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1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

封神演義 第4部 武成王造反 藤崎竜 1997年6月9日 集英社

2015-05-25 07:59:12 | 封神演義
るべき戦争に備えて太公望が力を蓄えている頃、武成王・黄飛虎は妲己の策により大切なものを失っていた・・・。朝歌を離れ西岐へ向かう黄飛虎に、妲己や聞仲の刺客が迫る!世界の在り方を巡る歴史ファンタジー!

99文字。まだ裏表紙のあらすじ無いからさ・・・。



第25回 妲己・喜媚の3分間クッキング

四不象の日記
○月×日晴れ
御主人は今日も霊穴で瞑想してるっス退屈っスよ
覚悟を決めたらから、必要なことを始めた訳ですな・・・。
そして月日は少し流れたっス
『少し流れた』・・・たぶん5年以上。

伯邑考「父上・・・・・・」
 「この禁城のいずこかにおわすのか・・・」
(回想・朝歌に向かう前の姫昌)
姫昌「もし私に何かあったとしても絶対にこの西岐を出るな私は必ず戻る」
(回想終わり)
伯邑考「――しかし父上が妲己に捕まえられてからもう何年もたつ」
 「臣下や弟たちは反対したがもうこれ以上待てないのです」
伯邑考は父・姫昌の恩赦を願うため朝歌に来てしまったのです・・・。

喜媚「妲己姉さまっどこへ行きっ☆」
妲己「喜媚♡」
 「伯邑考ちゃんの所よん♡」
喜媚「はくゆうこう?」
妲己「あのヒトはどうも誘惑の術のかかりが悪いようなのん♡」
 「だから誘惑の術を完成させるためにそういうヒトの研究をしようと思うのん♡」
そして伯邑考に琴の手ほどきをおねだりして2人きりになる妲己ちゃん。
しかし・・・
伯邑考 妲己・・・・・・・・・
 こんなときに何を考えているんだ俺は!
 強制的な心の支配
 こらえろ!これこそが妲己の力なのだ!!
 西岐の民も臣下も皆父上の帰りを待っている!
 西岐の未来のためにも俺は負けられない!!
他に妲己ちゃんの誘惑の術(テンプテーション)に対抗できた人間は、武成王しかいない。
家柄良し、顔良し、精神力良し・・・姫昌の後継者がこれほどの超人だったとは。
こりゃー太公望も少しは楽ができそうですなー。

ところが。
貢物として持ってきた猿が、なんと妲己ちゃんを襲うというとんでもない事態が発生。
妲己「伯邑考・・・」
 「わらわがここまでやって誘惑されなかったのはあなたが初めてよん」
 「――でもそれも終わり」
 「わらわを傷つけた罰は「死」のみよん」
あああああ・・・・・・

妲己「妲己っ♡」
喜媚「喜媚のっ☆」
妲己・喜媚「昼食」
 「ばんざい!!」
今日のメニューはおいしそうなひき肉を使ったハンバーグだよっ☆
出来上がったハンバーグはあるところに届けられました・・・。

見張り「昼メシだ姫昌」
 「今日は妲己さまのお手製だぞ」
 「心して食え」


姫昌「おおっ有難い!!私はハンバーグが大好物なのだ!!!」
見張り「そうかい」
(見張り部屋から去る)
姫昌「・・・・・・・・・・・・」
 「伯邑考・・・・・・・・・」
・・・(´;ω;`)ブワッ
その様子があまりにマヌケということで、姫昌は解放されることに。
これは妲己ちゃんのカワイサをもってしても問題無しっ☆・・・はっ!?

喜媚「姉さまっ☆帰しちゃっていいのっ?」
 「あのヒトきっと叛乱を起こすよっ?」
妲己「あらん♡起こしてもらわなきゃ困るわん♡」
 「大戦争をねん♡」
いったいどういうことだってばよ?と謎の言葉を残して次回。



第26回 聞仲VS.妲己の構図

四不象「――でもわからないっスよ御主人・・・・・・」
 「だって封神計画とは悪い仙道を封神台に閉じ込める計画のはずっスよ」
 「なのにいいヒトの姜妃や伯邑考さんが閉じ込められるのは納得いかないっス」
だよねぇ?
どういうことだってばよ。kwsk聞きたいものですな。
太公望「封神台は人・仙道にかかわらず「能力の高い者」を閉じ込めるものなのだ」
 「それ故良い人間でも知力や武力が高ければ魂は引っ張られてしまうのだよ」
なんて迷惑なシステムなんだ・・・
元始のじじぃめ・・・ぶちころすぞ(´・ω・`)
そんなことを話してる間に、太公望はとうとう西岐に到着したのでありました。

その頃朝歌では、反乱の鎮圧に出ていた太師(=軍師)・聞仲が帰還。
聞仲「少し老けたな飛虎」
黄飛虎「おまえ・・・帰って来るなりそりゃねぇだろ!」
 「老けねぇ道士のほうがよっぽど気色悪ぃぜ!!」
聞仲「フッ・・・お互い口の悪さは変わらんな」

聞仲「留守中よく殷を潰さずにいてくれた」
黄飛虎「大変だったぜジャジャ馬がいやがるからな」
聞仲「だが二人ならジャジャ馬も馴らせよう」
おおー友情パワーですなー。
聞仲は殷の太師であり、紂王の教育係であり、昔同じように城に入り込んだ妲己を倒した程の実力者でもある。
どのくらい強いのかというと、1人で崑崙山を滅ぼせるくらいに強い。

妲己を牽制しつつ、自分がいない間に行われた炮烙や蟇盆などの悪業の始末をつける聞仲。
武成王の黄飛虎すら(人質がいるせいで)どうにもできなかったことを帰還早々バリバリやる。政治の面も抜かり無いですなー。
すっかりダメな子だった紂王も立ち直れそうだし、これで殷は大丈夫だね!

