今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

機動戦士Vガンダム ②マルチプル・モビルスーツ 富野由悠季 1993年9月1日 角川書店

2015-12-06 06:59:56 | ガンダム
 地球連邦政府に反旗を翻した〝ザンスカール帝国軍"の侵攻により、故郷を追われてしまったウッソとシャクティ。その混乱でふたりは、市民抵抗組織〝リガ・ミリティア"のニュング部隊と出会い、行動を共にする。<ウッソに戦って欲しくない!>というシャクティの願いも虚しく、ニュング部隊は、ウッソのNT的な閃きに注目し、〝Vガンダム"のパイロット候補にしてしまう。シャクティのために故郷へ帰るか、それとも戦士としてベスパと戦うか? そんな葛藤の中でMS群の攻撃が始まり、ウッソは、Vガンダムで出撃した!
 ますます白熱する第2弾!!
前袖より。
1ページ目はシュラク隊のお姉さんの集合イラストだ―い。
何人かすぐ死ぬけど





 そういわれれば、正直なシャクティには、マーベットにかえす言葉がなかった。
Q.Vガンダムのパイロットはマーベットさんじゃね?
A.ウッソの方が『じょうずでしょ?』(確信)

たまたま拾った子どもだろうが、使えるモンは使うんです。
リガ・ミリティア、余裕無い組織ダナー。



1 パイロット候補生

 ニュータイプとは、環境と共生できる、ごくふつうの生物の境地のことである。
 人は、技術と文明をもったおかげで、素直な生物の種として、自然界と適合することをやめた変種なのだ。
 その種としてもってしまった歪みを矯正するだけのこと・・・・・・。
 それができた人こそ、ニュータイプであるはずなのだ。
1年戦争以来、「凄いパイロット」を指すものと化した『ニュータイプ』、その真の意味。




2 ラゲーンのファラ

「・・・・・・ガンダムは、抵抗分子にとっては、伝説的な名前です。ほんらい、われわれザンスカールが、地球連邦政府にたてついているのですから、ガンダムという名前は、われわれに帰属するものです。それをリガ・ミリティアごときがつかうとは・・・・・・」
初代ガンダム→連邦軍の新兵器
陸戦型ガンダム→連邦軍の量産機
アレックス→連邦軍の新兵器
GPシリーズ→連邦軍の新兵器
ガンダムMk-Ⅱ→連邦軍の新兵器
Zガンダム→エゥーゴ(=連邦軍)の新兵器
ZZガンダム→エゥーゴ(=連邦軍)の新兵器
νガンダム→連邦軍の新兵器
ユニコーン→連邦軍の新兵器
F91→連邦軍の新兵器

『地球連邦政府にたてついている』ガンダム、なくね・・・・・・?
パイロット連中は軍のやり方にただ従うタイプではないけどさ、
ザンスカールのように市民皆殺し的なことをやったガンダムはねーよ。
ピピニーデン、マイナス50ポインツ!


「当方のマシンの名前の大半は、フォンセ・カガチの趣味でつけられたものだ。木星帰りのおかげで、ボケているのだ。いい名前というものは旗印にもなるということは、歴史がおしえてくれている」
うん、ザンスカールのMSは名前がダサいよね。
でも老人の『趣味』じゃ仕方ないね。




3 シュラク隊の女たち

 ウッソの目の前のマーベットの横顔には、生気がなかった。
 その理由は、ウッソにもわかっていた。
 オリファーは、マーベットが心を許している男性なのだが、その彼があつめたパイロットたちが、すべて女だったということは、マーベットにはおもしろくない。
しかも全員スタイルよくて美人だから面白いはずがない。
『技量と人柄でえらんでいったら』、そうなるのは必然ともいえるけど。
「自信」と「優しさ」を併せ持っているってことだもの。
『すべて女』なのは・・・・・・ま、グーゼンかナ。



4 もうひとつの両親の顔

 これは、理屈でわりきれるものではない。
 あしたにも死んでしまうのなら、子供は産んでおきたいという単純な思考・・・・・・むしろ、動物として、本能的な欲望であろう。
少子化対策を閃いたぜっ!
毎日マイナンバーで抽選して、当たった人は死んでもらおう(提案)

晩婚化で高齢出産の「技術」は進んでいくだろうけど、
逆の発想で、「高齢出産無理だわー」って流れになったら出生率上がる・・・・・・?
ま、上がったとしてもシングルマザー()が増えそうな気もする。



5 ラゲーンのカテジナ

「・・・・・・元気になってよかった・・・・・・カテジナ・ルースさん・・・・・・」
「よぶんなことを・・・・・・なさって・・・・・・」
 包帯のしたのくちびるは動きもみせず、白い包帯のあいだからのぞく瞳から、涙があふれているようだった。
10代の少女が『全身に火傷の傷をおった』ら、絶望するだろうよ・・・・・・。
『ムッとして』ねーでそんくらい想定しとけクロノクル。マイナス10ポインツ!



