読んだ本の数：32冊
読んだページ数：10005ページ
貴婦人として死す (創元推理文庫)の感想
カー（カーター・ディクスン）は確かあまり読んだことはなかったはずだが、新訳で出ていたので。1943年の作品。犯人はすぐにわかるのだが、人物造形もよく楽しめた。解説にカーその他のおすすめが書かれていて・・・ちょっと罪作り？（笑） 新訳が出たものからゆっくり読んでいこうかな。
読了日：5月30日 著者：カーター・ディクスン
弁護士の血 (ハヤカワ・ミステリ文庫)の感想
ちょっとばかり映画の原作のようだったが、面白かった。机上のニューヨークなのが惜しまれる。シリーズ作品をたのしみにしている。
読了日：5月29日 著者：スティーヴ・キャヴァナー
米原万里ベストエッセイ (2) (角川文庫)の感想
続けてⅡを。もう亡くなられて10年になるのですね。ほんとうに稀有な方でした。
読了日：5月28日 著者：米原万里
米原万里ベストエッセイ (1) (角川文庫)の感想
一時よく読んでいたが、リアル書店で平積みされていて懐かしくて。やっぱりうまいなぁと思う。
読了日：5月28日 著者：米原万里
荒仏師 運慶の感想
鎌倉時代になぜ運慶は忽然と（という印象）現れたのだろうかとぼんやりと思っていたが、それ以上調べることもなくその生涯を知らなかった。簡潔な文章でその時代背景とともに描かれた運慶はもちろん魅力ある人物で、これまで漫然と見てきた仏像たちを本書を読み直しながら観たいと強く思う。
読了日：5月28日 著者：梓澤要
幻の女〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)の感想
これも新訳が出たので。大昔に読んだときはサスペンスが盛り上がってよかったのだが・・・今となってはミステリとしてはどうかと思う。
読了日：5月25日 著者：ウイリアムアイリッシュ,WilliamIrish
象牙色の嘲笑〔新訳版〕(ハヤカワ・ミステリ文庫)の感想
お久しぶりのリュウ・アーチャー。新訳ということで読む。確かにカラードに対する扱いなど時代を感じさせるものではあるけれど、いいものはいい！
読了日：5月24日 著者：ロス・マクドナルド
猫と忍者と太閤さん (集英社文庫)の感想
順調に7作目。楽しい。
読了日：5月23日 著者：田中啓文
歴史時代小説名作アンソロジー - 刀剣 (中公文庫)の感想
刀剣に特に興味はないし、チャンバラシーンは読み飛ばすのではあるけれど、名作アンソロジーになっていたので。アンソロジストは末國善己さん。読んだことがあるはずなのだが、宮部さんのお初ものが面白かった。
読了日：5月23日 著者：
蜷川幸雄の仕事 (とんぼの本)の感想
今さらながら見落とした作品の多いこと、演出の肝を見落としていたことに気づかされる。『尺には尺を』最後の蜷川作品になるのだろうか。心して観劇したい。
読了日：5月22日 著者：蜷川幸雄,山口宏子
出署せず (新潮文庫)の感想
続けて2作目を。ずいぶん主人公の柴崎さんのキャラにも慣れてきていちおう読めるのだが、事件が解決してもカタルシスは得られない。残念ながら安積さんや竜崎さんには遠く及ばないのだなぁ。
読了日：5月21日 著者：安東能明
撃てない警官 (新潮文庫)の感想
面白い＝好みに合う警察小説を探して。主人公のキャラが好きになれなくて（上昇志向があるくせに愚痴っぽくて）ちょっとどうかなぁ。
読了日：5月20日 著者：安東能明
Ker 死神の刻印 (集英社文庫)の感想
上手いページターナー。積み残したことがたくさんあって、特に自分の過去を思い出した主人公がこれからどういう行動を取るか、次作へ期待させるところがまた上手い。
読了日：5月19日 著者：エメリーシェップ
引っ越し大名三千里 (ハルキ文庫 と 6-2)の感想
土橋さんは歴史の隙間の面白いエピソードを見つけてくるのがうまいのだが、今回は生涯で7回もの国替えを経験した松平直矩の引っ越し。国替えって簡単に受け取っていたが、そうか"引っ越し"なのだと目から鱗（狭い我が家でも引っ越しはたいへんなのに）ただ、まぁ7回もの引っ越しの全部の詳細を書き連ねるわけにもいかず、あらすじっぽいのが惜しまれる。いつもの面白さがうすくて残念。
