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引用OKす。

テクノロジー業界につきまとう奇妙な比率「90:9:1の法則」とは?

2017-04-05 23:43:44 | IT・ビッグデータ
思うに、ブラウザの占有比率が変化したように、この90:9:1の役の座の交替・変化は起こすことが出来る。
その瞬間の真理かもしれないが、しかし瞬間風速なだけで、未来永劫に役は固定されないのだ。


テクノロジー業界につきまとう奇妙な比率「90:9:1の法則」とは?
2016年02月06日 20時00分00秒
http://gigazine.net/news/20160206-90-9-1/

インターネット上のコミュニティーには、参加者よりも閲覧するだけの人(ROM)の方がはるかに多いという「1%の法則」があると言われています。これは、書き込みを行う人は全体の1%しかおらず、後は閲覧者であるという状況からきたものですが、これとは別に、テクノロジー業界においては「90:9:1」という別の興味深い比率にまつわる法則があると指摘されています。

90:9:1 – the odd ratio that technology keeps creating | Technology | The Guardian
http://www.theguardian.com/technology/2015/dec/12/ratio-technology-mozilla-firefox-os-90-9-1

OSやブラウザ、検索エンジンなどのITサービスにおいて、市場に参入する企業のシェアが90:9:1の比率になるという「90:9:1の法則」がささやかれています。これは、最も人気を獲得し多くの人の支持を得たサービスが市場の9割を独占し、2番手が9%を、3番手でさえも1%を確保するのがやっとで、他のサービスは数字上は存在しないに等しいという、弱肉強食の世界を指しています。

例えば、モバイルOSの市場シェアを例に挙げると、GoogleのAndroidが約83%、AppleのiOSが約14%、MicrosoftのWindows Phone(Windows 10 Mobileを含む)が約2.6%で、4番手以下は1%を確保できていないという状況で、おおむね「90:9:1の法則」が成立しています。この法則に従えば、モバイル版Firefox OSが消滅したのも、Tizenがなかなか成長できないのも当然ということになりそうです。

PC用のOSについて見れば、IDCのデータによるとMicrosoftのWindowsが約91%、AppleのMac OSXが約8%、Linuxが約1%でやはり「90:9:1の法則」が成り立ちます。

検索エンジンでは、Googleが約89%、MicrosoftのBingが約7%、Yahoo!が約3%で残りの1%に満たないシェアを他の検索エンジンが分け合っているという結果で、ほぼ「90:9:1の法則」に近い状況が見られます。

これは2015年11月時点でのイギリスの検索エンジンのシェアを示した結果。調査したStatCounterによると、他国でもほとんど傾向に変わりはないそうです。


ブラウザでは、かつて95%という圧倒的な市場シェアを誇ったMicrosoftのInternet Explorerが急激にシェアを失う一方で、GoogleのChromeが過半数のシェアを獲得し、さらにシェアを伸ばしつつあります。FirefoxやSafariなども現状維持がやっとで長期的にはシェアを失う傾向にあるので、いずれ、「90:9:1の法則」に支配される日がくるのかもしれません。

なぜ、ITサービスではダントツの存在が生まれてしまうのかという理由について、The Guardianは、無料であることとネットワーク効果を挙げています。多くのソフトウェアは無料で使え、メンテナンスコストもユーザーには発生していないという状況下では、ネットワーク効果によって大きなシェアを奪ったサービスはますます内容が充実するため、トップシェアのサービスだけが圧倒的な地位を築くことが多いというわけです。

さらには、サービスの排他性も指摘されています。普通のユーザーはスマートフォンを複数台使うこともなければ、調べ物によって検索エンジンを変えることはないため、複数のサービスを使う必要はなく、一つのサービスだけが使われ続けるため、ダントツの存在が成立し得るとのこと。

これを別の面から裏付ける結果は、ゲーム機のシェアに表れています。例えば家庭用ゲーム機について見れば、前世代のハードウェアであるソニーのPlayStation 3は8590万台、MicrosoftのXbox 360は8490万台、任天堂のWiiは1億120万台と拮抗した販売台数となっています。これは、ゲーム機には排他性があまり存在せず、ゲーム愛好家は1種類のゲーム機を使っていれば事足りるというわけではなく、複数のゲーム機を使うことがあるため「90:9:1の法則」が成り立たないそうです。

サービス導入コストが低く、ネットワーク効果を持ち、排他性のあるサービスは「90:9:1の法則」に縛られてしまうという事実からは、ITサービスにおいてはいかにして大きな市場シェアを素早く奪うかが、サービスの命運を大きく左右すると言えそうです。



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