瀬谷ルミ子さんのブログの8月4日記事は、「ビッグイシュー日本版 8月1日号掲載(追記あり)」です。
『雑誌「ビッグイシュー日本版 」の8月1日号(148号)の特集「戦争を知らない大人たちへ 」に、2ページにわたりインタビュー記事を載せて頂きました!』
ビッグイシューという雑誌ははじめて聞きます。瀬谷さんの記事によると、「ビッグイシューの販売員は、全てホームレスの方たちです。価格300円のうち、160円がホームレスの販売員の方の収入になります。
東京や大都市(?)の比較的大きな駅前で、販売員の方々が、ビッグイシューを掲げて販売している姿を見かけたことがある方もいると思います。」ということです。
私の家の最寄り駅は京王線の明大前ですが、そういえば駅改札口の近くで、雑誌らしきものを右手にかざして本を販売しているらしい人を、最近何回か見かけます。手に持っている雑誌名が、そうそう「THE BIG ISSUE」だったようです。
そうか、あそこで売っていたのが今回話題の本だったのか。
がぜん興味が湧きました。
しかし、いざ自分が購入しようとすると、なかなか販売員の人に巡り会いません。通勤には自宅から2駅先の笹塚駅を利用しているということもあります。
今月15日(日)にやっと、明大前の駅前で販売員の人を見つけました。すでに次の号が最新号になっていました。「8月1日号はありますか」とたずねると、バッグの中から当該号を出してくれました。こうして希望の号をなんとかゲットできた次第です。
表紙 瀬谷さんの記事
ビッグイシュー日本版サイトの「戦争を知らない大人たちへ」にこの号の案内が載っています。
表紙の裏に、ビッグイシューの考え方が記載されていました。
《ホームレスの仕事をつくり自立を応援する》
「ビッグイシューは、ホームレスの人々に収入を得る機会を提供する事業として、1991年に英国ロンドンではじまりました。ビッグイシューを創設し、その基礎をつくったのはジョン・バードです。
雑誌販売者は、現在ホームレスか、あるいは自分の住まいを持たない人々です。住まいを得ることは単にホームレスの状態から抜け出す第一歩に過ぎません。そのため、住まいを得たホームレスの人でも、必要な場合にはビッグイシューの販売を認めています。最初、販売者は、この雑誌10冊を無料で受けとり、その売り上げ3000円を元手に、以後は140円で仕入れ、300円で販売し、160円を彼らの収入とします。販売者全員が行動規範に同意し、顔写真入りの販売者番号の入った身分証明書を身につけて雑誌を販売しています。」
瀬谷さんは8月4日記事で「ビッグイシューを見ていて思ったのは、チャリティーではなく自立の応援をするスタンスが、あくまで選択肢を提示し、あとは本人に進んでもらうという紛争地での私たちの活動と通じるところがあるなというところでした。」とおっしゃっています。
日本版は2003年9月が創刊で、私が購入したのがすでに148号です。しかし今回の瀬谷さんのブログで知るまで、全く気付きませんでした。明大前の販売員が目に止まったのも今年に入ってからです。現在がちょうど拡大時期に入ったところなのでしょうか。
ところで、今まで私が明大前で見かけた販売員の方は、確か中年のようだったと記憶します。それに対し15日の販売員の方は若い方でした。たまたま雑誌に入っていた手書きの資料にブログアドレスが記載されていましたので確認しました。
ビッグイシュー本郷3丁目交差点販売員の気まぐれ日記ということで、普段は本郷3丁目で販売されている方です。6月まで自由が丘で販売されていたこちらの正彦さんですね。8月16日記事に「15日~17日だけ明大前で販売です」とありましたから、たしかにこの人から購入したようです。「15日12冊」のうちの1冊が私というわけです。
ビッグイシュー日本版サイトに販売場所というページがあるのですが、こちらには明大前駅が載っておらず、そもそも京王線が一切載っていません。一方、購入した雑誌中の「販売場所」ページには、【京王線】として府中駅けやき並木、明大前駅、笹塚駅三菱東京UFJ前の3ヶ所が掲載されています。