読了日：5月18日 著者：土橋章宏
深読みシェイクスピア (新潮文庫)の感想
シェイクスピアつながりで。蜷川シェイクスピアの全作翻訳をされている松岡さんの作品論＆翻訳裏話。本書で取り上げられている中で観たお芝居は『ハムレット』だけだったけれど、とても分かりやすく面白いものだった。松岡さんの場合、実際に稽古に立ち合い、その場で（役者側からのサジェスチョンもあり）翻訳に変更があることが特異的で、なるほどと思うことも多く、逆に役者ってそこまで考えてセリフをしゃべっているのかという驚きも。『尺には尺を』の観劇を楽しみに。
読了日：5月17日 著者：松岡和子
シェイクスピアの正体 (新潮文庫)の感想
シェイクスピアが誰であろうと残っている戯曲からのみ評価すればよいと思ってしまうのだが、写楽が誰かという問題にもよく似て喧しいらしい。河合祥一郎先生が数多の資料を読み込んで論を展開してくださっていても、浅学の身では結局のところ真偽を判別できたりはしない。エリザベス朝のあれこれが面白かった。
読了日：5月15日 著者：河合祥一郎
図書館の殺人の感想
EQばりも終にダイイングメッセージまで登場。本作はちょっと犯人に疑問が。いえ、推理ではなく設定が。ま、次も出たら読みますけど、たぶん方向性がずれていくだろうなぁ。
読了日：5月11日 著者：青崎有吾
体育館の殺人 (創元推理文庫)の感想
単行本から大幅改稿ということでいちおう流し読み。なるほど。
読了日：5月11日 著者：青崎有吾
風ヶ丘五十円玉祭りの謎の感想
日常の謎の短編集。ラノベの読者たちを本格好みに向かわせる橋渡しになれるのかも。
読了日：5月11日 著者：青崎有吾
水族館の殺人の感想
初期のEQを踏襲している感じがとても楽しい。
読了日：5月11日 著者：青崎有吾
名探偵コナンvs.黒ずくめの男達 PART3 (少年サンデーコミックススペシャル)
読了日：5月10日 著者：青山剛昌
ステイ・クロース (ヴィレッジブックス)の感想
良くも悪くも映画的。17人もの連続プラスαの殺人を描きながらサスペンスはそれほど盛り上げず、いちおうのハッピーエンド・・・。一気に読ませるところはうまいというべきか。ノン・シリーズ。積読から引っ張り出した。
読了日：5月8日 著者：ハーラン・コーベン
体育館の殺人の感想
シリーズ第4作が出ていることに気づき（第1作の本書を）どんなもんだろうと読んでみた。推理は穴だらけだし、犯人はすぐにわかってしまうのだけど、それなりに紆余曲折を設定し、終末のひねりも探偵役のキャラも面白かった。2012年第22回鮎川哲也賞受賞作。
読了日：5月7日 著者：青崎有吾
天平の女帝 孝謙称徳の感想
見ていたかのような小説化ではあるのだが、孝謙称徳帝自身にこのような意思がはたしてあったか、そこに違和感を禁じえずストーリーに入り込めなかった。
読了日：5月5日 著者：玉岡かおる
検証! 古代史「十大遺跡」の謎 (PHP文庫)の感想
考古学の新規の発見はよほど注意していないと（よほど大発見でないと）報道と記憶の隙間に落ちてしまう。初耳の遺跡もあり、興味深い内容だった。昔考古学者になりたかった（ような気がする）
読了日：5月5日 著者：関裕二
美術手帖 2015年 12月号
読了日：5月5日 著者：
syunkonカフェごはん レンジで絶品レシピ (e-MOOK)
読了日：5月5日 著者：山本ゆり
怪盗ルパン伝 アバンチュリエ(5) 奇巌城・下 (ヒーローズコミックス)
読了日：5月5日 著者：森田崇,モーリス・ルブラン
怪盗ルパン伝 アバンチュリエ（４）奇巌城・中 (ヒーローズコミックス)
読了日：5月2日 著者：森田崇,モーリス・ルブラン
あしょんでよッ ～うちの犬ログ～ 1 (MFC ジーンピクシブシリーズ)
読了日：5月2日 著者：らくだ
あしょんでよッ ~うちの犬ログ~ (2) (ジーンピクシブシリーズ)
読了日：5月2日 著者：らくだ
名探偵コナン 89 (少年サンデーコミックス)
