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「天使のナイフ」 感想

2016年12月20日 14時10分17秒 | 乱読本感想
「天使のナイフ」
薬丸 岳
講談社 2008年8月12日

2008年10月02日 09:58
★5
何者か分らなかったけれど、江戸川乱歩賞受賞作と言う事だったので、読んでみた。

なるほど、上手いですわ。
真実にたどり着くまで奥の、奥の、奥の、奥のがある。

関係者の誰もが行き場のない少年犯罪。
この作品は、作品の中ではあるが、少年犯罪のその後の行き先を示唆している。
理想論と言えば、そうであるが、現実を変えていくにはやはり理想を求めていかなくてはいけないなと思う。

少年犯罪を扱った作品を先日も読んだが・・・東野圭吾 「さまよう刃」・・・これはもう現実と同じ絶望的な結末で、読み終えて気持ちの行き場がなかった。

しかし、この作品にはほんの少しだけ救いがあった。
たぶん現実もほんの少しではあるだろうが贖罪の気持ちで生きている人もいるんだろうなと思わせてくれた。
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