途中下車してときどき嵐

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「スキャンダル:非常に衝撃的で不道徳な事件」感想

2016年10月11日 15時41分45秒 | 韓国ドラマ感想
まず、感想以前の出逢いから。
一時期、松葉杖生活をしておりまして(今は二足歩行の人類に戻ってます)GEOに通っていました。
が、借りたいものがそうそうある訳でもなく、うろうろしていて見つけたのがこれ。
「スキャンダル:非常に衝撃的で不道徳な事件」というタイトルだけで素通りしていたけれど、“キム・ジェウォン”の顔が見えた。
「私の心が聞こえる?」がすごく良かったので観てみようかなと。
でも、“スキャンダル”だし、おまけに“非常に衝撃的”で“不道徳”って、私の一番嫌いな類かも。
男と女のドロドロだとムリだけど“キム・ジェウォン”だし、ひょっとしたら“スキャンダル”の概念が日本と違うかも、数本借りて様子を見ようかなと思っていたら、韓ドラ常連らしいおばあさまに声をかけられた。
「それ、良かったですよ」って。
「じゃ、全部借りて帰ります」って、私もバカね。
18本も借りて帰って観はじめて、『わぁ~やっちゃったかも、外したかも』と思った。
「お金の化身」のあのえげつない悪役チ・セグァンを演じたパク・サンミンさんがパワーアップした悪役でご出演。
演じるチャン・テハは韓国財閥会長。
悪いやつがお金持ちだと“悪い”の形容が無いくらい悪い。
終盤、長年の愛人が吐いたセリフに「くそったれで自己中心的、人間としても男としても夫としても親としてもクズだ、お金があったからそばにいただけ」みたいなのがあったけれど、こんなもんじゃない!付け加えて、狡いし卑しい、震えるくらい悪い奴だ。
昨今の韓国の大企業絡みの事件事故はもちろん、このドラマ後に起こったセウォル号事故、ナッツ姫、ロッテの世襲争い、韓国の財閥と言われる人たちがやらかした“悪”を連想させるエピを網羅して、とことん悪いチャン・テハ。
演じる役者さんが上手いものだから、観るのがきつかった。
お目当てのキム・ジェウォンくん登場の前に挫折するのも嫌だし、18本を観ないで返すのももったいないので、頑張った。
ジェウォンくん演じる大人になったハ・ウンジュン登場の頃にはえげつなさにも慣れた。
財閥の圧倒的な力による理不尽な仕打ちに対するには犯罪しかないのか!?
誘拐という犯罪に走ったハ・ミョングンだったけれど、元々は善良な人だもん、辛いよね。
誘拐されたウンジュンも、お母さんも、それぞれの気持ちが胸に痛い。
チャン・テハに蹂躙される人たちに寄り添っているうちにすっかりハマってしまった。
面白い!
優しさや思いやりに泣ける!
中盤では本当によく泣いたわぁ。
ストーリーもちゃんとしているし、俳優さんたちの演技が本当に上手い。
えげつなく重く始まったけれど最後は結構綺麗な終わり方だった。
韓国の現実を考えるとそれは理想であり願いでしかないだろうが、ドラマだからそれで良かった。
怒涛のように観て終わって、資料をみたら、脚本の人は「きらきら光る」のぺ・ユミさんだったのね。
「きらきら光る」もえげつない程の“悪”と心優しい人たちの“愛”の物語だったものね、けっこう印象に残ってる。
韓国的“悪”は観ていて気分が悪く、めげそうになるけれど、韓国だから~で気持ちの切り替えをして凌ぐ。
そして韓国的“愛”を楽しむ。
この作品はそんな作品だな。
主演のキム・ジェウォンさん、顔が好きってタイプじゃないんだけど、いい作品に出てるって感じ。
いい本に巡り合えた役者は幸せだよね~~
薦めてくれたおばあさま、「ありがとう」でした。

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