黄飛虎 このまま何もかもうまく行きそうに思えた
 だが・・・・・・
聞仲「叛乱?」
 「東伯候が・・・?」
妲己のせいで父親の先代東伯候は処刑され、姉の姜妃は自害。
父親の跡を継いで東伯候になった姜文煥がキレるのは当然の流れ。
聞仲が帰還したらすぐ追い払えるように「仕事」を用意しておくとは・・・
聞仲「狐め・・・最大の武器は誘惑よりもその頭脳か・・・」
 「だが次からはこうはいかんぞ妲己!!」
ナレーション こうして聞仲は再び遠征に出て行き
 全ては元の木阿弥となった
妲己「まだまだこれからよん♡」
 「聞仲ちゃんと武成王に働いてもらうのはねん♡」
次は何をする気なんだ妲己ちゃんは・・・というところで次回



第27回 太公望の弟子
天然道士・武吉登場。
身体能力は作中随一の彼が、太公望に弟子入りを願い出る理由・・・
なんと彼の父親は蟇盆に落とされて亡くなったというのです。
太公望「・・・・・・あれはわしの不注意が招いた惨事だった」
 「さぞわしが憎いであろうに」
(首を振る武吉)
武吉「みんなはお師匠様が悪いって言ってますが」
 「でもよぉく考えると本当に悪いのは妲己です!!」
 「そしてお師匠様は悪い妲己から逃げずに一人で立ち向かった偉い人です!!」
 「ぼくも一緒に戦いたいんです!平和に生きたいから!!」
えええ・・・精神面も作中随一なんじゃ・・・。
しかし武吉は牢の中。姫昌に怪我をさせた(太公望を走って追いかけてる時に轢いた)罪で、武吉は死罪になる予定。
こんなことでいいんですか!?と憤るまでもなく、牢を吹き飛ばす太公望。
『わしがなんとかする!』なんとかできるのか?で次回。


28回 太公望と姫昌
姫昌の息子であり『西岐でも最高の政治家』周公旦に直談判する太公望。
力がありながら紂王や妲己ちゃんの悪政を放置することは「罪」だと糾弾。
太公望「武吉のつまらぬ罪を問う前に己の罪に気づかぬかボケ!!!」
そうだそうだ!
もっと言ってやれ!
周公旦「――で?」
 「結局おまえは誰なんだ?」
太公望「・・・・・・・・・わしは道士・太公望だ」
周公旦「そうかこの穴はおまえの仕業だな」
 「器物損壊の罪でタイホだ!!」
太公望「ああっ!!!」
\(^o^)/

しかし周公旦から話を聞いた姫昌が太公望に興味を示し、武吉も釈放される運びに。
いやーよかったよかった。

姫昌「・・・・・・」
 「お聞きしたい」
 「私はこれから何をすべきかを」
・・・
太公望「挙兵して殷を討て!」
 「そして新しい国を創れ!!」
 「そしておぬしが次の王となるのだ!!」
姫昌「重いな・・・」
 「歴史の重圧で潰れてしまいそうだ」
 「――だがこれも私の天命なのかもしれない」
いよいよ土台が固まったのでありました・・・で次回。


時間厳しい/(^o^)\

武成王造反①-賈氏と黄氏-
妲己ちゃんの策により、黄飛虎の妻・賈氏、さらに妹の黄氏までもが・・・
紂王「どっ・・・どれ顔を見してみい!」
 「か~~し~~ちゅわぁ~~ん♡」
しねばいいのにっ☆

武成王造反②-紂王の力-
決着をつけるべく紂王に挑む黄飛虎。
申公豹「ほう・・・・・・」
 「紂王もやるものですね」
 「武成王は仙人に匹敵する武術の達人」
 「それと対等に闘う紂王・・・・・・」
 「おかしいですね普通の人間が仙骨のある武成王と対等だなんて」
 「それに彼はもう30代後半のはずなのにあの若さもおかしいです」
 「妲己・・・あなたは紂王を「改造」しましたね」
どういうことだってばよ・・・?
結局対決は『改造』されたらしい紂王が勝利し、黄飛虎は朝歌を去る。
ここからが本当の地獄だ・・・!


武成王造反③―天下登場―
サブタイトル通り。
黄天化「へへっ」
 「俺っちは黄天化!黄飛虎の次男ってトコかな!!」
黄飛虎の父親を人質にとった妲己ちゃんの部下を瞬殺。
きゃー天化さーん!

武成王造反④―太公望の合流―
サブタイトル通り。
太公望「急ぐのだスープー!!」
 「武成王に妲己の刺客が・・・・・・いや」
 「それ以上に危険な聞仲の刺客が・・・・・・いや」
 「それより何よりわしの出番がなくなる!!
ありませんでした

武成王造反⑤―哪吒・発進!!!―
サブタイトル通り。
太公望の援軍として送るため哪吒を自由にさせたら、即座に命を狙われる太乙真人。
しかし華麗なロボットさばきと宝貝で哪吒を圧倒する。

白鶴「哪吒!!!」
太乙「げっ!!やりすぎたか!!?」
哪吒「・・・・・・・・・!!!」

太乙「哪吒!!!」
白鶴「・・・・・・・・・・・・」
 「なにかに言っても結局哪吒がかわいいんですね」
親バカすぎてほほえましいですなぁ・・・。
宝貝をエサにして、哪吒に指令を聞かせることに成功。
哪吒でなければ対応できないという、聞仲の部下・張桂芳と風林の能力とは?
それは次巻のお楽しみ・・・で、おしまい。



結局この時間だよ!


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