今の日本の政治指導者は、民主党も自民党も、選挙にばかり目がいき、国民の顔色ばかり窺っています。その結果、国境・領土問題が勃発すると、国民から非難されるのを怖がっているのでしょう、威勢の良い話ばかり出てきます。
現在の尖閣問題では、国民受けのする威勢の良い政策に傾くと、下手をすれば日中の武力衝突にまでエスカレートする危険を抱えています。ここは、国民受けしないことを覚悟の上で、中国に対して思い切った譲歩をする程度のことをし、未来に向けた歩みを始めるべきではないかと、私は思います。
そしてそのためには、日本の政治指導者として、強い指導者が必要なのではないかと思っているのです。
「強い指導者」というと、「威勢の良い指導者」「右傾指導者」を思い浮かべてしまうのですがそうではありません。日本と世界のためとあらば、国民の期待を裏切ってでも、他国と妥協できる指導者です。
昔、アルジェリアはフランスの植民地でした。1958年前後、フランスはアルジェリアの独立運動に悩まされていました。独立派の反乱に対して有効な手を打てず、アルジェリアのフランス植民者はアルジェリア駐留軍と結託してフランスに反旗を翻す始末です。フランス植民者は、このとき引退していたドゴールを担ごうとし、フランス首相もドゴール登場を望みました。
あの強いドゴールなら、アルジェリアの独立運動を解決してくれるだろう。
ところが、政界に再登場し、憲法改正を成し遂げて大統領の権限を強化し、初代大統領に就任したドゴールはアルジェリアについて何をしたか。
大方が予想するようにアルジェリア独立運動を弾圧したのでしょうか。そうではありません。ドゴール大統領は、アルジェリアの独立を認めてしまったのです。ドゴール自身が、植民地における民族自決の流れを理解していたのです。
フランスの植民地派はこの決定に反乱を起こしますが、ドゴールはこれを鎮圧しました。その後も植民地派はテロ活動を活発化し、ドゴール自身がテロや暗殺の標的となりました。(上記記事はウィキペディアを参考にしました)
こうしてドゴールの仕事を振り返ると、“強い政治家、未来を見通せる政治家”がこの国の指導者として出現することを望んで止みません。
さて、安倍晋三新総裁はどうでしょうか。
“一見右傾指導者のように見えるが、実はドゴールのように強く、かつ未来を見通した政策を実現できる政治家だ”ということだとありがたいのですが・・・。
現在の尖閣問題では、国民受けのする威勢の良い政策に傾くと、下手をすれば日中の武力衝突にまでエスカレートする危険を抱えています。ここは、国民受けしないことを覚悟の上で、中国に対して思い切った譲歩をする程度のことをし、未来に向けた歩みを始めるべきではないかと、私は思います。
そしてそのためには、日本の政治指導者として、強い指導者が必要なのではないかと思っているのです。
「強い指導者」というと、「威勢の良い指導者」「右傾指導者」を思い浮かべてしまうのですがそうではありません。日本と世界のためとあらば、国民の期待を裏切ってでも、他国と妥協できる指導者です。
昔、アルジェリアはフランスの植民地でした。1958年前後、フランスはアルジェリアの独立運動に悩まされていました。独立派の反乱に対して有効な手を打てず、アルジェリアのフランス植民者はアルジェリア駐留軍と結託してフランスに反旗を翻す始末です。フランス植民者は、このとき引退していたドゴールを担ごうとし、フランス首相もドゴール登場を望みました。
あの強いドゴールなら、アルジェリアの独立運動を解決してくれるだろう。
ところが、政界に再登場し、憲法改正を成し遂げて大統領の権限を強化し、初代大統領に就任したドゴールはアルジェリアについて何をしたか。
大方が予想するようにアルジェリア独立運動を弾圧したのでしょうか。そうではありません。ドゴール大統領は、アルジェリアの独立を認めてしまったのです。ドゴール自身が、植民地における民族自決の流れを理解していたのです。
フランスの植民地派はこの決定に反乱を起こしますが、ドゴールはこれを鎮圧しました。その後も植民地派はテロ活動を活発化し、ドゴール自身がテロや暗殺の標的となりました。(上記記事はウィキペディアを参考にしました)
こうしてドゴールの仕事を振り返ると、“強い政治家、未来を見通せる政治家”がこの国の指導者として出現することを望んで止みません。
さて、安倍晋三新総裁はどうでしょうか。
“一見右傾指導者のように見えるが、実はドゴールのように強く、かつ未来を見通した政策を実現できる政治家だ”ということだとありがたいのですが・・・。
こんなことすると、中国は際限なく付け込んでくるだけだと
思いますが如何でしょう?
