途中下車してときどき嵐

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「ポニーテール」感想

2016年12月09日 09時11分42秒 | 乱読本感想
「ポニーテール」
重松 清
新潮社 2011年7月

2014年10月01日 15:58
★5
両親の再婚によって姉妹になったフミとマキ、お父さんとお母さん、みんな良い子で良い人だけど、家族になるって難しい。
相手を思いやっていても伝わらないものがある。
それぞれの「思い」が思いやりに満ちたものだけに伝わらないことが悲しくなってしまう。
でも少しずつ少しずつ「家族」になっていく。

子供たちがとても愛おしい。
幸せを祈らずにはいられない気持ちになったけれど、まさにこのお話はフミのお母さんの「祈り」だったのねと最後に思った。

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