読了日：5月2日 著者：青山剛昌
読んだページ数：10005ページ
貴婦人として死す (創元推理文庫)の感想カー（カーター・ディクスン）は確かあまり読んだことはなかったはずだが、新訳で出ていたので。1943年の作品。犯人はすぐにわかるのだが、人物造形もよく楽しめた。解説にカーその他のおすすめが書かれていて・・・ちょっと罪作り？（笑） 新訳が出たものからゆっくり読んでいこうかな。
読了日：5月30日 著者：カーター・ディクスン
弁護士の血 (ハヤカワ・ミステリ文庫)の感想ちょっとばかり映画の原作のようだったが、面白かった。机上のニューヨークなのが惜しまれる。シリーズ作品をたのしみにしている。
読了日：5月29日 著者：スティーヴ・キャヴァナー
米原万里ベストエッセイ (2) (角川文庫)の感想続けてⅡを。もう亡くなられて10年になるのですね。ほんとうに稀有な方でした。
読了日：5月28日 著者：米原万里
米原万里ベストエッセイ (1) (角川文庫)の感想一時よく読んでいたが、リアル書店で平積みされていて懐かしくて。やっぱりうまいなぁと思う。
読了日：5月28日 著者：米原万里
荒仏師 運慶の感想鎌倉時代になぜ運慶は忽然と（という印象）現れたのだろうかとぼんやりと思っていたが、それ以上調べることもなくその生涯を知らなかった。簡潔な文章でその時代背景とともに描かれた運慶はもちろん魅力ある人物で、これまで漫然と見てきた仏像たちを本書を読み直しながら観たいと強く思う。
読了日：5月28日 著者：梓澤要
幻の女〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)の感想これも新訳が出たので。大昔に読んだときはサスペンスが盛り上がってよかったのだが・・・今となってはミステリとしてはどうかと思う。
読了日：5月25日 著者：ウイリアムアイリッシュ,WilliamIrish
象牙色の嘲笑〔新訳版〕(ハヤカワ・ミステリ文庫)の感想お久しぶりのリュウ・アーチャー。新訳ということで読む。確かにカラードに対する扱いなど時代を感じさせるものではあるけれど、いいものはいい！
読了日：5月24日 著者：ロス・マクドナルド
猫と忍者と太閤さん (集英社文庫)の感想順調に7作目。楽しい。
読了日：5月23日 著者：田中啓文
歴史時代小説名作アンソロジー - 刀剣 (中公文庫)の感想刀剣に特に興味はないし、チャンバラシーンは読み飛ばすのではあるけれど、名作アンソロジーになっていたので。アンソロジストは末國善己さん。読んだことがあるはずなのだが、宮部さんのお初ものが面白かった。
読了日：5月23日 著者：
蜷川幸雄の仕事 (とんぼの本)の感想今さらながら見落とした作品の多いこと、演出の肝を見落としていたことに気づかされる。『尺には尺を』最後の蜷川作品になるのだろうか。心して観劇したい。
読了日：5月22日 著者：蜷川幸雄,山口宏子
出署せず (新潮文庫)の感想続けて2作目を。ずいぶん主人公の柴崎さんのキャラにも慣れてきていちおう読めるのだが、事件が解決してもカタルシスは得られない。残念ながら安積さんや竜崎さんには遠く及ばないのだなぁ。
読了日：5月21日 著者：安東能明
撃てない警官 (新潮文庫)の感想面白い＝好みに合う警察小説を探して。主人公のキャラが好きになれなくて（上昇志向があるくせに愚痴っぽくて）ちょっとどうかなぁ。
読了日：5月20日 著者：安東能明
Ker 死神の刻印 (集英社文庫)の感想上手いページターナー。積み残したことがたくさんあって、特に自分の過去を思い出した主人公がこれからどういう行動を取るか、次作へ期待させるところがまた上手い。
読了日：5月19日 著者：エメリーシェップ
引っ越し大名三千里 (ハルキ文庫 と 6-2)の感想土橋さんは歴史の隙間の面白いエピソードを見つけてくるのがうまいのだが、今回は生涯で7回もの国替えを経験した松平直矩の引っ越し。国替えって簡単に受け取っていたが、そうか"引っ越し"なのだと目から鱗（狭い我が家でも引っ越しはたいへんなのに）ただ、まぁ7回もの引っ越しの全部の詳細を書き連ねるわけにもいかず、あらすじっぽいのが惜しまれる。いつもの面白さがうすくて残念。
