標記の3つのことを、忘れないように先ずかきつけました。
そうしないと忘れるのです。
先ず、茗荷。
象の足のようなものは夏ミカンの木。その根元に茗荷が芽を出しています。北側の庭にあるので、「蜘蛛の巣が怖いから」とか「蚊に刺されるから」 とかの理由があって、滅多に訪れない場所だったため、今まで茗荷を採ろうとして覗くととっくに花が咲いていたりしていましたが、何と今年は、毎日、犬の散歩から帰るとその足で裏庭に行き、掃除をし、雑草をとっています。(威張ることでもないが・・・。)というわけで、茗荷の芽なんか初めて見ました。
夏ミカンは今年は去年の半分程度の収穫。マーマレードを作っています。
ぼんが、夜、私がいないとずっと吠えているというご近所の皆さんのお言葉に応えて、先日夜の会合があった日はご主人様に来てもらいました。その時はひと声もほえませんでした。だから、ご近所からのクレームは、あるいは大袈裟なのではと、実は思っていなくもなかった。でもね、昨日、かつてしばしば訪問してチーズを頂いてその後は静かに休んでいた家で、私と一緒だったにもかかわらず、吠え続けたのです。老犬とは思えない大きな声で、ひと声ずつ区切って、吠え止みませんでした。早々に辞去して大急ぎで帰宅。家以外を受け付けなくなっていました。まるで赤ちゃん返りです。食事の時も薬のためのジャガイモのおやつも、 大声で吠えて催促します。家を長く留守にする時に預かってもらうことは無理のようです。旅行、だめかも。
お父さんへ:蝉丸を見てきました。舞台です。謡いは随分聞きましたね。うまいなあと感心して聞いたお父さんの声がまだ耳に残っています。今日の舞台は蝉丸も逆髪も女性能楽師でした。私は稽古本を持って行って、こんなに丁寧に聞いたことはないという位丁寧に見てきました。女性の声は凛として美しかった。地謡も女声。舞台は引き締まって劇的な効果を挙げていました。見せてあげたかった。お父さんが女性を演じると、あれほど女性らしかったのは、声の質ではなくて表情だったことが良く分かりました。
午前中、某マンションの9階の眼の前にカラスの巣を見た。
午後からは雨と暴風の予報が出ていて、そろそろその予兆が見え、小雨が降り始めていた。
そのヒマラヤスギは建物に囲まれた広い中庭にあり、30メートル以上の大木。先端近く、針金ハンガーがぶら下がっていて、その上の部分にカラスが巣を作っている。 ハンガーは枝の揺れを防いでいるのだとマンションの家主は言う。ある人は、、巣の部品として集めたハンガーが落ちただけではないかという。

携帯で写したので怪しい写真。この時はカラスは巣に居ない。
この風を無事にやり過ごせただろうか。
公園の雨をよけられる駐輪場のコンクリートの上で1人のホームレスさんが死んだ。
数年間この近所に馴染みのあった人だ。昼間は日の当たるベンチで、元気な時は手仕事をし、その後は静かにラジオを聞いたり煙草を咥えたりの日々だった。一昨年の冬は体調を悪くして、東屋のベンチで3日間位布団にもぐっていて、通行人は気を揉んだが、福祉の手が届いて施設に収容されたという。しばらくするとまた姿を見かけるようになった。穏やかな顔と静かなたたずまいは相変わらずだった。
この冬の寒さでまた寝込んだ。今度はコンクリートの上に寝袋。散歩する多くの人々の眼の前で、衰えていった。先に収容された施設からは人間関係が原因で出てしまったというし、彼に届く手は今度は何もなかった。
彼がそれを自ら強く頑固に望んだのだとしても、
それでよかったのだろうか。
私も彼を見殺しにした1人だ。
・・といっても、今年のアカデミー賞受賞作品「アーティスト」のことではない。
昨年岩波で上映された「木漏れ日の家で」というポーランド映画(DVD)である。画面に登場するティーポットの花模様が着色されていたような気がする。そんな筈はない?・・とにかく、全体に色のない世界だったとは思えなくて、色つきの映画よりも色彩が感じられたのが妙である。その前に見た「ニーチェの馬」もモノクロで、こちらは完全に色彩がなかった。
それはともかく、 この映画の主人公は91歳の女性。大きな木立の中の木造の屋敷に1人で、犬と一緒に住んでいる。この生活ぶりにすっかり惹きつけられた。犬の表情はボンと同じ。犬との暮らしぶりは私と同じ。特に食卓まわりの犬・・(彼女はリキュールのグラスも舐めさせていた。ま、それはさすがにボンの場合はあり得ないが)。
死を間近にして、"息子の育て方を間違えた。人生が無意味だった”と、後悔するところは身にしみて辛いが、財産を当てにしている誠意のない息子を出し抜いて赤の他人に全財産を譲ったその後の決断の見事さと、犬に看取られての静かな死に方。近頃になく後味のよい映画だった。
先日、ある能楽師の主催する声の道場に入門(ただし、2日間だけ)、昔、声をつぶして以来A4のペーパーを半分も読めない程度だった喉の改善を図る。その結果理屈は理解できたので目下練習中。今更どうするの? というなかれ!
