豊後ピートのブログ

元北アルプス南部の小屋番&夏山パト十数シーズン経験。今はただのおっさん

木賊山の遭難、無事救助

2017年06月16日 | 山岳遭難
とりあえず、無事に救助された模様です。

木賊山で遭難の男女 4日目に狼煙で救助
日テレ  6/15 19:04


日テレだとニュースが早く消えてしまうので読めないかもしれませんが…

引用
日下部警察署によると15日午後1時50分ごろ木賊山の標高約1600㍍付近の斜面で県警ヘリ「はやて」が2人を発見し救助した。
引用おわり

前回ブログを書いた時に参照した報道記事ですと、標高2100m付近で声がしたと出ていました。そこから移動したのか、それともその声は空耳で、実際には1600m地点にずっと留まっていたのか、なんせ情報が無いのでわかりません。ただ、当初報道されていた「5~6m滑落」というのはなんだったんでしょうかね。登山道から滑落したのがその程度の距離であれば、普通は登山道に戻ろうと努力するものだと思うのですが…
もしかしたら電話を入れた時点で登山道から派手に道迷いでもしていて、険しい地形を彷徨っているうちに滑落でもしたのかもしれません。


引用
その後、捜索活動は難航していたが、滑落から4日目の15日救助を求めるために2人が狼煙をあげたところヘリが見つけ救助につながった。
引用おわり


この遭難事故のポイントはここですね。狼煙で発見という、最近ではなかなか見かけない伝達手段です。でもまあ、樹林帯だったら煙の利用は実に有効ですわ。自分もパトロールの時に発煙筒を持たされていたことがありましたし。以前にも書いたと思いますが、タバコを吸わなくてもライター等の着火できるギアの携帯は必須です。いざという時には焚き火もできますからね。




ただね、気になるのは、携帯電話で救助要請した後でなぜ電話が繋がらなくなったのか、ってことですか。単に電池切れだったのか、それとも下に向かって移動したために圏外になってしまったのか。仮に通報した地点から大きく移動していたというのであれば、問題ですね。それが発見を遅らせたことになりますから。

私はよく「その場から動くな!」という登山のベテランだか有識者の意見を批判するのですが、救助機関と連絡が取れているのであれば別です。むしろそういう時に限って頑張って動いてしまって、救助隊が現場に駆けつけると誰もいねー、となって大騒ぎに発展したケースを知っています。



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1 コメント

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無事に救助されて何よりですが (通行人)
2017-06-16 22:12:26
漸く見つかって良かったです。
今回のように、遭難した当事者から直接に連絡があった場合、警察や消防は、詳しい緯度・経度を聞き出したりして、その後の迅速な捜索・救助につなげていくのが普通だと思いますが、遭難者の方で自分達の居場所を調べる術がなかったのか、あるいは、連絡を入れた場所から動いてしまったのか、長期化してしまった原因の検証が待たれます。

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