面白くないんですよ。作り手から見ると、作家性が薄くて売れる要素ばっかぶち込んでる、軽いライトな…」と辛らつな言葉で批評した。

このコメントには、『君の名は。』の監督・新海誠氏をデビュー当時から知っているという慶応大学大学院教授の岸博幸氏も、「アニメ業界の大御所の方の意見も江川さんに近くて、『あれは映画じゃなくてミュージッククリップだよな』と言っていた」と同調。しかし、「これが重要なポイントで、新海監督は賢い方だから今の世の中の傾向をわかった上で、スマホ世代に合わせたさらっと見られる作品を作った」と新海監督の見識を称賛した。

ネットでは、江川氏が自身の意見をプロのクリエイター全体の意見のように語ったことや、鑑賞する側の素人を軽視しているようにもとれる内容だったため、批判的な意見が多く寄せられている。
「面白いかどうかは客が決める」
「プロが面白いと思う映画を観客が求めてるわけではない」
「たいていの映画やマンガのお客さんは素人さんなので『素人が見て面白いモノを作るのがプロ』」
「自分をプロの代表みたいに言うのは違うんじゃない?」
「プロの作家や漫画家でも評価してる人はいる」
「ここ20年ロクな漫画を描けずヒットもさせてない癖に、よく言うもんだ」
「納得させるには自分の作品で語るしかないと思うよ」

一方、「江川さんの意見はもっともだと思う」、「作り手が面白がって作ってないんじゃないの?って言いたかったんだろうな」と江川氏の意見に理解を示す声も寄せられている。


1.新海さんの製作方針も江川さんの言うことも分かる。
精神的テーマを深く掘り下げたいというテーマがある一方で、ライトでないと儲からない。昔から、作家達はこうしたジレンマに悩んでいた。

ゲーテのファウストでは、その冒頭で、どのような劇をやればいいかと悩む劇団の座長が出てくる。この座長は詩人と道化に相談する。どのような劇をやればいいのか。真面目な詩人が「作るのなら永遠普遍の真理を語る物語を」と言うのに対し、ふざけた道化が「作るのであればその場で受けるものをポンポンと」と言う。この二つの方向性は作品を作る上で外せない。事実、ゲーテのファウスト自体がこの二者のハイブリッドの構成で出来ている。
物語には真理と軽薄、あるいは美とエンターテイメント、その二つが作品にないとダメなのである。

だから江川さんの言うことも当たらない。テーマ性だけではダメで、軽快な面白さもないとダメなのだ。
誰も遊園地に行って考えさせるテーマ展になんて入りたくないでしょう? 
あるいは、パフェ屋に行ってカラスミなんて重いものは食べたくないでしょう。

2.江川さんは自分自身でこの真逆、物語性やテーマ性を追った作品をどこかで作っているのではないか、と思うのだが、寡聞にして知らない。どれになるのだろう? 
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 日弁連「死刑廃止宣言」を前... | トップ | 食糧自給の大切さ --ベネ... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

映像作品」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。