途中下車してときどき嵐

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相葉ちゃんのドラマの原作「ようこそ、わが家へ」を読んだ

2015年03月31日 08時47分23秒 | 雅紀
池井戸作品は何作か読んで好きだったが、この「ようこそ、わが家へ」はスルーしていた作品だった。
相葉ちゃんがドラマをやるというので、あわてて読んでみた。

うん、面白かった。
スルーしていた原因”は従来の池井戸作品とは違う”的な評価を見ていたせいだ。
”従来”をどう定義するかは自分勝手なものだが、私は池井戸作品は企業小説を一番評価している。
だから私にとって”従来”とはそれ。
主人公のお父さんが働く会社での出来事は”従来”通り生き生きと描かれていた。

そして、この物語の”従来とは違う”部分。
ある出来事が原因でお父さんの家族が嫌がらせをうける。
ドラマの紹介などで使われている”ストーカー被害””それと戦う家族”といった物語。

お父さんを軸とした会社と家族の同時進行サスペンス。

感想はざっくり面白かっただが、同時進行のサスペンスがどうもしっくりこない。
家族を描きたかったのか?
会社を描きたかったのか?
新たな挑戦を見せる為に家族のサスペンスが主だったのか!?
両方でも良いんだけど、得意分野の会社の描写が生き生きしすぎて、家族はサイドエピに見えたんよね~

と、小説「ようこそ、わが家へ」の感想でした~

で、
相葉ちゃんのドラマ。

ドラマ「ようこそ、わが家へ」は相葉ちゃんが主人公だとか。
原作のお父さんの息子が相葉ちゃんの役のようね。

原作の中では家族サスペンス部門に登場する息子。
そこではそれなりの役割を果たし、それなりには光っている息子。
会社サスペンス部分では当然用無し。

う~~~ん、ドラマのHPを見る限り、ストーカーと戦う家族、相葉ちゃん・・・お父さんの会社エピが添えもんになるのね。
池井戸作品から会社取ったら魅力は半減、いや8割は減かも。

う~~~ん、なんかねぇ~
フジテレビさん、ここんとこ大注目の池井戸ドラマやってみたかったの?(調べたら大昔に1つあるけど)
やっても良いけどね~、そもそも大注目されている池井戸ドラマってけっこう硬派な会社ものだと思うよ。

なんかねぇ~
で、原作をチョイ変えて、嵐の相葉雅紀主人公ってねぇ~
そもそも大っ嫌い月9なんですね~

チョー不安です!

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