「,」は日本語として不適切の記事に対すてUnknownさんからいただいたコメントをもとに、公用文における漢字使用等について、公用文作成の要領について記事にしてきました。
Unknownさんからは「JIS Z8301:2005 規格票の様式及び作成方法」についてもご紹介をいただきました。日本工業標準調査会のサイトで閲覧「のみ」可能であることが分かりました。
最初のページの「JIS検索」で「Z8301」を入力すると、pdfでの閲覧が可能になります。ファイル保存も印刷も不可能ですが。
ここでは、上記JIS規格で規定されている内容についてフォローします。
序文に「この規格は、規格票の様式及び作成方法を統一することによって、規格相互の客観的な比較、規格の容易な理解、規格作成の能率向上などを目的としている。」とあります。
この中に、付属書G「文章の書き方,用字,用語,記述符号及び数字」という書類があります。
G1 文章の書き方
G2 用字
(漢字、仮名遣い、送り仮名、一般的な事項)
G3 用語
G3.3 限定,接続などに用いる語
a)“以上”,“以下”,“を超え”,“未満”の用い方
b)“及び”,“並びに”の用い方
併合の意味で並列する語句が二つのときには、その接続に用いる。
A 及び B
(A 及び B)並びに(C 及び D)
c)“又は”,“若しくは”の用い方
選択の意味で並列する語句が二つのときには、その接続に用いる。
A 又は B
(A 若しくは B)又は(C 若しくは D)
d)“及び/又は”の用い方
“及び/又は”は並列する二つの語句の両者を併合したもの、及びいずれか一方ずつの3通りを,一括して厳密に示すのに用いる。
e)“場合”,“とき”,“時”の用い方
f)“から”,“まで”,“より”の用い方
g)“なお”,“また”,“ただし”の用い方
G4 記述符号
G4.2 区切り符号
区切り符号には、句点“。”,コンマ“,”,中点“・”及びコロン“:”を用い,これらの用い方は,次による。また,セミコロン“;”は用いない。
G5 数字
G6 用語及び外来語の表記
c)長音符号は,通常,次によって用いる。
1)専門分野の用語の表記による。
2)規格の用語及び学術用語にない用語の末尾に付ける長音符号は、表G3による。
表G3
a)そのことばが3音以上の場合には、語尾に長音符号を付けない。
例:エレベータ
b)そのことばが2音以下の場合には語尾に長音符号を付ける。
例:カー、カバー
c)上記において、“ー”“ン”“ッ”は1音と認め、“ャ”は1音と認めない。
例:テーパ、ダンパ、ニッパ、シャワー
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
このJISも、確認の意味で勉強になりました。
1.“及び”“並びに”と“又は”“若しくは”の使い分けがなかなか覚えられません。そろそろ覚えてもいいのですが。
2.“、”を使わずに“,”を使う、という点がここでも明らかです。
3.長音符号を使うときの一般原則がわかりました。しかし、なんだか上記表G3はなじめませんね。
4.“及び/又は”がちゃんと規定されているのですね。
実は「“及び/又は”は不明確」という拒絶理由通知を受けたことがあるのです。そのときは素直に“の一方又は両方”に補正しました。そもそも自分で一から明細書を執筆するときには、“及び/又は”を使わないようにしています。この表現が嫌いな審査官がいる、ということを聞いていましたから。
Unknownさんからは「JIS Z8301:2005 規格票の様式及び作成方法」についてもご紹介をいただきました。日本工業標準調査会のサイトで閲覧「のみ」可能であることが分かりました。
最初のページの「JIS検索」で「Z8301」を入力すると、pdfでの閲覧が可能になります。ファイル保存も印刷も不可能ですが。
ここでは、上記JIS規格で規定されている内容についてフォローします。
序文に「この規格は、規格票の様式及び作成方法を統一することによって、規格相互の客観的な比較、規格の容易な理解、規格作成の能率向上などを目的としている。」とあります。
この中に、付属書G「文章の書き方,用字,用語,記述符号及び数字」という書類があります。
G1 文章の書き方
G2 用字
(漢字、仮名遣い、送り仮名、一般的な事項)
G3 用語
G3.3 限定,接続などに用いる語
a)“以上”,“以下”,“を超え”,“未満”の用い方
b)“及び”,“並びに”の用い方
併合の意味で並列する語句が二つのときには、その接続に用いる。
A 及び B
(A 及び B)並びに(C 及び D)
c)“又は”,“若しくは”の用い方
選択の意味で並列する語句が二つのときには、その接続に用いる。
A 又は B
(A 若しくは B)又は(C 若しくは D)
d)“及び/又は”の用い方
“及び/又は”は並列する二つの語句の両者を併合したもの、及びいずれか一方ずつの3通りを,一括して厳密に示すのに用いる。
e)“場合”,“とき”,“時”の用い方
