とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

上司は部下の仕事を増やすな

2016-12-31 14:40:08 | 労働
昨今、労働での問題意識がニュースで計上されている中、その根幹となる原因について言及しているニュースがどうにも少ないように思える。
よって私が勝手にここに書く。

基本的な従業員の仕事というのは、ミクロ視点で見れば、与えられた仕事を120点の成果を出して返すというのが正解であるが、マクロ視点ではそうではない。
元々事業主が何かをしたいと思って資金を集め、それで受注可能な仕事を受注して利益を出す。そうして手となり、足となって働いてくれた人たちに、その報酬として対価を出すのだから、自分のところの兵隊に勝利不可能な前線に送って、作戦遂行を命令するのは、指揮官として無能な限りである。

よって、無茶な仕事を受注しては振るという経営、管理側がまずいということなのであるが、それを部下の責任にして押しつけているのが日本の現状である。

私が体験したことは、詳しくはこちらに書いた。

反省 - とめどもないことをつらつらと
http://blog.goo.ne.jp/booter/e/279af8e184e92186f60d5cb61ec09590

彡(゜)(゜)で読む労働哀史 - とめどもないことをつらつらと
http://blog.goo.ne.jp/booter/e/392f1bc5e689004bf63f63d583db8283

また、2006年から2009年の間で勤めた職場では、書類を書いたものが、普通はどこかに指摘事項があるものなので、それを指摘されて突っ返されるということを皆されていたのだが、私が作った書面はどこにもツッコミどころや穴が無かったので、その時の上長であるIさんから、てにをはの使い方を指摘されて突っ返された。「○○に」というのが「○○で」でないと、という具合に指摘されるのである。私が個人的に思うに、両者とも間違いでは無いとは思うが、その時の指示にはそう従った。

こうした「突っ返し」は書面の精度を上げるかもしれないし、良い方向に行くかもしれないが、それはそれで、仕事の方法論として、そういう尺度や、成功や達成のゴール地点を事前に明確に決めておかないのはなぜなのだ? とも思うのだ。そうでなければ部下の動きが二度手間三度手間ではないか。

例えばスタジオジブリが、途中でああだこうだ、こっちの方がいいから修正しといてというのはまだ分かる。イデアという完全に到達すべき芸術作品だからだ。
しかし一般的にやることはそうした芸術論ではなく、PDCAサイクルを適用すべきであるような工業的、事務的手続きである。
CIAでは「出来が良くない」と何も見ずに出来上がった書類を4回突っ返して、5回目でやっと見るというようなことをやっていたようだが、これでは非効率である。

そうした「直し」の非効率こそが、日本の精度と錬度を上げ、そして過剰な労働を生んできたように思われてならない。

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 依存症考察 | トップ | 文科省「国際的に最上位レベ... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。