弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

レコードプレーヤー(2)

2014-10-23 21:19:48 | 趣味・読書
レコードプレーヤー(その1)で書いたように、我が家でレコードプレーヤーが稼働しました。ターンテーブルにはテクニクスSL-1200を用い、トーンアームにはグレースのG-940、そしてカートリッジはフィデリティリサーチのFR-1 MK2(ムービングコイル)です。このカートリッジのため、フォノイコライザーもMM/MC両用のオーディオテクニカAT-PEQ3に買い換えました。

トーンアームはオイルダンプであり、オイルはとっくの昔に抜けているので、粘度100,000cStのシリコーンオイルを購入して注入しました。
オイルダンプ用のオイルについて参考にさせていただいた趣味YOUYOUのmini4312さんから、グレースのトーンアームに関する貴重な情報をいただきました。
カートリッジ背面の配線ピンは、ヘッドシェルのピンとの間をワイヤーで接続します。そして、ヘッドシェルをトーンアーム先端に取り付けると、ヘッドシェルの端部に突出したピンがトーンアームの電極と接触して接続がなされます。
ヘッドシェルのピンには4本のワイヤーが接続されており、緑、赤、青、白の4色となっています。この4色を、カートリッジ背面の配線ピンの色と合うように取り付ければOKです。
ところが、mini4312さんに紹介いただいたあぺとぺ た~さんのブログによると、グレースのトーンアームは左右のコネクターがその他メーカーのトーンアームと比較して逆接続になっているというのです。
私はそんなことには気づかず、カートリッジ(FR-1 MK2)を普通のとおりにヘッドシェルに接続して使っていました。
そこでさっそく、オーケストラ曲のレコードをかけて聴いてみました。確かに、コントラバスが左から聞こえます。左右が逆に接続されていることが確かめられました。

下の写真は、グレースのヘッドシェルです。右の写真で、緑・赤の配線が右側に、青・白の配線が左側に接続されています。これが他のヘッドシェルですと、緑・赤が左に、青・白が右に接続されているのです。
  
現在使っているカートリッジ(FR-1 MK2)とヘッドシェルとの配線を、上のグレースの写真に見えるとおりに接続しなおしました。
その結果として、現在は無事にコントラバスが右から聞こえるようになりました。
上の写真のグレースのヘッドシェルは、私が入手したときにはFR-1 MK2が接続されていました。しかしなぜかスピーカーから音が出なかったので、予備のヘッドシェルに付け替えたのです。
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