とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

下克上とは何か

2017-05-25 23:54:44 | 哲学・社会
戦争の日本中世史 呉座勇一 P4

 では、日本史学界は「戦争」のどの側面に注目しているのだろうか。一言で述べるならば、ここの合戦の勝ち負けではなく、「戦争」が社会をどのように変えたか、という点を重視している。
 戦後の中世史研究では、戦乱が集中的に発生した内乱期を、新興勢力の勃興によって既存の秩序が解体される社会の変革期と位置づけ、その歴史的意義を高く評価してきた。まあ平たく言えば、下の者が上の者に取って代わる「下克上」というやつだ。


ここで言う「既存の秩序」を考えてみる。秩序とは何か。
それは人が認識する社会運用のルールと認識、規範、慣例を基に、社会が平安に運用される様を総合的に指す。
それが変化するということは、認識が変化し、規範が変化し、慣例が変化し、平穏は訪れず、そして旧来のルールは適用できないことを示す。

日本史はそうした動態を歩んできた波乱の時期も経験してきたのだった。

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