明大前駅の扱いについては、今回私が購入した販売員の方も臨時で来られたわけですし、どういうことになっているのか良くわかりません。
ところで、下の写真は今回購入したビッグイシューの特集「戦争を知らない大人たちへ」の扉ページです。このページの絵が気になって仕方ありません。
飛んでいる飛行機、プロペラの4発で、機体の形からいったら多分ボーイングB29爆撃機です。そして、胴体の腹の真ん中へんの左右に突起があり、これは弾倉の扉が開いたところだと考えられます。
① 今まさに弾倉から爆弾か焼夷弾が投下される直前だと思われますが、下から見上げる人たちが何とノー天気なことか。
② 本物のB29の弾倉は前後に分かれて2つあります。こちらのサイトのこの写真からも明らかです。しかしビッグイシューの絵では弾倉が1つしかありません。
③ ビッグイシューの絵では、主翼のフラップが思いっきり後方に突き出ています。B29のフラップがわかる写真を探しました。こちらのサイトのこの記事が見つかりました。たしかにB29のフラップは後方に後退しますが、主翼との間に空間ができるほどには後退していないようです。そもそも爆撃時にフラップを後退させるのかどうかも不明です。
まあ、記事とは関係ない話ですが。
p.s. 8/24 上の4発プロペラ機の正体が分かりました。私はB29と思い込んでいたのですが、第二次大戦時の軍用機ではなく、現代の軍用機でした。C-130輸送機ですね。こちらの写真がそっくりでした。私が弾倉の扉と思っていたのは、車輪格納庫の扉でした。C-130が着陸しようとしているところです。
「戦争を知らない大人たちへ」の表題から、「戦争」を「第二次大戦」と思い込んでいたところからの迷走でした。
『雑誌「ビッグイシュー日本版 」の8月1日号(148号)の特集「戦争を知らない大人たちへ 」に、2ページにわたりインタビュー記事を載せて頂きました!』
ビッグイシューという雑誌ははじめて聞きます。瀬谷さんの記事によると、「ビッグイシューの販売員は、全てホームレスの方たちです。価格300円のうち、160円がホームレスの販売員の方の収入になります。
東京や大都市(?)の比較的大きな駅前で、販売員の方々が、ビッグイシューを掲げて販売している姿を見かけたことがある方もいると思います。」ということです。
私の家の最寄り駅は京王線の明大前ですが、そういえば駅改札口の近くで、雑誌らしきものを右手にかざして本を販売しているらしい人を、最近何回か見かけます。手に持っている雑誌名が、そうそう「THE BIG ISSUE」だったようです。
そうか、あそこで売っていたのが今回話題の本だったのか。
がぜん興味が湧きました。
しかし、いざ自分が購入しようとすると、なかなか販売員の人に巡り会いません。通勤には自宅から2駅先の笹塚駅を利用しているということもあります。
今月15日(日)にやっと、明大前の駅前で販売員の人を見つけました。すでに次の号が最新号になっていました。「8月1日号はありますか」とたずねると、バッグの中から当該号を出してくれました。こうして希望の号をなんとかゲットできた次第です。
表紙 瀬谷さんの記事
ビッグイシュー日本版サイトの「戦争を知らない大人たちへ」にこの号の案内が載っています。
表紙の裏に、ビッグイシューの考え方が記載されていました。
《ホームレスの仕事をつくり自立を応援する》
「ビッグイシューは、ホームレスの人々に収入を得る機会を提供する事業として、1991年に英国ロンドンではじまりました。ビッグイシューを創設し、その基礎をつくったのはジョン・バードです。
雑誌販売者は、現在ホームレスか、あるいは自分の住まいを持たない人々です。住まいを得ることは単にホームレスの状態から抜け出す第一歩に過ぎません。そのため、住まいを得たホームレスの人でも、必要な場合にはビッグイシューの販売を認めています。最初、販売者は、この雑誌10冊を無料で受けとり、その売り上げ3000円を元手に、以後は140円で仕入れ、300円で販売し、160円を彼らの収入とします。販売者全員が行動規範に同意し、顔写真入りの販売者番号の入った身分証明書を身につけて雑誌を販売しています。」
