以前こちらで報告したとおり、昨年春、わが家のレーザープリンターとしてキャノンのLBP3000を購入しました。
このプリンターはネットワーク対応ではないので、プリントサーバーとしてプラネックスのMini-101Mを併せて購入し、わが家のLANに接続しました。
ところが、設定した当初は良かったのですが、次の日になるとLAN経由でパソコンからの印刷を受け付けなくなりました。どうも原因がよく分かりません。
やむを得ず、このプリンターについてはプリントサーバーの使用を当面諦め、このプリンターを必須としている1台のパソコンにUSBで直付けとして使用していました。
最近、やはりネットワークプリンターとして使う必要に迫られ、再度プラネックスのプリントサーバーを接続し、いろいろいじってみました。
以前から何種類ものプリントサーバーを用いていますが、LANで繋がれたパソコンとプリンターとの間で、パソコン側のソフトでいちいちプリンターとの間を接続したり切断したりするタイプのものにお目にかかったことがありませんでした。ところが、今回のプラネックスのプリントサーバーは、パソコンを立ち上げるとプリントサーバーのアイコンも立ち上がり、その中でプリンターとの接続が行われているらしいのです。何ともうるさい限りです。
それだけではありませんでした。
LANに接続する1台のパソコンについてプリントサーバーの設定を終わった後、2台目のパソコンについて設定を開始したところ、その2台目のパソコンではどうしてもプリンターを認識することができないのです。
さんざん悩みました。
プラネックスのサイトでこのプリンターについての説明を再読したところ、「双方向通信利用時は同時に1台のコンピュータだけが印刷可能です。」との説明が目に入りました。
パソコンにインストールされたプリントサーバーのソフトでは、対象とするプリンターについて「接続」「切断」をマニュアルで選択できます。1台目のパソコンについては「接続」が選択されています。そこで、このパソコンについて「切断」に変更してみました。するとどうでしょう、2台目のパソコンでプリンターが認識され、「接続」が可能になったのです。
つまり、LANに繋がれたパソコンのうち1台でプリンターを「接続」とすると、プリンターはそのパソコンに占有され、他のパソコンではそのプリンターの使用が拒否されることが分かりました。こんなプリントサーバー、本当に初めてです。
それなら「双方向通信」を利用しなければいいのだろう、と考え、いろいろ設定を探りましたが、双方向通信の利用を中止する設定が見つかりません。
そこで、プラネックスにメールで問い合わせてみました。
返って来た回答にびっくりしました。
今回使用しているプリンターCanon LBP3000がcanon独自の通信プロトコルを使用しているため、プラネックスプリントサーバーの利用は出来ないというのです。
そこで、キャノンのサイトでプリンターの説明を再読し、プラネックスのサイトでプリントサーバーについての説明を再読しましたが、「キャノンLPB3000とプラネックスMini-101Mの組み合わせは不可能」との結論を得ることができませんでした。
プラネックスのサイトには対応情報が掲載され、確かにその中にはLPB3000は載っていません。しかし、通常であれば、その時点でメジャーなプリンターに使用するような場合、その機種のメインページに「○○のプリンターについては使用できません」という記載がなかったら、わざわざ対応情報に当たってそこに掲載されていなかったら“使用不可”と判断する、などということはしません。プラネックスの上記対応情報によれば、キャノンの主要なプリンターは全滅しているではないですか。
種々の情報を総合して考えると、キャノンLPB3000は、従来プリンタードライバーとしてメインであったLIPSではなく、Canon Advanced Printing Technologyというものを用いています。このキャノン特有のプリンタードライバーに、プラネックスのMini-101Mが対応していないという意味なのでしょう。
再度プラネックスのメインページに戻ると、以下のような記述のみ見つかります。
「全ての環境で動作を保証するものではありません。 プリンタ、複合機側にある仕様上の制限などのために本製品を使用できない場合があります。」
「WPS(Windows Printing System)プリンタではご利用できません。」
これでは、Canon Advanced Printing Technologyプリンターで利用できないことを認識することは不可能です。
しかしこうなった以上、泣く泣くプラネックスプリントサーバーの使用を断念するしかありません。
キャノンのサイトには、推奨のプリントサーバーが掲載されています。この中から、SilexのC-6500U2を選択し、購入しました。
そして、設定はうまくいき、今ではLANに接続した複数のパソコンから自在に印刷することが可能となりました。
ところで、SilexのC-6500U2の購入は楽天で行いました。しかし今回のこの記事を作るのにアマゾンを検索したら、アマゾンでも購入可能であり、楽天よりも2000円近く安価であることが判明しました。
今では、アマゾンで何でも購入できるほど品揃えが豊富になっているのですね。これからは、まずはアマゾンで検索することとしましょう。
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ところが、設定した当初は良かったのですが、次の日になるとLAN経由でパソコンからの印刷を受け付けなくなりました。どうも原因がよく分かりません。
やむを得ず、このプリンターについてはプリントサーバーの使用を当面諦め、このプリンターを必須としている1台のパソコンにUSBで直付けとして使用していました。
