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韓国ドラマ「What's Up(ワッツ・アップ)」感想

2013年02月15日 16時30分29秒 | 韓国ドラマ感想

GyaO!配信が始まった時に見逃してしまっていた。

「雪の女王」「花より男子」のイム・ジュファンとBIGBANGのテソンくんに興味があったので、レンタルした。

最初の方は次回が楽しみになるほどではなかった。

どうも収まりが悪いなと思ったら、1話が50分足らず。

メイキング映像を観ていたら、メイキングで撮影されている場面が本編でカットというケースがけっこうあったので、それでか~、と。

カットが多くても、ストーリー自体は追っていける。

単純なストーリーだったから。

2、3度借りに行ったけれど、途中止めになっていた。

お蔵入りになりかけたドラマという先入観なのか?ただ単にそれほど面白くなかったのか?

本音のところは20話なのにDVDは13本、数話おきにメイキング映像が入っているDVDに200円も300円も払いたくはないって感じだった。

久しぶりにショップに行ったら100円レンタルになっていたので借りてきた。

9話まで観ていたので10話から最終20話まで。

あまり期待していなかったのに、その10話くらいから面白くなって、ほとんど一気に観てしまった。

ミュージカルをみんなの手で作ろう!

夢のある目標。

その夢に向かい目標を達成する過程ではそれ自体に色々な困難が待ち受ける。

そして、それぞれの事情、それぞれが克服していくべきもの。

この、それぞれの事情の描き方がね~、ひとりひとり丁寧に描かれていて、良かったんだわ。

克服すべきことはひとりでは無理。

でもそれぞれが影響し合い、助けあい「大丈夫」と言える自分を作っていく。

印象に残ったのは人前で歌えないキム・ビョンゴンが歌えるようになるエピ。

突然現れた彼の優秀なお兄さんが赤いジャージの幽霊に導かれ、彼の歌を聴く。

不思議な映像・・・キャンバスに触れる手。

残した画のメッセージ。

彼の歌で心を動かされたお兄さんが、彼を動かす。

ハ・ドソン(ハデス)の一言で音楽に向きあう姿勢が変わった天才作曲家イ・スビン。

気持ちを抑えひっそりと生きようとするハ・ドソン(ハデス)を表に引き出そうとするウン・チェヨンも、最後にはカッコいい女だったなぁ。

ウン・チェヨン役の女優さんチャン・ヒジン。

「ラブ・ミッション」でも最後はあら~意外といい女だったのねって役だったけれど、今回もそんな役で、けっこう好きな女優さんだな。

みんなを変えた先生、ソヌ・ヨン。

このドラマの中核をなす人物。

この人、オ・マンソクとキム・ビョンゴン役のチョ・ジョンソクはミュージカル俳優さんだったそうで、台詞も歌もさすがだな~と。

こういう人がいると作品が締まるよね。

で、大好きだったのは先生を慕うオ・ドゥリ。

もう、この子、凛としてなんてカッコいい子なんでしょ。

そしてなんて一途な子なんでしょ。

演じたイム・ジュウンの容姿、特に意志の強そうな大きな目が役にぴったりだった。

イム・ジュファンとテソンくん狙いだったけれど、彼らについては特に言うことはない。

普通に無難に良かったんじゃないでしょうか。

私は主役より、個性的な脇の人に魅かれる傾向があるのでそんなものでしょう。

このドラマ、お蔵入り騒動はあるし視聴率も悪かったらしい。

私はけっこうおもしろくこのドラマを観たけれどな~、韓国人と日本人の感性の違いだったのかな!?

ただ単に私の趣味が変わっている!?

どっちにしろ、ちゃんとドラマが放送されて、結果こうして感想が書けて良かった。

ヒョンジュンくんのドラマもこのドラマと同じように事前制作なんぞやってくれていたら、ひょっとしたら日の目を見たのかもしれないな~なんて・・・詮無いことだわね。

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