瀬谷さんは8月4日記事で「ビッグイシューを見ていて思ったのは、チャリティーではなく自立の応援をするスタンスが、あくまで選択肢を提示し、あとは本人に進んでもらうという紛争地での私たちの活動と通じるところがあるなというところでした。」とおっしゃっています。
日本版は2003年9月が創刊で、私が購入したのがすでに148号です。しかし今回の瀬谷さんのブログで知るまで、全く気付きませんでした。明大前の販売員が目に止まったのも今年に入ってからです。現在がちょうど拡大時期に入ったところなのでしょうか。
ところで、今まで私が明大前で見かけた販売員の方は、確か中年のようだったと記憶します。それに対し15日の販売員の方は若い方でした。たまたま雑誌に入っていた手書きの資料にブログアドレスが記載されていましたので確認しました。
ビッグイシュー本郷3丁目交差点販売員の気まぐれ日記ということで、普段は本郷3丁目で販売されている方です。6月まで自由が丘で販売されていたこちらの正彦さんですね。8月16日記事に「15日~17日だけ明大前で販売です」とありましたから、たしかにこの人から購入したようです。「15日12冊」のうちの1冊が私というわけです。
ビッグイシュー日本版サイトに販売場所というページがあるのですが、こちらには明大前駅が載っておらず、そもそも京王線が一切載っていません。一方、購入した雑誌中の「販売場所」ページには、【京王線】として府中駅けやき並木、明大前駅、笹塚駅三菱東京UFJ前の3ヶ所が掲載されています。
明大前駅の扱いについては、今回私が購入した販売員の方も臨時で来られたわけですし、どういうことになっているのか良くわかりません。
ところで、下の写真は今回購入したビッグイシューの特集「戦争を知らない大人たちへ」の扉ページです。このページの絵が気になって仕方ありません。
飛んでいる飛行機、プロペラの4発で、機体の形からいったら多分ボーイングB29爆撃機です。そして、胴体の腹の真ん中へんの左右に突起があり、これは弾倉の扉が開いたところだと考えられます。
① 今まさに弾倉から爆弾か焼夷弾が投下される直前だと思われますが、下から見上げる人たちが何とノー天気なことか。
② 本物のB29の弾倉は前後に分かれて2つあります。こちらのサイトのこの写真からも明らかです。しかしビッグイシューの絵では弾倉が1つしかありません。
③ ビッグイシューの絵では、主翼のフラップが思いっきり後方に突き出ています。B29のフラップがわかる写真を探しました。こちらのサイトのこの記事が見つかりました。たしかにB29のフラップは後方に後退しますが、主翼との間に空間ができるほどには後退していないようです。そもそも爆撃時にフラップを後退させるのかどうかも不明です。
まあ、記事とは関係ない話ですが。
p.s. 8/24 上の4発プロペラ機の正体が分かりました。私はB29と思い込んでいたのですが、第二次大戦時の軍用機ではなく、現代の軍用機でした。C-130輸送機ですね。こちらの写真がそっくりでした。私が弾倉の扉と思っていたのは、車輪格納庫の扉でした。C-130が着陸しようとしているところです。
「戦争を知らない大人たちへ」の表題から、「戦争」を「第二次大戦」と思い込んでいたところからの迷走でした。
そしてこのブログでの詳しい宣伝誠にありがとうございます。
現在は昨日スタッフに聞いた所新しい販売者が立っているそうです。
今後ともご購入宜しくお願い致します。
15日にはお陰様で希望する号を購入することができました。8月4日の瀬谷ルミ子さんの記事を読んで以降、後にも先にも販売員の方にお会いしたのはあのときだけでした。ウオッカさんにお会いできて運が良かったです。
これからもビッグイシューのますますの発展と、ウオッカさんのご健闘をお祈りしています。
私もビッグイシューを買いたいのですが、いまだ販売員さんとお会い出来ずにいます。><
記事を読んだ日から、ビッグイシューのサイトで調べた販売員さんのいらっしゃる場所をまわっているのですが、猛暑のせいか会う事が出来ません。
