途中下車してときどき嵐

ブログ人から引っ越してきました。

韓国ドラマ感想「宮S~Secret Prince」

2012年01月30日 10時29分05秒 | 韓国ドラマ感想

「宮~Love in Palace」を観た後、いつかこれを観るんだろうなと・・・

評判通り(「宮」よりは落ちる)の作品ではあったけれど、悪くは無かった。

この「宮S」はあまりにも出来の良かった「宮」と比べられる運命の作品でちょっとお気の毒。

私も当然比べてしまった。

「宮」は強烈な色とタッチで表現された油彩の大作という感じ。

「宮S」は綺麗な淡い色の水彩画って感じかな。

最初は比べてしまうけれど、別もん。

4人の男女のラブストーリーと人間としての成長の物語。

この作品、グループエイトによるオリジナルということで・・・全体としてきちんとまとまっていると思う。

強烈に面白くはないけれど(どうしても「宮」と比べるので)ストーリー展開は普通・・・かな。

でも、4人の主要キャストのキャラがなかなか良い。

「宮」でもそうだったけれど、恋のライバル同士が相手を落としいれたりする嫌な人間として描かれていない。

自分の決めた人をただただ愛するだけという姿勢にとても好感が持てる。

そして、愛される側の人間もちゃんとそれなりの愛されポイントが納得できる形で存在している。

王室という特殊社会で人を好きになる切なさ。

でも、けなげにそれぞれの相手に精一杯の気持ちをおくる。

場面場面での可愛い台詞、切ない台詞は大人になってしまった私にはちょっと気恥ずかしいけれど、微笑ましくて胸がキュンとした。

主人公、イ・フ(永城公)役のSE7ENは最初の方、まだ皇族と判る前の自由な一般人の時、若い時のキム・ヒョンジュンにとても似ていて(ある角度から見た目とか鼻)、かなりニタニタしながら観た。

正直、頭の中でヒョンジュンに置き換えて観てた。

「美男ですね」のパク・シネちゃんがちょっと計算高い女の子としてキャスティングされていて、あれっ!?って感じで新鮮だった。

計算高いと言っても表向きで、頭が良くて寂しがり屋でちょっと複雑な性格の女の子を可愛く演じていた。

それから、脇のキャスト・・・「宮」で大好きだったチェ尚宮役のチョン・スヨンがまた同じような侍従官役で出ていたので、かなり嬉しかった。

役と風貌がすご~~く合っていて好き。

この女優さん、私好み。

またどこかで出逢いたいな。

韓国ドラマ感想まとめリスト


最新の画像もっと見る

コメントを投稿