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1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

封神演義 第10部 趙公明攻略・上 藤崎竜 1998年7月8日 集英社

2015-06-05 06:59:31 | 封神演義
週1くらいとは言ったけど週1回とは言ってない。(きりっ)

よいよ朝歌へ向けて進軍した太公望たち。その行く手を塞ぐのは、「金鰲三強の一角」にして「麗しき貴族」・趙公明!!四不象をはじめ奪われた人質を救うことはできるのか!?世界の在り方を巡る歴史ファンタジー!

100文字。太子の話は無かったことになってしもうた/(^o^)\



第80回 太子の選択・その4


殷郊 勝敗は決したか・・・・・・
 否こうなる事は初めからわかっていた
 人間同士の戦いでは太公望には勝てないと・・・
太公望の策の前に総崩れの殷軍。
これは仕方ない。
仙人界では用兵まで学ぶ時間は無かっただろうし、兵の士気の差も明らかだし。
むしろ「戦いは数だよ!」を理解して実践したのは偉い。
だからもう無理は止めて諦めるんだよ、お兄ちゃん・・・。

殷郊「たとえ私一人になってもあきらめない!」
 「どんな手を使おうとも殷を守ってみせる!!」
弟の殷洪の呼びかけにも動じず、宝貝・番天印で周の兵を攻撃する殷郊・・・
かつて殷郊を助けたことの決着をつけるため、太公望が1人で受けて立つ。

太公望「行くぞ殷郊!!!」
殷洪「・・・・・・・・・!!!」
 「太公望っ!!!」
 「どうしてっ!?兄様を助けてよ!!!」
 「説得してよっ!!許してよっ!!!」
助けてよ 説得してよ 許してよ
殷洪が女の子だったら「どうしてよっ!?」で「てよクワトロ」だったな。

『王太子としての責任果たそうと』している殷郊の覚悟。
それに応えるべく、太公望は今までとは比べ物にならないような力を発揮して戦うのでありました・・・で次回。



第81回 太子の選択・その5

蝉玉「なっ・・・なになにっ?」
 「太公望ってばあんな力があったの?」
楊戩「・・・そもそもあの人は元始天尊さまに認められたほどの才能の持ち主だからね」
 「あれぐらいは出来て当然のはずなんだよ」
あれぐらい→高さ10mくらいの打風刃
今まではせいぜい2mくらい・・・石の人が正面から抱え切れる程度だったし。

小細工無しの戦闘で殷郊を圧倒する太公望。
さすがにシリアスな場面で泥酔拳は使えなかったか。

殷郊「ぐっ・・・」
 「私は殷を守る!!」
 「たとえどんな手を使ってでもっ!!!」
太公望「むっ!!?」
太公望ではなく周の兵を狙いよったで・・・!

太公望「殷郊!おぬし・・・・・・」
殷郊「おっと動かないで下さい」
 「動けば周りの兵士が代わりに死にますよ」
ドン(吹き飛ぶ太公望の左腕)
あわわわわ・・・・・・

殷郊「あなたさえいなくなれば周のダメージは計り知れない!!」
 「殷のためには死んでもらうしかないんだ太公望!!」
太公望「くっ・・・!!!」
殷郊「これが最後だ!!」
(放たれる番天印ビーム)
\(^o^)/
「封神演義」第10部・・・否、「封神演義」完っ!

