今日のひとネタ

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ジャズな二日間?

2011年09月11日 | スペクトラム(ブラスロックバンド)

 21st定禅寺ストリートジャズフェティバルから帰着しました。演奏については昨日書いた通りですが今日はこぼれ話などを少々。仙台も金曜までは割と涼しかったようですが昨日は最高気温29度ということで、とにかく日陰でないといられません。我々の出演場所のすぐ近くの滝の前ではブルース系の達人が次々に登場し「あなた達、本当はプロでしょ?」と思いつつちょこちょこ見てたのですが。何しろ日当たりが良すぎて耐えられず、どれも1曲ずつくらいしか見られませんでした。


 我々の出演場所である勾当台公園野外音楽堂は午前中から高校生チャレンジステージというイベントをやってました。いまどきの高校生はどういうのをやるかと見てたら、相対性理論とかブルーハーツとかいろいろ。(って、わかったのはその二つだけ…) 聞いてた限りでは洋楽はなかったように思います。あるバンドがいきなり「リンダリンダー!」って歌い出したのを見て「ほぉ~やっぱり若者はブルーハーツか。」と思ったものの、考えてみればあれが流行った頃は彼らは生まれてなかったわけで、私にとってのマヒナスターズとか東京ロマンチカと同じような位置づけなのでしょうね。(なのか?)


 面白かったのは女の子バンドでギターが二人いて、その二人ともレフティだったというの。あれは美味しいですね。あと使ってるギターとしてはレスポールとかSGとかほとんどギブソン系というかハムバッカーが圧倒的に多し。男子で普通のストラトってのはいなかったんじゃないかなぁ。セミアコなんてのもいなかったけど、まぁ高校生はそんなものかも。私も高校時代はレスポールだったし。って、音楽の流行とか人気バンドの影響もあるんでしょうが。


 で、我々のステージは立ち見も多数いる盛況で途中から段々人が増えてきたし、段々前に出てくる人がいたりで、結構関心を持って見て貰ったようで大感激。今回は大震災からほぼ半年ということで14時46分から1分間Aの音を奏でるという企画があり、我々の出演時間にそれが当たりました。ということは、14時20分から演奏を始めて46分の時点ではそれができるように…ってことは曲の時間調整というか段取りに結構気を遣い、結果的にその企画の前に4分くらいしゃべりで繋がねばならないということになりました。ただ、苦し紛れに新田さんが昔仙台でやってたFM番組のバンドコンテストの話をしたら、それに出たというお客さんがいてびっくり。あの人はたまたまあの会場にいたのじゃなく、我々を見に来てくれてたんでしょうね。ありがたいものです。後ろの方でもずっと一緒に口ずさんでくれてた人もいたし、最初からノリノリで最後には号泣してた人もいたそうだし。(それを見てもらい泣きしたメンバーもいたとか。私は見られなかったんですが)


 演奏についてはいつにもまして暑苦しくお届けしたような気がしますが(笑)、個人的にはピックを3回も落としたのは初めて。ポケットに予備を2枚持ってたので事なきを得ましたが、緊張してると妙なことが起きるもんです。(演奏の様子はこちらで一挙公開中)



 で、演奏終了後は暑さと虚脱感でしばしボ~っとしてて、撤収して夕方から居酒屋行ってやっとビール飲めて、その後リスペクター3号が参加しているEarth,Wind & The Gangというバンドを見に行って、mixiビッグバンドも見て、前に我々を見に来てくれたことがあるという人が出てるジャズクラブに行って、そのあとまた居酒屋に行って…という流れでした。


 今日は都内から車で来てたメンバーは午前中で帰ってしまったので、今日もまた出番がある3号とただ見るだけの4号と私とであちこちを見て回り、お昼過ぎに4号と牛タン定食を食べて仙台をあとにしました。ま、今日は初めて本格的なジャズコンボも見たし今回はちょっとはジャズフェスに来た雰囲気を味わえました。


 とにかくあんなに大勢の人の前で演奏できて本当に楽しかったです。バンドとしては人数も機材も多いので段取りを心配してたのですが、ステージを担当してくれてたスタッフはてきぱきとしてたしいろいろ確認してくれたので、準備段階から安心していけました。いろんな人に助けられてステージやれてるんだなぁと再認識した次第。またこのイベントに出られますようにと祈りながら…。私たちは音楽も行いもジャズじゃないんですけど(笑)