豊後ピートのブログ

元北アルプス南部の小屋番&夏山パト十数シーズン経験。今はただのおっさん

ヘリの風圧で発生した落石で遭難者が死亡?

2017年05月15日 | 山岳遭難
これがホントに風圧で飛んできた石が原因だとしたら、聞いたことがないケースです。

県警ヘリが救助の男性死亡…風圧で石当たる?
読売新聞  2017年05月14日 23時52分


引用
14日午後1時50分頃、山梨県丹波山村の山中にある小室川の斜面で、県警ヘリ「はやて」が左足首を負傷した男性の救助活動を行っていたところ、男性の周辺に樹木や石が落下した。
男性は意識不明の状態で甲府市の病院へ運ばれ、死亡が確認された。県警は、ヘリのローターによる風圧から落石などが起き、男性に当たった可能性があるとみて、業務上過失致死容疑を視野に捜査する。
また、救助のために近くにいた上野原署員と、ヘリから下りてきた県警救助隊員の2人が落石などでけがをした。ともに軽傷とみられる。

引用おわり


遭難者は死亡。救助隊員も負傷とのこと。最近のヘリは高性能になり、山岳救助もやりやすくなりましたが、その分パワーアップされているので風圧は昔の機体と比較してかなりのものです。こういう事故は、あり得ることだと思います。自分も救助活動中に風で飛んできたらしい石がヘルメットに当たったり、腕をチップした経験を持っています。

ただ、こればかりはなかなか防ぎようがないですな。そういったリスクのある現場から遭難者を移動できればいいのですが、樹林帯で急斜面だったりするとそれは大仕事です。



登山・キャンプ ブログランキングへ


ジャンル:
ウェブログ
コメント (5)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 山梨県がヘリ有料化見送りで... | トップ | ソフトバンクの遭難者捜索シ... »
最近の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
不運としか (社長)
2017-05-19 03:58:48
はやて号(412EP?EPplus?)が1800shpって事は、馬力強い部類ですね。UH-60JAで1660shp弱ですから。   岩?が崩れたとか、落石を引き起こした・・・って事案は自分も聞いた事無いです。たまたま現場の状況が崩落寸前だったのかと。UHでも、ピッチ入れてパワー上げられたら確かにダウンウォッシュ凄いですが・・・。状況が違いますが先日、北海道で偵察機の乗員を吊り上げたのが岩手救難のUH-60系です。岩?より遥かに軽量な残骸が飛散する訳でも無く・・・。          ローターで叩けば落石は発生するでしょうが墜ちるでしょうし。       少なくとも全体の映像視ないと解りませんね。
Unknown (bongo-pete)
2017-05-21 02:05:58
社長さま

微妙なバランスでたまたま安定していた石や枝等が、ちょっとした風で動いたのでは?というのが今のところの推測です。
警察が過失致死の容疑で動きましたけど、風圧の影響が100%だったのか、証明するのは難しいのではないかと思います。
bongo-pete様 (社長)
2017-05-21 03:39:05
なるほど。 どんなレスキューでも危険は伴いますからね。 業務上過失ですか・・・。遺族が訴訟起こしたのでしょうか? 不起訴になると思いますが、現場の方たちは堪らないですね。
Unknown (bongo-pete)
2017-05-21 19:48:38
業務上過失というのは刑事事件ってことで、遺族が訴訟を起こしたわけではありません。こういう事故の場合には、ごく普通に警察によって捜査されます。
bongo-peteさま (社長)
2017-05-22 00:41:28
あ!勘違いして書きました(汗) 業務上過失も視野に・・・のパターンなのかと。   

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む