まさに最後の一撃から太公望を守ったのは・・・・・・
殷洪「に・・・・・・」
 「兄様・・・・・・」
 「も・・・もう・・・・・・」
 「これ以上・・・仲・・・間を殺さない・・・で・・・」
殷洪・・・(´;ω;`)ブワッ

殷洪を撃ったことで錯乱し、番天印を乱射する殷郊。
殷郊「どうしてこれがいけないんだ殷洪!」
 「どうしてわかってくれないんだ!!」
 「どうして!!」
番天印が周の兵士に発射され・・・
太公望「すまぬ殷郊!!!」
太公望対殷郊、決着!?で次回。



第82回 太子の選択・その6~趙公明の荷造り

殷郊 僕がもっと早く生まれていれば良かったのに・・・・・・
 そしてもっと強かったなら・・・・・・
殷郊 悔いはない・・・・・・
 殷の王太子として
 父上と母上の子として・・・・・・
 「殷のために死ねたのだから・・・」
殷郊・・・
太子2人は下山した時期が悪かったなぁ・・・
聞仲が十天君と争う前か、和解した後だったらと思わずにはいられない。

戦闘後も仕事をこなし、ようやく休憩をとる太公望。
黄飛虎「今回はやけに強かったじゃねぇか」
それは楊戩が言ってたじゃないっスか。
太公望が本気を出せば『これぐらいは出来て当然』なんスよ・・・

太公望「まぁのう」
 「これを見よ」
 「太公望新宝貝!!」
 「杏黄旗!!!」
打神鞭が「かっちょよくなった」だけではないのです。
太公望「この旗は黄巾力士のスカーフと同じ構造でのう」
 「黄巾力士は崑崙山からあのスカーフへパワーを送ってもらって動いておる」
 「それと同じくわしもこの旗からパワーをもらって強くなれるのだよ」
(´・∀・`)ヘェー
あれぐらいは出来て当然のはずなんだよ』()

「杏黄旗は扱いの難しい宝貝である」ということで納得しよう。
なにせ『副作用としてしばらくは普通の人間に戻ってしまう』らしいからなぁ・・・
いやースゴイ宝貝ダナー。

太子の死を受けて戦うことに迷いが生じた黄飛虎に、太公望は・・・
太公望「おぬしらしい悩みよのう」
 「だがおぬしが戦えなくともわしは紂王も聞仲も・・・そして妲己も倒す」
 「そのためには何だってしよう!」
 「たとえ腕を失っても血で汚れてでも!!」
戦闘力より精神力がレベルアップしてるなぁ・・・。


一方、朝歌では「あの男」がいよいよ本格的に行動開始。
張奎 こうなったら僕が出るしかない!!
 聞仲さまの代わりに太公望たちを!!!
いや、こっちじゃない。

???「張奎くん・・・」
張奎「ん?」
ヴァアアン
趙公明「そんな大荷物を持ってどちらへ?」
張奎「ああっ!!!」
趙公明ktkr!
趙公明「キミは僕と妲己に抜け駆けをして太公望と戦いに行くつもりだね!」
 「卑劣漢!!僕たちだって太公望で遊びたいのに!!!」
太公望で』。
『真の意味での華やかな戦争』のため、遂に趙公明出陣す・・・で次回。



第83回 巨大趙公明
いよいよ朝歌のすぐ手前、メンチ城にまで進軍した周。
突如現われた妲己ちゃんにより数名が人質にとられ、趙公明との戦いを余儀なくされてしまうのでした・・・で次回。
仙道たちより姫発の「プリンレーダー」の方が索敵においては優秀だと判明する回。



第84回 豪華客船クイーン・ジョーカーⅡ世号
名前だけでも覚えておいてください回。
伏線で評価を上げていくスタイル。


第85回 趙公明攻略Ⅰ―楊戩のくせに大ピンチ―

麗しき貴族"C"の招待状Ⅰ
ネタバレ、2枚目以降は無い。
第86回 趙公明攻略Ⅱ―BRAIN CONTROL―
楊戩が一般人を脅す回。酷い奴だネ!

