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逮捕歴削除認めず…東京地裁「情報に公益性」

2016-10-29 17:30:14 | 国内社会批判

逮捕歴削除認めず…東京地裁「情報に公益性」
2016年10月28日 22時25分(最終更新 10月28日 22時25分)
http://mainichi.jp/articles/20161029/k00/00m/040/133000c

 検索サイト「グーグル」で氏名を検索すると10年以上前の振り込め詐欺事件の逮捕歴が表示されるとして、東京都内の会社社長の男性がグーグルに検索結果の削除を求めた訴訟で、東京地裁は28日、請求を棄却した。岡崎克彦裁判長(鈴木尚久裁判長代読)は「振り込め詐欺は現在も被害が大きく、逮捕事実は公共の関心事。インターネット上での表示は公益性がある」と判断した。男性側は控訴する方針。

 男性の逮捕は10年以上前だが、判決は「執行猶予期間満了から5年程度しか経過しておらず、公共の関心が薄れたとは言えない」と指摘。逮捕情報を他人に知られる不利益は認めつつも「社長という社会に影響を与える地位にあり、信用を判断するために逮捕情報をインターネットで低コストで知ることができる点は公益性がある」と判断した。

 男性は東京地裁に検索結果削除の仮処分を申し立て、別の裁判官が昨年11月に削除を決定。グーグルが正式に裁判を起こすよう求め、男性側が提訴した。

 男性の弁護士によると、検索結果削除を命じる仮処分決定はこれまでも複数出ているが、正式裁判の判決では認められた例がない。弁護士は「今回の判断に従えば、男性は社長である限り、何年たっても逮捕歴の記事を削除できないことになる」と批判した。

 グーグルは「知る権利と情報へのアクセスを尊重した判断であると考える」とコメントした。


1.忘れられる権利は情報における過去の認識によって、現在個人への社会的権利享受に阻害がある場合に、ネット上からその情報を削除できる権利と私は認識している。
 これはマイナスとなる情報の受動的なものはそうだが、能動的であったものについては懐疑的だ。


グーグルの検索サービスと忘れられる権利~最新のEU司法裁判所判決(スペインの事例)を題材に~
http://www.icr.co.jp/newsletter/law/2014/law201402.html
申立の趣旨は次のようなものであった。申立人の名前をグーグル検索すると、申立人の未払い社会保険料徴収のために差押・不動産競売手続が行われるとの公告を載せた、ヴァングァルディア紙の1998年当時の記事が検索結果に表示される。しかし、氏に対する差押等の問題は決着してから相当時間が経過しており、申立人に関する現時の情報として適切性を失っている。



Googleに検索結果の削除要請する際の根拠となる「忘れられる権利」とは何か? - GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20140514-right-to-be-forgotten/

◆忘れられる権利
この判決の背景にあるのはオンライン上のプライバシー権に関する「忘れられる権利」です。「忘れられる権利」は、「インターネット上から情報が削除されることで、それ以降、第三者に当該情報を探索されない権利」と定義することができ、今回、Googleが命じられた検索結果の削除はまさに「忘れられる権利」が行使された場面と言えます。

「忘れられる権利」のルーツは、「犯罪を犯した人物が罪を償ったあとにも犯罪歴を公開され続けることは社会復帰を困難にするため避けるべきである」という考えからフランス法で認められている「忘却の権利」にあるとされます。

無論、この逆をやって逆ネジを相手に食らわすことも可能であって、「○年○日にあなたが私にこういうことをしました。それはこの雑誌に載っていますが、この件は今どうなっていますか? 」と延々と言い続けることもできる。

そもそもフランスは犯罪者の社会復帰を考えるのもいいけれど、情報とは抑止効果もある。。。


2.オレオレ詐欺の犯罪者でも社長になれるというこの時代。

3.社長の公益性、あるいは公益奉仕性を暗に既定する判決であった。

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