とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

資本主義の根底概念

2017-04-24 02:15:25 | 貨幣・財政・会計・経済
メモ。

資本主義の世界史 ミシェル・ボー Pii

 この世紀の転換点にあって、我々はその振幅からして、約束も脅威をもたらすと同時に、また無数の可能性を開くまさに”世紀の[大反転]”とも呼ぶべき例外的変化を日々生きている。
 これらの変異は数世紀にわたる進化のプロセスの最後を飾るものである。これらは過去数世紀に顕著となり、最近の五〇年において加速化してきた。これらの時期は、今日支配的となっている資本主義という経済的社会的体制の登場、拡張と全般化と、まさにぴったりと対応している。
 資本主義は豊かさだけでなく、またこれらの領域をはるかに超えて、感情に訴えてくるニーズをすべての領域に振りまく商品の主たる発生装置として、諸社会と世界の最初の変革推進力となった。
 確かに、あらゆる人類史はその変化の歴史である。よりよく生きたいという願望、知の獲得への渇望、力と支配への意志、権力を手にした人々のビジョンと投企は、それに大きく貢献してきて、また今日も貢献している。

 しかし、一五〇〇年頃、新しくて従来見たこともない何かが、ヨーロッパで形成され確立していった。人間の基本的原理(生き残り、よりよく生活し、所有し、可能性を有し、交換し、協同し、戦う)に根差していながら、しかしまた、これらの基本的論理を更新し、相互に作用しながら、乗り越えていく新たな社会論理である。商品、資本、そして今日富裕な諸社会の再生産にとって不可欠なものになった利潤を軸とした、生産と消費の新たな力学である。資本主義とは、絶えざる商品とニーズの創出者であり、活動、雇用、富だけでなく、失業と貧困の増殖作用をも有し、確信と”創造的破壊”、成長と恐慌、絶えず革命を行う諸社会の最中で、終わることのない変異に身を置いているのである。


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