ちょっと心が折れそうになっていましたが、やはりネットで注文するより、販売員の方から買いたいので、諦めずに販売員さんを探していこうと思います♪
日記に書いて下さってありがとうございました♪
ビッグイシューの販売員さんにはなかなか巡り会わないですよね。私も今年になってからときどき出会うのですが、それでも全部で5回以内ぐらいしか出会っていません。
以下のサイトで調べてこちらから出かけていく必要がありそうです
http://www.bigissue.jp/sell/index.html
気長に待つのであれば、販売員さんはバックナンバーも持たれているようですので、偶然出会ったときに入手することは可能でしょう。
これからも応援宜しくお願いします。
ビッグイシューの知名度がもっともっと上がると良いですね。
まだまだ暑いですので、健康には特にご留意ください。
ここのところ、猛暑のせいか、公式サイトで紹介されている場所をめぐっても会えない日が続いています。
ネットで注文すると、ビッグイシューを買う価値そのものが半減してしまう気がするので、会える日まで探し続けるつもりです♪
ボンゴレさん、及びビッグイシュー販売員の皆様
暑い日が続いていますので、どうぞご自愛下さいね☆特に熱中症にはお気をつけ下さい☆
Yokoさんこそ、熱中症にならないように気をつけてください。
ビッグイシューの販売場所サイトで、場所についてはわかるのですが、はたして何時から何時の間に出向いたら出会えるのか、というところが不明です。その辺も何らかの情報を提示してくれるとありがたいですね。
頭上はるかな高空を飛んでいるB29から大量の爆弾が投下される瞬間を、大勢の人と目撃したことがありますが、それらの人たちは私を含めてまさに「ノー天気でした」。
連日の爆撃で、周囲には破壊された家屋や車であふれていて大変な状況でしたが、「うわーB29ってかっこいい」言うような声が上がるほど「ノー天気」な状況でした。
写真を見てこれがB29か、と一瞬違和感を覚えましたが、現代の飛行機だとのことで納得がいきました。
B29というのは機体が細くて、ずんぐり、むっくりの飛行機が多数であった時代の飛行機としてはともかくスマートな飛行機でした。雲ひとつない青空の中を飛行機雲を引きながら悠々と飛行しているB29はスマートでした。
それから爆弾投下中の飛行機を「下から見上げる人たちが何とノー天気なことか」とありますが、真上で爆弾を投下されても命中するのは自分のいるところからはるかに先のほうで、自分のところには絶対に落ちてきませんから、早く言えば高みの(低みの?)見物、まったくノー天気なものでした。
恐ろしいのは艦砲射撃。ガラガラ炉いうような不気味な音が聞こえたときは砲弾が至近距離まで来ていて逃げる暇もありません。いつどこから来るかわからず、それは恐ろしいものです。機銃掃射を除けば、昼間の爆撃は恐ろしいものではありません。
B29による爆弾投下と艦砲射撃を実際に体験されたのですね。
B29による爆弾投下時にノー天気でいるか、それとも必死で逃げるか、という点については、どの時点で爆弾が投下されたかによるのでしょうね。
遙か前方で爆弾が投下されたのであれば、そのあと爆撃機が自分の頭上に到達した時点に着弾が予想されるので、必死で逃げるのでしょう。特に、爆撃機の侵入方向で次々と爆弾が破裂している状況であれば、一刻の猶予もないのでしょうね。
一方で自分の頭上ではじめて弾倉が開いたのであれば、自分のところには絶対に落ちないということでノー天気でいられるのだと理解しています。
ビッグイシューの絵は結局B29ではなかったのですが、あれがB29だとしたら、超高空ではなく、低空での爆弾投下ですから、ちょっとやばいかもしれません。低空ということは爆弾ではなく焼夷弾でしょうか。
今回、航空機の種類を特定するためにネット検索した際に読んだ記事の中に、「最も怖いのは機銃掃射、次が爆弾、焼夷弾は別に怖いと感じなかった」という文章がありました。
焼夷弾は防空壕で直撃だけは避けられますが、爆弾だったら防空壕は何の役にも立たなかったようですね。
機銃掃射については、「ガラスのうさぎ」などで読みました。ドレスデン空襲でも機銃掃射で市民がやられたそうです。