書店外商の無常日記

人生という名のフィールドワーク

2016/10/09 Sun.

2016年10月10日 | 日記
 放送大学富山学習センターの「学生の集い」に出かける。親睦的行事にはほとんど出たことはないが、2件ある講演の内容に関心があったので参加することにした。講演といってもミニ面接授業といった感じである。



 午前中の講演は「今、消費者に求められること」と題し、環境問題と消費者問題について。昭和時代の経済成長一辺倒から市民の意識が変わったことは間違いないが、疑問が参加者から呈された。洗剤など使い捨ての容器から詰め替え用の簡素な容器に入った製品が多くなってきているということに関して、「そういったものは使い捨て容器に入ったものより概して量が少なく、値段が高い。全然『エコ』ではないではないか」といったもの。「使い捨て容器と詰め替え用パウチを製造する際の石油資源の使用量を比べると長い目で見れば環境に優しいのではないか」と講師は力説するが、確かわざわざ高いものを買う人はそう多くないだろう。あとで気がついたが、講師の言う「エコ」は「エコロジー」のことで、発言した参加者の言う「エコ」は「エコノミー」なのである。たとえば、電気をこまめに消すとか水道を出しっ放しにしないというのは「エコロジー」であり「エコノミー」でもあるが、「エコロジー」なことがその場で必ずしも「エコノミー」であるとは限らないのである。

 その他、消費者問題の解説など。



 午後の講演は「買い物弱者と共同店―中山間地域における地域の取り組み」。過疎化と高齢化による「買い物難民」対策の各地の事例から、沖縄に昔からある住民出資の経済組織である「共同店」の成り立ちと現状に話がすすむ。沖縄には「模合(もあい)」と呼ばれる、仲間内で金銭を積み立てる頼母子講的慣習があるのを何かで読んで知っていたが、「共同店」もその思想は同じのように思えた。

 そのあと、地元デュオコンビらによるミニコンサート。
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