9 連邦のクズ

「アハハハ・・・・・・ぼくって、なんでこんなに、もてんだろうかなー」
黙れメガネ。
V2のコアファイター返せ。



11 アタック・フォーメーション

 前線という現場を知らないものが、戦争全般の指揮をするというのは、奇妙なことなのだが、近代戦争のたいはんが、この方式で実行された。
 だから、戦争は、はてしなく無残になるのだ。
国家元首同士による時間制限とTKO無しの殴り合いで勝負を決めよう(提案)



13 不時着したポイント

「・・・・・・冗談ではない。われわれザンスカールこそ地球連邦政府という体制に反逆しているものだぞ」
初代ガンダム→連邦軍の戦力
陸戦型ガンダム→連邦軍の戦力
アレックス→連邦軍の戦力
GPシリーズ→連邦軍の戦力
 (2号機の件は開発者の意図ではない)
ガンダムMk-Ⅱ→連邦軍の内戦
Zガンダム→連邦軍の内戦
ZZガンダム→連邦軍の戦力
νガンダム→連邦軍の戦力
ユニコーン→連邦軍の支配は拒絶、しかし連邦の敵ネオジオンを止めている
F91→連邦軍の戦力

Mk-Ⅱ・Zは体制に反逆と言えるかもしれないけど、あれ結局「軍の内戦」だし。
連邦軍とはっきり「敵」として戦ったことがあるのはユニコーンだけで、
それも連邦軍をぶっ潰せって形じゃない。
ガンダムは「反逆の象徴」じゃなくて「反撃の象徴」と呼ぶべき。

そういう意味で、リガ・ミリティアがガンダムを使うのは正しい。
クロノクル、マイナス10ポインツ!



16 ウッソとシャクティ

『自分のやっていることは、子供まで戦争にまきこむことだ・・・・・・これでいいわけがない・・・・・・カサレリアに帰してやれるものならば、帰してやりたい・・・・・・』
 しかし、いましがたの戦闘でみたウッソの技量は、シュラク隊の誰よりもすぐれているのである。
 そういったパイロットのひとりを、ムザムザと手放すことなどできるものではないのだ。
2巻では遂にVガンダムで実戦に挑み、しかも戦果を挙げてくるウッソ。
シュラク隊なんか出撃の度に人数が減っていくんだから・・・・・・。

でも、戦いに巻き込まれたウッソとシャクティは帰りたい訳です。
そんなウッソの気持ちを変えたのは・・・・・・
 シャクティは、そのとき、ウッソのお姉さん好きがはじまったのだ、ともわかっていた。
ここだけ引くとエロガキみたいだ(^з^)



17 ゴメス輸送部隊

「イエロージャケットがテスト中のシャッコーに比べると、運動性はいいんですけど、ドッキングするというので、あのドッキング部がモロいんじゃないかなって、ちょっと怖いです。ドッキングとか変形するんで、コクピット部のショック・アブソーバのスペースがじゅうぶんにとれてないでしょう? だから、衝撃もハードにかんじて、なんていうのかな・・・・・・パイロットを大事にしていない機体ってかんじがします」
ウッソによるVガンダム評。
パイロットの安全が犠牲に・・・・・・大した欠陥機じゃないか!
しかもこの意見、後継機に反映されない
ヒドイ話だ。



19 アーティ・ジブラルタル

『・・・・・・ぼくは、助平なのかな・・・・・・』
うん。




20 ギロチンの音

「・・・・・・グリフォン家の由来を背負うことを、わたしは、自分の美学にしている。ギロチンの家系を背負ったからには、それを実践してみせるというのも、タシロ・ヴァゴ大佐の意思でもある」
ザンスカールの地上軍を指揮するファラ・グリフォン中佐。
ザンスカールを象徴するギロチンの執行は待った無し。


『こういうことを思いつき、やってきてしまって、それが、歴史の必然などという言葉遣いは、やめなければならない。抹殺されなければならない種は、知恵をつかう人間の大人たちなのではないか? ぼくら子供が、その大人になるということは、無残なことだ。だとしたら、そうではない大人の世界を獲得しなければならない』
伯爵の敵討ちだザンスカールをやっつけろ!と、ただ単純には考えない。
・・・・・・13歳?すごいチビの33歳じゃないの?




反ザンスカールの組織リガ・ミリティアに巻き込まれたよ!
なんだかんだとVガンダムでベスパと戦うよ!
実は、ウッソの両親はリガ・ミリティアの関係者だったよ!
宇宙に両親がいるかも!←今ココ

ウッソの戦いは続く。続くったら続く。


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