第87回 趙公明攻略Ⅲ―金鰲の宝貝人間―

キィィィィィィィ
太公望「んお?」
ゴオオオオ
太公望「哪吒!!!」
 「宝貝の修理が終わったのか!!!」
哪吒、参戦。
1時間程度で直るものなのか・・・まぁ太乙だしな。

哪吒「・・・・・・?」
 「昔かいだ匂いがする・・・」
呂岳「ひゃーひゃひゃひゃ!!!」
 「やっぱりキサマが一番乗りか宝貝人間!」
 「よもやこの呂岳様を忘れちゃあおるまいなァ?」
呂岳、再登場。
その隣には人質となった李靖が・・・もちろん気にしない

呂岳「キサマこの人質が見えんのか!!?」
 「キサマの父親だぞ!!!」
哪吒「丁度いい!」
 「そいつもろとも殺してやる!!」
呂岳「キィ~~~ッ」
 「キサマ子供にどんな教育をしてきたんだ!?」
まったくだよ!

哪吒「死ね!!」
呂岳「まっ・・・待て!!!」
 「キサマの相手は小生ではないっ!!!」
 「ちゃーんと強いのを用意しちゃってるよーん!!!」
哪吒「強いの・・・?」
wktk。
(巨大な敵に攻撃される哪吒)
太公望「哪吒!!!」
呂岳「ひゃひゃひゃひっかかったなーっ!!!」
 「そいつは小生の最強の僕・・・」
 「宝貝人間馬元くんだ!!!」
哪吒と同じ「宝貝人間」だってー!?
ただデカイだけであんまり強そうじゃないなぁ・・・
武器としての宝貝は持ってないみたいだし。

しかし馬元に反撃しようとしない哪吒。
一体どうしたんだってばよ!?
哪吒「・・・・・・・・・・・・」
呂岳「ケケケ・・・李靖よよかったナァ」
 「どうやら哪吒は気づいてくれちゃってるみたいだゼァ」
 「馬元くんの腹の中にはあいつの母親が入ってるって事になァ!!!」
まさに下衆野郎っスなぁ。どうする哪吒・・・で次回。



第88回 趙公明攻略Ⅳ―人間の証明㊤―
僕のあの帽子どうしてでせうね?

太乙「何てこった哪吒・・・・・・」
 「どうか敵ごと自分の母親を殺すような事はしないでおくれよ・・・・・・」
そういう冷血野郎ではないだろう・・・
もうちょっとお子さんを信じてもいいのではありませぬか。

反撃し始めたらあっさり馬元の両腕を吹き飛ばした哪吒。
なんだ、やっぱりデカイだけか・・・
哪吒「いいかげんにしろ」
 「弱すぎる」
 「キサマは本気を出していない!」
なん・・・だと・・・?

馬元は同じ「宝貝人間」だという哪吒に「証拠」を要求。
躊躇することなく本体である霊珠を見せる哪吒。心臓の位置っスな。

馬元「同じ・・・・・・」
 「一人じゃなかった・・・」
哪吒「!」

 「馬元・・・・・・」
人質にしていた殷氏を哪吒に渡す馬元。

馬元「おまえにならたのめる・・・」
 「たのむ・・・」
 「おでを・・・おでを殺し・・・」
 「!!」
(馬元の本体に刺される謎の注射)
 「・・・・・・こでは・・・!!」
こういう空気読めない奴は、あいつしかいないっス!

呂岳「そんだけ濃いのを打たれたら理性も吹っ飛んで完全に野獣と化しちゃうよーん!!!」
 「もう逃げられないのだ馬元くん!!!」
あああああ・・・・・・
馬元くんが・・・馬元くんが・・・!
変換したら「李靖も吹っ飛んで」になって吹いた。

呂岳「これでよけいな事は何も考えない怪獣になっちゃったわけだ!!!」
 「さぁ敵をこっぱみじん切りにしちゃえ~~い!!!」
馬元「あ゛ーー」
 「あ゛ーー」
哪吒「馬元・・・・・・」
初めて出会った「仲間」に、哪吒は何を思うのか・・・で第10部完。
呂岳は氏ねじゃなくて死ね



7時までに終わらせるという時間の都合で、ように・・・楊戩の話はほぼカット。
嫌いじゃないっスよ!哪吒よりは優先順位が低いだけで・・・。


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