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若いという字は

2007年05月22日 | 日記・雑記・ただの戯言
 中島梓著の「にんげん動物園」というエッセイが大好きで、初めて読んだのは20年以上前なのですが久しぶりにまた最近トイレで読んでます。(失礼) それで読んだ話。「明日という字は明るい日と書くのね」という曲がありますが、その2番の歌詞にいちゃもんをつけてました。

 それは「若いという字は苦しい字に似てるわ」という部分ですが、その「苦しい字に似てるわ」というのが気に食わないのですと。語呂を考えると「苦しいという字に似てるわ」とは書けないだろうとも言ってますが、要するに漢字の成り立ちとか構造とかその辺を考えてたという話でした。

 で、このパターンでいくと「祝という字は呪という字に似てるわ」とか「宴という字は妾という字に似てるわ」というのも考えつくのですが、さすがに歌にはなりませんね。

 では皆さん、この曲のタイトルを即答できますか? わからない人は歌ってみましょう。…って最後まで歌ってもわかりませんね。およそ日本の歌謡界で歌詞とタイトルが一致しない曲のベスト3に入るでしょう。ハイ、正解は「悲しみは駆け足でやってくる」です。そらわかりませんわ。

 では皆さん、これを歌ってたのは誰でしょう? 即答できた人は上級者です。…ハイ、正解は「アン真理子」。いかにもあんまりな名前です。吉幾三、辛酸なめ子、さいたまんぞう、などの人たちと変な名前つながりでユニット組んで欲しかったり。

 で、Wikipediaによるとこの人は故出門英氏とコンビを組んでたそうな。それが解散してから「ヒデとロザンナ」ができたんですって。まさに「人に歴史あり」ですね。んで、1975年には映画「冒険者たち」に娼婦役で出演とあるのですが、これってあの「あのねのね」が主演の映画でしょうか?

 ところで前述の「にんげん動物園」ですが、例の夕刊フジの連載エッセイでイラストは山藤章二氏。これの執筆当時の中島梓氏は当時30歳くらいだったようですが「博学」なんて一言でいうのが申し訳ないくらい話題が豊富です。まぁ才能の現れでしょう。私が過去に読んだエッセイ集のなかではベスト5に入ります。新品では売ってないようですが、文庫の中古は手軽に入手できる様子。どーですか、お客さん。

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2 コメント

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今の中島梓 (山田純代)
2007-05-27 22:20:44
そんな人が今はこんな日本語で、とんでもなくバカなことを書いてますよ……。

http://homepage2.nifty.com/kaguraclub/
そうなんですよね (ハイパパ)
2007-05-27 22:56:45
なんか毎日凄い量でほとんど読めてません。ちなみに「にんげん動物園」の直後に「グインサーガ」に取り掛かったのですが、7巻目まで読んだところで就職してしまい挫折しました。それにしても書く量が半端じゃないですよねぇ。

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