とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

価格とは何か(読前感想)

2016-10-29 23:11:24 | 貨幣・財政・会計・経済
今、ハーマン・サイモンの「価格の掟」を読んでいる。
一章まで読み終わり、本題となる二章に突入したが、しかしここで私自身の「価格とは何か」という価格の定義について、乱文ではあるが書いておきたい。
これをまとめておけば、対比しながらの読了が可能になる。

・価格とは販売側に初期決定権がある。
・価格とは消費者が購買するに当たり、許容する値のことである。
・許容には消費者の心理状態が左右する。
・許容には消費者の生活での価格相場認識が左右する。
・許容には消費者の生活状態(最低限の必要物品と嗜好物品の欲求)に左右される。
・許容には消費者の社会における相対的な生活状態と購買能力に左右される。
・売買とは生産者と消費者、言い換えれば販売者と購買者の同意に使用される値である。
・その値は、両者の様々な事情から一致を見ないことがしばしばあり、理論上で出される値ではなく、経験上の、手探りの値で経験則的に設定されざるを得ないケースが多い。
・理論が確率していないそういう事情で経済が動いているので、先が読めないことになる。
・商品を売る際に価格を設定するが、それはマーケティングの道具として最優先の対象から外すべきなのではないか。
 例えば、利益を出す為に、キャベツをひと玉238円で売らなければならなかったとする。
 それを半額で店頭に出したり、倍額で店頭に出すのはたやすい。価格の札を書き換えるだけだからだ。ものごとの本質はそこではなく、その値段で消費者と同意できるか、ということなのである。
 消費者はとある許容の線を下回ったなら購入に手をつける。販売者はその許容の線を探り探り、その線の上限ぎりぎりいっぱいのところで値段を持っていくのが望ましい。

 だが、売り出し時に半額と言うことでなはなく、既に半分にカットされたものを138円で売り出すのはどうか。
 多少割高ではあるが、しかしキャベツをそんなに消費しない家庭であれば、これの選択肢を取るだろう。
 長期保存すると腐るからである。

 よってプライシング(価格の決定)はマーケティングにおいて重要課題であるが、それよりも更に重要なのは売り方の問題なのだ。
 価格の高低よりも、購買の選択肢を増やして、購買者に購入しやすいものを選択させることが商業活動における最重要事項なのである。
 
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