移動運用で大活躍したあのリチウムポリマーバッテリーも、暫く振りで見てみたらこの有り様。
フルに使ってすぐ急速充電器(バランス充電はちゃんとやってます)で満充電、翌週使ってまた満充電、使ったらすぐ満充電を繰り返していたら少しずつ膨らんできてはいたのですが。
あまり使わなくなって放っておいて見てみたらこの状態。
相当ヤバイですね。
エネルギーを抜くために塩水漬けを実行しました。
二日間放置します。
漬けたら端子から泡が出てきました。
FT817の中華リチウムバッテリーも膨らんでしまったので同じく処分します。
VX3の純正リチウムイオンバッテリーも膨らんで装着できなくなりました。恐らく付属の充電器(ACアダプター)では鈍速充電のためこんなに膨らむことは無いのかもしれませんが(コンパクトデジタルカメラの充電器を使用していました)。
なぜ塩水漬けなのか。単に電球を繋ぐなどして放電するだけではダメなのか。
万が一にも火災を起こさないためなのかも知れませんね。
リチウム系の宿命なのでしょうか。容量、軽さ、瞬発力は抜群に良いのですが、危険さが伴います。
アルカリ電池は液漏れ。ニッケル系はメモリー効果(エネループ等は改善が進んだ)、鉛バッテリーは重くて過放電に弱い、などどれも短所があります。
リチウム系の充電バッテリーは容量半分くらいの状態で保管がいいそうです。
放電しすぎると死んでしまうのでちょっと難しいのですが自己放電はほとんど無いのでたまにチェックすれば大丈夫でしょう。
満充電の状態は劣化が一番進むそうで、デジ一眼レフカメラの説明書にも撮影の前にフル充電を薦めています。
非常時の無線運用のためにもフル充電しておきたいところですが、いつも使わないなら半分くらいで我慢です。
この後の処分ですが、レアアースを含む資源なのでどこかに持ち込もうと思います。
皆さんも家にあるあらゆるリチウム系の充電池、総点検してみてください。