最近、やはりネットワークプリンターとして使う必要に迫られ、再度プラネックスのプリントサーバーを接続し、いろいろいじってみました。
以前から何種類ものプリントサーバーを用いていますが、LANで繋がれたパソコンとプリンターとの間で、パソコン側のソフトでいちいちプリンターとの間を接続したり切断したりするタイプのものにお目にかかったことがありませんでした。ところが、今回のプラネックスのプリントサーバーは、パソコンを立ち上げるとプリントサーバーのアイコンも立ち上がり、その中でプリンターとの接続が行われているらしいのです。何ともうるさい限りです。
それだけではありませんでした。
LANに接続する1台のパソコンについてプリントサーバーの設定を終わった後、2台目のパソコンについて設定を開始したところ、その2台目のパソコンではどうしてもプリンターを認識することができないのです。
さんざん悩みました。
プラネックスのサイトでこのプリンターについての説明を再読したところ、「双方向通信利用時は同時に1台のコンピュータだけが印刷可能です。」との説明が目に入りました。
パソコンにインストールされたプリントサーバーのソフトでは、対象とするプリンターについて「接続」「切断」をマニュアルで選択できます。1台目のパソコンについては「接続」が選択されています。そこで、このパソコンについて「切断」に変更してみました。するとどうでしょう、2台目のパソコンでプリンターが認識され、「接続」が可能になったのです。
つまり、LANに繋がれたパソコンのうち1台でプリンターを「接続」とすると、プリンターはそのパソコンに占有され、他のパソコンではそのプリンターの使用が拒否されることが分かりました。こんなプリントサーバー、本当に初めてです。
それなら「双方向通信」を利用しなければいいのだろう、と考え、いろいろ設定を探りましたが、双方向通信の利用を中止する設定が見つかりません。
そこで、プラネックスにメールで問い合わせてみました。
返って来た回答にびっくりしました。
今回使用しているプリンターCanon LBP3000がcanon独自の通信プロトコルを使用しているため、プラネックスプリントサーバーの利用は出来ないというのです。
そこで、キャノンのサイトでプリンターの説明を再読し、プラネックスのサイトでプリントサーバーについての説明を再読しましたが、「キャノンLPB3000とプラネックスMini-101Mの組み合わせは不可能」との結論を得ることができませんでした。
プラネックスのサイトには対応情報が掲載され、確かにその中にはLPB3000は載っていません。しかし、通常であれば、その時点でメジャーなプリンターに使用するような場合、その機種のメインページに「○○のプリンターについては使用できません」という記載がなかったら、わざわざ対応情報に当たってそこに掲載されていなかったら“使用不可”と判断する、などということはしません。プラネックスの上記対応情報によれば、キャノンの主要なプリンターは全滅しているではないですか。
種々の情報を総合して考えると、キャノンLPB3000は、従来プリンタードライバーとしてメインであったLIPSではなく、Canon Advanced Printing Technologyというものを用いています。このキャノン特有のプリンタードライバーに、プラネックスのMini-101Mが対応していないという意味なのでしょう。
再度プラネックスのメインページに戻ると、以下のような記述のみ見つかります。
「全ての環境で動作を保証するものではありません。 プリンタ、複合機側にある仕様上の制限などのために本製品を使用できない場合があります。」
「WPS(Windows Printing System)プリンタではご利用できません。」
これでは、Canon Advanced Printing Technologyプリンターで利用できないことを認識することは不可能です。
しかしこうなった以上、泣く泣くプラネックスプリントサーバーの使用を断念するしかありません。
キャノンのサイトには、推奨のプリントサーバーが掲載されています。この中から、SilexのC-6500U2を選択し、購入しました。
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そして、設定はうまくいき、今ではLANに接続した複数のパソコンから自在に印刷することが可能となりました。
ところで、SilexのC-6500U2の購入は楽天で行いました。しかし今回のこの記事を作るのにアマゾンを検索したら、アマゾンでも購入可能であり、楽天よりも2000円近く安価であることが判明しました。
今では、アマゾンで何でも購入できるほど品揃えが豊富になっているのですね。これからは、まずはアマゾンで検索することとしましょう。
接続可能なプリントサーバとしてこんなに高価なものしか使えないと分かっていたら、このプリンターは選ばなかったでしょうね。
安価でポピュラーなプリントサーバが使えるよう、プリンター側で工夫してほしいものです。
ところで、黄海航海さんのコメントに「古いキャノンプリンターは特殊」と書かれているということは、最近発売されているプリンターではこの問題は解決しているということでしょうか。
さて、お使いのOSは何でしょうか?
C-6500U2 を会社に購入させようと思うのですが、Silexの対応表を見ると、VISTAやWINDOWS7に対応してない旨書いてあり、気になっております。よろしければご回答ください。<(_ _)>
当方で使っているOSはXPです。
VISTAやWINDOWS7では使ったことがありません。
メーカーにメールで問い合わせるのが確実でしょうね。
以上、お役に立てなくて申し訳ありません。
メールで問い合わせます。