ブログ主は左思考の方だから、
自分にとって都合の悪いコメントは、
徹底無視なんでしょうねぇ。
菅直人好きですよね。きっと。
この記事は昨年9月26日にアップしたものです。この当時、尖閣問題については前後して以下の記事を挙げています。
9月19日「尖閣と日中関係」
http://blog.goo.ne.jp/bongore789/e/e3bb2cea6b20b301c034ca4ea4077bad
10月22日「尖閣をめぐる日中の危機はどこまでエスカレートするのか」
http://blog.goo.ne.jp/bongore789/e/deffba955c5e0ce005119029754c4377
11月2日「日本の国境・領土問題2冊」
http://blog.goo.ne.jp/bongore789/e/86290d63f6f92dc2915a16b9429efc0e
これらも参照していただければと思います。
私が9月26日に「日本にドゴールは生まれるか」を書いた当時、民主党も自民党も、尖閣問題については威勢の良い発言ばかりが目立ちました。そのような状況を踏まえて記事に記述したものです。
現時点で日本側は、さすがに威勢の良い発言はなりをひそめました。しかし、とおりすがりさんがおっしゃるように中国側の強硬な路線は変わりません。このような中、双方が威勢良く相手を非難することによって事態をエスカレートさせるのではなく、何とか日本の国益を守り通す方向で政府には対応をお願いしたいです。
昨日、谷地参与が極秘で訪中したことがばれてしまったようですが、水面下では日中がどのように接触しているのでしょうか。
やっぱりブログ主さんには中韓に都合の悪い話は全力で拒否ってことなんでしょうか。
そういえば、「菅チョクトを応援する会」って弁理士グループがあるらしいですが、正気ですかね。
弁理士の名誉のためには「菅チョクトを作戦させる会」とか「菅チョクトの弁理士登録を取り消す会」ってのを発足させたほうがいいように思いますよ。
誤 「菅チョクトを作戦させる会」
正 「菅チョクトを落選させる会」
この半年ほど、ブログの更新が滞っており、ご迷惑をおかけしています。
ちょっと忙しくなるとブログ記事執筆が進みません。やはり歳でしょうか。
よほど都合がわるくなったのでしょうか?
「日本軍による朝鮮女性の強制連行」
が問題と言ってました。。。が、
「女性たちが本人の意に反して慰安婦にされる強制 性があった」
のが問題だと補正しました。
これは拒絶理由を内在しますよねぇ。
報道しない自由を満喫中。
こんな報道機関に存在意義があるのでしょうか?
慰安婦問題についての私の意見については、以下の記事をご覧ください。
河野談話
http://blog.goo.ne.jp/bongore789/e/f6ba205313d9bb669010b81a49afaeb9
従軍慰安婦問題と韓国
http://blog.goo.ne.jp/bongore789/e/99a1957378772a468851a96c64b27eb1
慰安婦問題の扱いには細心の注意を
http://blog.goo.ne.jp/bongore789/e/f1eb2979ddba4b9aaa7c8a812e9b20ec
強制連行の証拠有無と閣議決定
http://blog.goo.ne.jp/bongore789/e/865813d15a93de56babd92b57731266e
昭和初期の遊郭とそこで働く人々
http://blog.goo.ne.jp/bongore789/e/6d1daee56e2951678e83878cbac9f8cb
山下文男著「昭和東北大凶作」
http://blog.goo.ne.jp/bongore789/e/febe175a3b63de2e0f8365fbfc9bc6bb