弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

百草園

2015-07-11 10:34:29 | Weblog
梅雨の合間を縫って、百草園を訪れました。妻と二人、6月27日のことです。
最寄り駅は京王線の百草園駅ですが、今回はウォーキングをかねて、聖蹟桜ヶ丘駅から歩くことにしました。聖蹟桜ヶ丘駅からのルートにあるように、広い自動車道路を800mほど進んで、そこから田舎道に入ります。広い自動車道路からの入り口を間違えてしまい、スマホのGPSをオンにして何とか正常ルートに戻りました。
下の写真のような山間の道路を歩いて行くと、

百草園の正門に到着です。

百草園入口


入口を入った登り道


百草園のホームページには以下のように紹介されています。
『江戸時代の享保年間(1716 年~)、小田原城主大久保候の室であった寿昌院慈岳元長尼が徳川家康の長男・信康追悼のため当地に松連寺を再建しました。その後、時代を経て作られたのが京王百草園です。園内の有名な「寿昌梅(じゅしょうばい)」は寿昌院自ら植樹したと伝えられています。
梅の開花の季節には約50 種500 本の梅たちが咲き競い、園の華やかさも最高潮に達します。』

地図によると、下の写真が寿昌梅のようです。


寿昌梅の奥に松連庵(しょうれんあん)があります。

上の写真の入口を入ると、食べ物を注文できます。おそばは、冷やしきつねと冷やしたぬきでした。われわれは冷やしたぬきを注文しました。

上の写真に見えるお座敷で、庭の景色を見ながらいただくことができます(下の写真)。


松連庵の向かいには、「三檪庵(さんれきあん)」が見えます。下の写真です。


松連庵での食事も終わり、園内を散策します。
池には、蓮の花がちらほら咲いていました。


池から登りはじめに建っている句碑は、松尾芭蕉句碑とありました。「志ばらくは 花の上なる 月夜かな」


一番高いところには見晴台があります。東方向に、新宿の高層ビル群が見えました。その向こうにスカイツリーがあるようなのですが、あいにくの曇天で見ることはできませんでした。

一番奥まったところに「芭蕉天神」があるということで、細い上り下りをたどって行ってみました。裏から見たときは「まさかこれじゃないだろう」と思ったのですが、回ってみたらまさにこれでした(下写真)。

「当園の北部、旧三沢下郷の篤学農民・土方誠助(文政7年~大正3年)が学問の大切さを子孫達に知らしめるために祀ったという。そのお陰か、子孫・龍之介は昭和26年旧七生村(現在日野市の一部)の村長となった。
以前、北方40mにあったものを平成2年2月吉日、現在地に遷祀した。」
松尾芭蕉との関係は不明のままです。

あじさいの季節ということで、あじさいの花を見ることができます。


帰りも、来た道をそのままたどり、聖蹟桜ヶ丘駅に出ました。
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