読了日：5月18日 著者：土橋章宏
深読みシェイクスピア (新潮文庫)の感想シェイクスピアつながりで。蜷川シェイクスピアの全作翻訳をされている松岡さんの作品論＆翻訳裏話。本書で取り上げられている中で観たお芝居は『ハムレット』だけだったけれど、とても分かりやすく面白いものだった。松岡さんの場合、実際に稽古に立ち合い、その場で（役者側からのサジェスチョンもあり）翻訳に変更があることが特異的で、なるほどと思うことも多く、逆に役者ってそこまで考えてセリフをしゃべっているのかという驚きも。『尺には尺を』の観劇を楽しみに。
読了日：5月17日 著者：松岡和子
シェイクスピアの正体 (新潮文庫)の感想シェイクスピアが誰であろうと残っている戯曲からのみ評価すればよいと思ってしまうのだが、写楽が誰かという問題にもよく似て喧しいらしい。河合祥一郎先生が数多の資料を読み込んで論を展開してくださっていても、浅学の身では結局のところ真偽を判別できたりはしない。エリザベス朝のあれこれが面白かった。
読了日：5月15日 著者：河合祥一郎
図書館の殺人の感想EQばりも終にダイイングメッセージまで登場。本作はちょっと犯人に疑問が。いえ、推理ではなく設定が。ま、次も出たら読みますけど、たぶん方向性がずれていくだろうなぁ。
読了日：5月11日 著者：青崎有吾
体育館の殺人 (創元推理文庫)の感想単行本から大幅改稿ということでいちおう流し読み。なるほど。
読了日：5月11日 著者：青崎有吾
風ヶ丘五十円玉祭りの謎の感想日常の謎の短編集。ラノベの読者たちを本格好みに向かわせる橋渡しになれるのかも。
読了日：5月11日 著者：青崎有吾
水族館の殺人の感想初期のEQを踏襲している感じがとても楽しい。
読了日：5月11日 著者：青崎有吾
名探偵コナンvs.黒ずくめの男達 PART3 (少年サンデーコミックススペシャル)読了日：5月10日 著者：青山剛昌
ステイ・クロース (ヴィレッジブックス)の感想良くも悪くも映画的。17人もの連続プラスαの殺人を描きながらサスペンスはそれほど盛り上げず、いちおうのハッピーエンド・・・。一気に読ませるところはうまいというべきか。ノン・シリーズ。積読から引っ張り出した。
読了日：5月8日 著者：ハーラン・コーベン
体育館の殺人の感想シリーズ第4作が出ていることに気づき（第1作の本書を）どんなもんだろうと読んでみた。推理は穴だらけだし、犯人はすぐにわかってしまうのだけど、それなりに紆余曲折を設定し、終末のひねりも探偵役のキャラも面白かった。2012年第22回鮎川哲也賞受賞作。
読了日：5月7日 著者：青崎有吾
天平の女帝 孝謙称徳の感想見ていたかのような小説化ではあるのだが、孝謙称徳帝自身にこのような意思がはたしてあったか、そこに違和感を禁じえずストーリーに入り込めなかった。
読了日：5月5日 著者：玉岡かおる
検証! 古代史「十大遺跡」の謎 (PHP文庫)の感想考古学の新規の発見はよほど注意していないと（よほど大発見でないと）報道と記憶の隙間に落ちてしまう。初耳の遺跡もあり、興味深い内容だった。昔考古学者になりたかった（ような気がする）
読了日：5月5日 著者：関裕二
美術手帖 2015年 12月号読了日：5月5日 著者：
syunkonカフェごはん レンジで絶品レシピ (e-MOOK)読了日：5月5日 著者：山本ゆり
怪盗ルパン伝 アバンチュリエ(5) 奇巌城・下 (ヒーローズコミックス)読了日：5月5日 著者：森田崇,モーリス・ルブラン
怪盗ルパン伝 アバンチュリエ（４）奇巌城・中 (ヒーローズコミックス)読了日：5月2日 著者：森田崇,モーリス・ルブラン
あしょんでよッ ～うちの犬ログ～ 1 (MFC ジーンピクシブシリーズ)読了日：5月2日 著者：らくだ
あしょんでよッ ~うちの犬ログ~ (2) (ジーンピクシブシリーズ)読了日：5月2日 著者：らくだ
名探偵コナン 89 (少年サンデーコミックス)読了日：5月2日 著者：青山剛昌
