今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

一発屋というにはかわいそうなので

2010年08月10日 | ニュースに一言
 宇多田ヒカルを一発屋とまではいいません。が、ファーストアルバムがあんまり売れすぎたものだから、あとは何を出してもセールス的にそれを超えられないとすると、本人のモチベーションも持たなかったのかもしれませんね。

 なにがどうかというと、当方「尾崎亜美研究室」をやってるくらいなので、元祖天才少女の30年後を目の当たりにしてなおかつ楽しんでるわけですから、10年やそこらでケツ割っちゃうようだと語るに値しないわけです。

 25年くらい前になるかと思いますが、FMの「難波弘之 ザ・ミュージック」という音楽番組で「一発屋ベストテン」という企画がありました。そのときは洋楽の一発屋を特集していたので洋楽に疎い私は内容をほとんど覚えていないのですが、1位はダントツで「ザ・ナック」(The Knack)でした。そのときは「どこでもかかってたから、イントロはイヤっていうほど知ってるけど曲の中身を覚えてない」という話もありました。ヒット曲なんてそんなものかもしれません。

 また、そのときの「次の一発屋は?」という話では「ガゼボ!」という声がありましたが、果たしてそうなったような…。

 私のようにヒットチャートを細かくチェックしていないものからすると、ここ何年かで「こいつは一発屋だ!」と認定できるのは、女だったら青山テルマ、男だったらデフテックでしょう。別に一発屋の人が才能があるかどうかとかいう話じゃなくて、売り方とか聞き手の問題も大きいですね。もしかして、聞き手の方はもっと長い目で見たいと思ってるのかもしれませんけど。もちろん、宇多田ヒカルをもっと長い目で評価しようという声もあるでしょう。本人も完全にやめるって言ってるわけではなさそうだし。

 なお、うちの田舎(片山津温泉)には夜な夜な一発屋という職業の方が出没してたそうですが、これについての言及はやめておきます。なんにしてもネーミングがよくないですよね。ワンナイトラヴァーとかにしておけばいいように思いますが。(って、ダメか)