通常、何か汚水などを浄化したい場合は、フィルターなどが考えられるが、希釈はどうだろうかと考える。
例えば1リットルの汚泥の中に砂金が混じっていて、極力汚泥を取り除きたい。
そうした時、2リットル入る空の容器と7リットルの水があったとする。
通常、7リットルの水で汚泥を希釈すると、濃度が1/(1+7)=12.5%まで希釈されるが、
希釈後に底に砂金がたまるとした場合に、これを回数分けして希釈する。
1.汚泥1(100 %)+水1=50%の汚泥水→上澄みの半分を捨てて1リットルにする。
2.汚泥1( 50 %)+水1=25%の汚泥水→上澄みの半分を捨てる1リットルにする。
3.汚泥1( 25 %)+水1=12.5%の汚泥水→上澄みの半分を捨てる1リットルにする。
4.汚泥1( 12.5 %)+水1=6.25%の汚泥水→上澄みの半分を捨てる1リットルにする。
5.汚泥1( 6.25 %)+水1=3.125%の汚泥水→上澄みの半分を捨てる1リットルにする。
6.汚泥1( 3.125 %)+水1=1.5625%の汚泥水→上澄みの半分を捨てる1リットルにする。
7.汚泥1( 1.5625%)+水1=0.78125%の汚泥水→上澄みの半分を捨てる1リットルにする。
ということで、7回の操作で汚泥の濃度が1%以下になった。
つまり希釈と廃棄を少量に分けて多段階で行うと、よりたくさんに、より精度よく、より資源を少なく加工が可能になるのではないか。
例えば1リットルの汚泥の中に砂金が混じっていて、極力汚泥を取り除きたい。
そうした時、2リットル入る空の容器と7リットルの水があったとする。
通常、7リットルの水で汚泥を希釈すると、濃度が1/(1+7)=12.5%まで希釈されるが、
希釈後に底に砂金がたまるとした場合に、これを回数分けして希釈する。
1.汚泥1(100 %)+水1=50%の汚泥水→上澄みの半分を捨てて1リットルにする。
2.汚泥1( 50 %)+水1=25%の汚泥水→上澄みの半分を捨てる1リットルにする。
3.汚泥1( 25 %)+水1=12.5%の汚泥水→上澄みの半分を捨てる1リットルにする。
4.汚泥1( 12.5 %)+水1=6.25%の汚泥水→上澄みの半分を捨てる1リットルにする。
5.汚泥1( 6.25 %)+水1=3.125%の汚泥水→上澄みの半分を捨てる1リットルにする。
6.汚泥1( 3.125 %)+水1=1.5625%の汚泥水→上澄みの半分を捨てる1リットルにする。
7.汚泥1( 1.5625%)+水1=0.78125%の汚泥水→上澄みの半分を捨てる1リットルにする。
ということで、7回の操作で汚泥の濃度が1%以下になった。
つまり希釈と廃棄を少量に分けて多段階で行うと、よりたくさんに、より精度よく、より資源を少なく加工が可能になるのではないか。