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「ソウルケイジ」感想

2016年12月17日 12時20分26秒 | 乱読本感想
「ソウルケイジ」
誉田 哲也
光文社 2009年10月8日

2010年05月31日 17:26
★5
「ストロベリーナイト」に続く姫川玲子シリーズ第2弾。

「ストロベリーナイト」は猟奇的連続殺人というちょっと現実離れしたストーリーで、エグイ描写が嫌だったが、次はどうなるんだろうという期待感・・・本を読むものにとって一番美味しいものを与えてくれた。

で、2作目を読んでみた。
こっちの方が前作よりずっと良かった。
綿密に組み立てられた今度は普通(って、程でもないけど)の殺人事件のストーリーは前作に比べて説得力があった。
それぞれのキャラが物語の中で生き生きと動いているのも良い。
事件は切ない事件だったけれど、その生き生きと動くキャラが面白さを与えてくれていた。
娯楽として良かったと思う。


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