とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

半導体と政策決定

2017-07-17 19:23:51 | 海外・国内政治情報等
裏取ったわけでもない話をダラダラと書く。

半導体生産の状態はその国と周辺国の政策決定に直結する。

今ある東芝半導体事業売却におけるゴタゴタは、韓国・台湾ルートを通じての中国への技術流出が懸念されているが、これらに関する懸念でどうしてゴタゴタしているのかというと、今もなお、半導体は石油と並ぶ戦略物資であるからである。

かつて湾岸戦争時、アメリカはイラクをおさえることで、日本・欧州に対するVITO(拒否権カード)になると考えた。
つまり強制的な外交制御を行うにあたって、実地の戦略物資である石油を抑えることに腐心したわけである。

このような生産地や生産体制を抑えることによって、国家間の外交的制御、つまりモノが欲しかったら言うことを聞けや、と言う体制が暴力的に組み上がり、そしてアメリカをはじめとする、ロシア、イギリス、フランスはそういう国際的現実を容認している。

さて戦略物資と言えば石油の他、食料や水があるが、WW2後の日本にとって重要な戦略物資と言えば、半導体であった。

これの生産の技術流出とコストによって、半導体生産の日本の生産比率が、世界全体のx%を切る時に、中国は日本に対して強気の政策が打てる、というような作品観でのネタにはされていたが、実態としてもそうであったであろう(と個人的推測をメモする)。

今現状は、半導体生産がアジア大陸の東側に集中して取られているが、今ある日本の半導体産業の技術が流出した場合、更なる産業衰退と国力低下が進む。
(その代わり、国内の雇用不安定の喚起とともに、産業体制の変動も促すだろう)。

常に世界は変動する。同じ土地、同じ畑で、同じ作物を同じ量だけ取り続けることはできない。
半導体産業も同様で、畑(業界分野)を変えるか、作物(生産するもの)を変えることが肝要である。経営にはそうした判断が必要になってくる。
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