夜明け前の散歩で下弦の三日月を見たのは初めてのような気がする。
少なくともそれと意識したのは初めてだ。何故だろう。
世の中を無意識に見ているのだなあ・・・・勿体ない。
今朝は屋根の上は白く、土も白く、アスファルトの道路は黒々と濡れている。
寒いが気持ちの良い空気、と、安心すると、足元が滑る。雪の残りはないけれど、凍っている。
まだ転びたくないから慎重に歩く。一昨年の捻挫の古傷がいたみ、ちょっとびっこを引く。
春が待たれる次第。
ボンは耳の状態が幾らか改善されたのか、帰宅すると家を飛び出して門前で迎えてくれることが多くなった。
ちょっと優しい顔を向けるとすぐに甘えた声を出す。
年をとってもかわいい奴。
使い込んだ革の手袋の小指の先を、ボンが噛み切ったのは一週間ほど前のこと。
噛み切ってぐちゃぐちゃに噛んで味を見た様子。
昨日、革製のペンケースの蓋の部分を噛み切った。
30年以上愛用していた手作りの品。
今回は経験から食べられないことを知っていたらしく噛み切っただけで放置している。
動物の皮に惹かれるなんて、あっぱれな野生だ。
友人の犬がやはり肝臓の病気で先日死亡。
癌だったのではと言っている。
ボンの場合は利く薬があって幸せだ。
彼は元気に暮らしている。
元気で、可愛いのだ。
何しろ、朝5時を過ぎたらボンの攻撃に備えて頭から布団を被って完全防御態勢に入らなければならない。
ベッドに乗りかかって両手で強烈なパンチを放つ。
顔か露出していると、確実に舐められる。
手が露出しているとあまがみされる。
そういうわけで、この寒の最中でも雪の舞う朝でも、夜明け前から散歩に出る羽目になり、
要は、親子共々元気です、と、御報告まで。
新年の真っ当なご挨拶をする前にまた失敗をしました。
ぼんが飲んでいる肝臓薬3種類はどれも白い錠剤です。
薬をジャガイモに埋め込んで飲ませるのは楽しい日課で、一口ごとに彼がねだったり私を脅迫したりするのが誠に可愛い。
ところが、私が恥ずかしながら飲んでいる下剤も白い錠剤なのです。
昨夜、ふと気を緩めて、下剤を一粒与えてしまった。
彼の小さい体には激しく効きすぎてとんでもないことが起こるに違いない!
彼が七転八倒するか家中に彼のものがまき散らされるか?
夜は何事もなく過ぎた。
朝も、いつものように元気に私を起こしに来た。
恐る恐る家中を点検したが何の変化もない。
というわけで狐に抓まれたようですが、ひとまず安心しました。
お粗末。
本日咲き始めました。大々的に刈り込みましたが20以上は咲きます。携帯から投稿。









