La Vie en Rose

パリから家族が一人増えて帰国。日本で育児に奮闘中。

けなげなBebe

2009-10-01 15:24:29 | Bebe
「アンジェリーナはバレリーナ」は、Bebeが大好きなアニメの一つだ。原作はイギリスの絵本で、WOWWOWで毎週火曜日と木曜日の朝に15分ほど放送している。

朝はオンタイムでのんびり見せるほどの余裕はないので、録画しておいて、夜や休日に見ているBebe。

主人公のアンジェリーナはねずみの女の子で、バレエ教室に通い、バレエを習っている。Bebeは、アンジェリーナのマネをして、くるくる回ったり、「アラベスク」といってポーズをとったりする。ちょっと前までは、片足でなかなかバランスがとれなかったのだが、最近ではポーズはいまいちなものの、片足立ちでそれなりの雰囲気を出せるようになった。

Bebeは、主人公のアンジェリーナはもちろんだが、バレエ教室のリリー先生がお気に入り。

今朝、肌寒かったので、この間かって上げたばかりの襟のところがフリルになっているカーディガンを出してあげると、「あっ、リリー先生みたい」と気に入ってくれた。(リリー先生は、いつもエレガントなフリルのたくさん着いたドレスを着ている)

「よし、これでご機嫌で保育園にいけるぞ!」と家を出ようとしたのだが、そうは問屋がおろさないのが2歳児。

母がちょっと忘れ物を取りに戻ったら、「Bebeもおうちに帰りたい。保育園に行かない。」と言いだす始末。無理に行こうとするとさらに大変な騒ぎになるので、Bebeを連れて家に戻る。

すると、今度は「ウンチ出る!」

やっとウンチが出たと思ったら、次は「トイレでおしっこする」

この段階で、普通なら保育園についている時間になった。

焦る母。しかし、ここで無理やり保育園に行こうとすると大泣きして、余計に時間がかかる。「落ち着いて、Bebeを説得しなくては」と心の中で、自分に言い聞かせる。

「Bebeちゃん、保育園行こうよ。みんな待っているよ。」

すると、Bebeは「リリー先生に会いたいな。バレエ教室に行きたいな。」と言いだした。

とりあえず、まず家から出ることが先決と、母は相槌を打った。

「そうだね。バレエ教室に行こう。ママもリリー先生に会いたいな。」

Bebeは素直に靴を履き、「歩いてバレエ教室に行く!」と歩き出した。

母は内心、「これで、保育園に行ったら、バレエ教室じゃない!とかいって、泣いて騒いだりしないだろうか」と心配していた。

すると、保育園が見える直線に出たところで、Bebeが言った。

「ねえ、ママ、あれがバレエ教室だね。」

母はちょっと涙が出そうになった。

Bebeは本当は保育園に行きたくなかったけど、母が「お仕事に行かないといけないから、保育園に行ってくれるかな?」と頼んだので、保育園に行きたくなるように、「保育園がバレエ教室で、リリー先生に会える」って、自分で一生懸命考えたんだね。

親孝行でけなげな娘に胸がジンとしたのでした。
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