はじめに:このブログの趣旨はこちら
では、感想スタート!
作品:弧塔パズル
作者:レミングス
ジャンル:推理
あらすじ:ある宝の地図を前にして色めき立つ大木探検隊。着いた島には大きな塔と、何やら怪しげな家が。宝探しの中起こった殺人事件に彼らが挑む。
感想:地の文が少なく会話形式で進むため多少読みづらい。
だが、設定は面白いと思う。ある中小企業のオーナーが自らの遺産を隠し、その在りかを記した地図を作った。彼の死後、遺産相続者は誰も遺産を探し出せずついにはその地図をコピーして捜索者を公募する。そのコピーを偶然にも手に入れた大学生が……という話。
謎解きは凄く好きだから今後に期待する。なにせプロローグだけだからねぇ、まだ。これ以上なんとも言えん。
まぁ、細かいところで突っ込みたい部分(仮にも企業のオーナーであるというのに、男の資産を家族の誰も知らない事とか)はあるが、勢い良く話を展開させてほしい。小説はテンポが大事と思うから。
作品:透明の向こう側
作者:孝
ジャンル:恋愛
あらすじ:主治医と患者として出会った真由と有薗。友人として交流を深め合うが、いつしか真由は有薗に愛情を抱くようになり、おともだちごっこにピリオドを打つ。しかし有薗もまた真由を愛し始めていた。彼の愛を受け入れようとしない真由、彼女を愛したい有薗。大人の恋愛、家族愛の枯渇、真由の心の闇・・・。二人は手を取り合うことができるのか。
感想:だるい。何度も読み直さなければ意味がつかめない文章は好きではない。まるで国語の教科書でも読んでいるみたいだ。
また、小難しいからといってそれが即ち高尚な小説になるとも思えない。そんな感想を抱いた作品。
冒頭の「深夜の海は、まるで周囲の音の一切を呑み込んでやろうと意志を持っているかのように物憂げな暗さをひっそりと生温かい海面に漂わせている」なんてまさにそれ。言語明瞭意味不明ってやつだ。
もったいないよね、この作者さんはクドいけど文章力があるは確かだというのに……
読み手の事も考えて欲しいな。平易な言葉を使うからといって馬鹿にされることは決してない。むしろ私の好きな作家は簡単明瞭で一文も短い人が多い。
あと、この作品。長い連載で作者さんの思い入れも強いのはよく分かるんだけど……メリハリにも少し欠けるきらいがある(全部は読んでません、すみません)んだよなぁ。だから読んでて疲れる。是非、この長編を一旦中止し短編をたくさん書いてほしい。
そしてテンポの良い話作りを会得してもらいたい。そうすりゃ、常駐して読みたいなろう作家さんの一人になるはず。
ほんと自分的に惜しい作品であった。
作品:WORLD OF WORLDS
作者:レミングス
ジャンル:ファンタジー
あらすじ:彼の日常はある日突然崩れ去る。自分の本当の正体を探るため、彼は世界への扉を開いた。
感想:ライトノベルって感じの小説。変な日本語もないし気楽に読める。あとは自分に合うかどうかだ。私としてはイマイチだったかな。
小説にバックボーンがないというか、思いつきで書き進めているというか……そんな印象をうけた。そう考えるとプロットは大切だよなぁ。あっ、もし作者さんがきちんとプロット作ってたらゴメンナサイ。
こんなとこか……
あっと、もう一つ気になる事があった。それはね、プロローグが長いんじゃー!
ふぅ、すっきり。
感想は以上。長編を読ませるというのは難しいんだろうなぁ。自分で読んでてそう思う。
では、感想スタート!
作品:弧塔パズル
作者:レミングス
ジャンル:推理
あらすじ:ある宝の地図を前にして色めき立つ大木探検隊。着いた島には大きな塔と、何やら怪しげな家が。宝探しの中起こった殺人事件に彼らが挑む。
感想:地の文が少なく会話形式で進むため多少読みづらい。
だが、設定は面白いと思う。ある中小企業のオーナーが自らの遺産を隠し、その在りかを記した地図を作った。彼の死後、遺産相続者は誰も遺産を探し出せずついにはその地図をコピーして捜索者を公募する。そのコピーを偶然にも手に入れた大学生が……という話。
謎解きは凄く好きだから今後に期待する。なにせプロローグだけだからねぇ、まだ。これ以上なんとも言えん。
まぁ、細かいところで突っ込みたい部分(仮にも企業のオーナーであるというのに、男の資産を家族の誰も知らない事とか)はあるが、勢い良く話を展開させてほしい。小説はテンポが大事と思うから。
作品:透明の向こう側
作者:孝
ジャンル:恋愛
あらすじ:主治医と患者として出会った真由と有薗。友人として交流を深め合うが、いつしか真由は有薗に愛情を抱くようになり、おともだちごっこにピリオドを打つ。しかし有薗もまた真由を愛し始めていた。彼の愛を受け入れようとしない真由、彼女を愛したい有薗。大人の恋愛、家族愛の枯渇、真由の心の闇・・・。二人は手を取り合うことができるのか。
感想:だるい。何度も読み直さなければ意味がつかめない文章は好きではない。まるで国語の教科書でも読んでいるみたいだ。
また、小難しいからといってそれが即ち高尚な小説になるとも思えない。そんな感想を抱いた作品。
冒頭の「深夜の海は、まるで周囲の音の一切を呑み込んでやろうと意志を持っているかのように物憂げな暗さをひっそりと生温かい海面に漂わせている」なんてまさにそれ。言語明瞭意味不明ってやつだ。
もったいないよね、この作者さんはクドいけど文章力があるは確かだというのに……
読み手の事も考えて欲しいな。平易な言葉を使うからといって馬鹿にされることは決してない。むしろ私の好きな作家は簡単明瞭で一文も短い人が多い。
あと、この作品。長い連載で作者さんの思い入れも強いのはよく分かるんだけど……メリハリにも少し欠けるきらいがある(全部は読んでません、すみません)んだよなぁ。だから読んでて疲れる。是非、この長編を一旦中止し短編をたくさん書いてほしい。
そしてテンポの良い話作りを会得してもらいたい。そうすりゃ、常駐して読みたいなろう作家さんの一人になるはず。
ほんと自分的に惜しい作品であった。
作品:WORLD OF WORLDS
作者:レミングス
ジャンル:ファンタジー
あらすじ:彼の日常はある日突然崩れ去る。自分の本当の正体を探るため、彼は世界への扉を開いた。
感想:ライトノベルって感じの小説。変な日本語もないし気楽に読める。あとは自分に合うかどうかだ。私としてはイマイチだったかな。
小説にバックボーンがないというか、思いつきで書き進めているというか……そんな印象をうけた。そう考えるとプロットは大切だよなぁ。あっ、もし作者さんがきちんとプロット作ってたらゴメンナサイ。
こんなとこか……
あっと、もう一つ気になる事があった。それはね、プロローグが長いんじゃー!
ふぅ、すっきり。
感想は以上。長編を読ませるというのは難しいんだろうなぁ。自分で読んでてそう思う。