f)“から”,“まで”,“より”の用い方
g)“なお”,“また”,“ただし”の用い方
G4 記述符号
G4.2 区切り符号
区切り符号には、句点“。”,コンマ“,”,中点“・”及びコロン“:”を用い,これらの用い方は,次による。また,セミコロン“;”は用いない。
G5 数字
G6 用語及び外来語の表記
c)長音符号は,通常,次によって用いる。
1)専門分野の用語の表記による。
2)規格の用語及び学術用語にない用語の末尾に付ける長音符号は、表G3による。
表G3
a)そのことばが3音以上の場合には、語尾に長音符号を付けない。
例:エレベータ
b)そのことばが2音以下の場合には語尾に長音符号を付ける。
例:カー、カバー
c)上記において、“ー”“ン”“ッ”は1音と認め、“ャ”は1音と認めない。
例:テーパ、ダンパ、ニッパ、シャワー
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このJISも、確認の意味で勉強になりました。
1.“及び”“並びに”と“又は”“若しくは”の使い分けがなかなか覚えられません。そろそろ覚えてもいいのですが。
2.“、”を使わずに“,”を使う、という点がここでも明らかです。
3.長音符号を使うときの一般原則がわかりました。しかし、なんだか上記表G3はなじめませんね。
4.“及び/又は”がちゃんと規定されているのですね。
実は「“及び/又は”は不明確」という拒絶理由通知を受けたことがあるのです。そのときは素直に“の一方又は両方”に補正しました。そもそも自分で一から明細書を執筆するときには、“及び/又は”を使わないようにしています。この表現が嫌いな審査官がいる、ということを聞いていましたから。












「最初のページの「JIS検索」で「Z8301」を入力すると、pdfでの閲覧が可能になります。ファイル保存も印刷も不可能ですが。」
とのことですが、URLの拙ブログにも書いていますように、これは経産省がJISに著作権があるという法的誤解に基づくものです。
閲覧については経産省は許容していたのですが、2010年9月のISO(国際規格の元締め)の総会で注意を受けたため、来年2011年から無料閲覧も停止となり、優良サー日するになる模様です。
今後とも、宜しくお願いします!
は「有料サービス」です。失礼しました。
現在の無料閲覧サービスは不便ではあります。
印刷できない、ファイル保存できないということは、ほとんど利用できないに等しいです。
有料サービスが使いやすくリーズナブルな価格であれば、むしろその方がユーザーにはありがたいですね。
使いやすくとは、課金がネットで簡単にでき、印刷もファイル保存も可能になる、ということです。私はgsearchに加入しているので、そのシステムで課金できると好都合です。
リーズナブルな料金とはどの程度でしょうか。千円以下だと嬉しいですね。
有料サービスの内容についてはまだ不明ですが、予想では
「現在提供されている、日本規格協会(JSA)のWeb Storeを利用してください」
ということで、冊子と同値段のPDFファイルをダウンロードして購入することになると思います。そうすると、1000円以下の料金は通常ないと思います。1冊で1万円を超えることも珍しくありません。そのためユーザーの評判はよいとは言えません。
具体的な値段は、下記サイトで御確認ください。
JSA Web Store
http://www.webstore.jsa.or.jp/webstore/JIS/Search.jsp?lang=jp
正直申しますと、JSAや所管官庁の担当部署(経産省基準認証ユニット)は著作権についてあまり理解できていません。他のコンテンツのように、DBなどでの統一的な課金システムの導入はまだまだ期待できないと思います。
以前にJISの著作権について書き込みをさせて頂きましたが、所管省庁の見解に疑問を持ったため、問題提起もこめて、JIS規格本文の無料アップロードをブログで始めました。
ピリ辛著作権相談室
JIS規格を無料で公開!ダウンロード!:JISX7112【地理情報―地理識別子による空間参照】
http://urheberrecht.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/jisjisx7112-087.html
まだ1つしかアップしていませんが、これからどんどん増やして、頑張りたいと思います!
ピリ辛著作権相談室
JIS規格を無料で公開!ダウンロード!(2):JISZ8301【規格票の様式及び作成方法】
http://urheberrecht.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/jisjisz8301-d63.html
JISをウェブアップしたページを拝見しました。
今後、タイゾーさんの試みがどのような反響を呼ぶのか、ドキドキしますが楽しみでもあります。
今後ともがんばってください。