韓国の盧武鉉前大統領が自殺しました。
韓国で大統領をやった人は、必ずと言っていいほど、退任後に不正事件を追及されています。なぜ同じことが繰り返されるのか、今まで不思議に思っていました。
盧前韓国大統領が自殺 権力と血縁、断ち切れず 悲劇・不祥事続く歴代大統領
5月24日7時56分配信 産経新聞
「≪金銭疑惑の渦中≫
韓国の盧武鉉前大統領が自殺した。夫人や息子など家族の“金銭疑惑”に追いつめられた結果だ。それにしても韓国では歴代大統領の悲劇や不幸が多い。
今回のような退任後の自殺は初めてだが、初代の李承晩(イ・スンマン)大統領は海外亡命、長期政権だった朴正煕(パク・チョンヒ)大統領は暗殺、全斗煥(チョン・ドファン)、盧泰愚(ノ・テウ)大統領は逮捕・投獄、金泳三(キム・ヨンサム)、金大中(キム・デジュン)大統領は息子の逮捕・投獄…。
この背景には、南北分断が続くなかで対立が激しい政治状況などのほか、強力な大統領中心制からくる権力の集中度の高さや、相変わらずの血縁を中心にした家族主義・縁故主義などがあるように思える。
今回の盧武鉉氏の場合、在任中の金銭疑惑が原因になっているが、全斗煥、盧泰愚両氏のような財閥企業などからの巨額政治資金疑惑というのではない。夫人や息子など家族、親戚(しんせき)が、以前から知り合いの業者から金銭的支援を受けていたというものだ。
≪「法より人情」≫
韓国では血縁をはじめ地縁、学縁、その他…人と人とのつながりが何より重要という「法より人情」の社会が続いている。みんなが日常的に“有力な人脈”を求めて必死だ。これが変わらない限り、権力にまつわる金銭疑惑事件はなかなかなくならない。」
なるほど。そういう事情があったのですか。
最近でこそ、中国は近代化を果たして経済大国になりましたが、それは最近のことで、中国はどうしても近代化できずに長いこといました。
出典がどうしても思い出せないのですが、その理由を儒教から説明した本を読んだことがあります。
中国の企業で購買を担当する管理職のところに、地縁・血縁の人が縁故で取引の開始を依頼してきたとします。儒教の教えによると、その依頼を断ったらその管理職は人の道に外れることとなってしまいます。
ですから、中国の社会が儒教の教えを尊重する限り、中国は近代化し得ない、というものでした。
韓国も儒教の国です。
大統領に権力が集中しているという政治体制と、血縁者から頼まれたら断ることができないという儒教の教えとがともに成立しているのであれば、韓国の大統領はこのような疑惑事件から逃れることはできないということになります。
韓国で大統領をやった人は、必ずと言っていいほど、退任後に不正事件を追及されています。なぜ同じことが繰り返されるのか、今まで不思議に思っていました。
盧前韓国大統領が自殺 権力と血縁、断ち切れず 悲劇・不祥事続く歴代大統領
5月24日7時56分配信 産経新聞
「≪金銭疑惑の渦中≫
韓国の盧武鉉前大統領が自殺した。夫人や息子など家族の“金銭疑惑”に追いつめられた結果だ。それにしても韓国では歴代大統領の悲劇や不幸が多い。
今回のような退任後の自殺は初めてだが、初代の李承晩(イ・スンマン)大統領は海外亡命、長期政権だった朴正煕(パク・チョンヒ)大統領は暗殺、全斗煥(チョン・ドファン)、盧泰愚(ノ・テウ)大統領は逮捕・投獄、金泳三(キム・ヨンサム)、金大中(キム・デジュン)大統領は息子の逮捕・投獄…。
この背景には、南北分断が続くなかで対立が激しい政治状況などのほか、強力な大統領中心制からくる権力の集中度の高さや、相変わらずの血縁を中心にした家族主義・縁故主義などがあるように思える。
今回の盧武鉉氏の場合、在任中の金銭疑惑が原因になっているが、全斗煥、盧泰愚両氏のような財閥企業などからの巨額政治資金疑惑というのではない。夫人や息子など家族、親戚(しんせき)が、以前から知り合いの業者から金銭的支援を受けていたというものだ。
≪「法より人情」≫
韓国では血縁をはじめ地縁、学縁、その他…人と人とのつながりが何より重要という「法より人情」の社会が続いている。みんなが日常的に“有力な人脈”を求めて必死だ。これが変わらない限り、権力にまつわる金銭疑惑事件はなかなかなくならない。」
なるほど。そういう事情があったのですか。
最近でこそ、中国は近代化を果たして経済大国になりましたが、それは最近のことで、中国はどうしても近代化できずに長いこといました。
出典がどうしても思い出せないのですが、その理由を儒教から説明した本を読んだことがあります。
中国の企業で購買を担当する管理職のところに、地縁・血縁の人が縁故で取引の開始を依頼してきたとします。儒教の教えによると、その依頼を断ったらその管理職は人の道に外れることとなってしまいます。
ですから、中国の社会が儒教の教えを尊重する限り、中国は近代化し得ない、というものでした。
韓国も儒教の国です。
大統領に権力が集中しているという政治体制と、血縁者から頼まれたら断ることができないという儒教の教えとがともに成立しているのであれば、韓国の大統領はこのような疑惑事件から逃れることはできないということになります。












身内に甘くなるのが儒教の教えなのだとしたら、大統領が儒教の教えにのっとって身内に甘くても、それが儒教の教えなのだから、国民が大目に見てもいいのではないか、と不思議に思ったものです。
そうでしたか。韓国では「身内に甘く他人に厳しい」のですか。その後半を私は知りませんでした。
それでは、誰が大統領になろうと、退任後は必ず罪を問われざるを得ない、ということになりそうですね。
どうも、コメントが長くなってすみません。それでは、また参加させて下さい。ありがとうございました。