答えは身体が知っている

セラピスト兼アスレティックトレーナーが自分の好きな事や日々感じた事を書く、息抜きブログ

群馬の農産物を食べ、水を飲む

2011-03-27 19:29:25 | 世の中・ニュース
群馬県産の農産物から、放射性物質が検出されました。
その値が、国が示した暫定規制値を上回ったことで、
当分の間県内のホウレンソウとカキナの出荷を控えるよう、
国からの指示に従って県から要請されました。
【3月20日】放射性物質汚染に対する農産物の安全検査について

県内産の農産物について、
ホウレンソウやカキナ以外の野菜や果物、牛乳についても
放射性物質の値が検査されましたが、
暫定規制値を上回る者はありませんでした。(3/26現在)
【3月23日】県産生乳の放射性物質の検査結果について
【3月23日】放射性物質汚染に対する農産物の安全検査について
【3月25日】放射性物質汚染に対する農産物の安全調査について
【3月26日】放射性物質汚染に対する農産物の安全検査について

つまり、23日以降には暫定規制値を上回る放射性物質は
農産物から発見されていないのです。
だから、私は群馬県産の農産物をこれからも食べ続けます。
また、同じく風評被害に苦しむ福島産、茨城産、栃木産の農産物を
積極的に食べたいと思います。
市場に安全性の担保されない食品が出回らないようにするのは
国や県などの行政の責任であり生産者の責任だと思いますが、
根拠の無い不安感や噂(デマ)程度で市場に出回っている食品を拒否するのは、
消費者として恥ずべき行為だと思います。

風評被害の加害者には簡単になれます。
それは、無知や偏見で行動することであり、
こうした無知や偏見は『悪意』よりも質が悪いと思います。
テレビでも新聞でも雑誌でもネット上でも、
正しい基礎知識を説明し開設してくれています。
それらを見聞きし冷静に考えて理解すれば、
その努力を怠らなければ、
風評被害の加害者にならずに済むのです。

水道水についても同じです。
東京都の金町浄水場の水から乳児に関する暫定規制値を上回る
放射性ヨウ素(ヨウ素131)が検出されましたが、
それも2日間だけで、
その後は日々値が下がって暫定規制値未満に収まっています。
 水道水の放射能測定結果について ~第17報~
 水道水の放射能測定結果について ~第18報~
 水道水の放射能測定結果について ~第21報~
 水道水の放射能測定結果について ~第23報~

それなのに、ミネラルウォーターが店から消えるような現象が起きました。
これも、恥ずべきことです。
私は、以前からコーヒーなどを淹れるため、
また飲用としてミネラルウォーターを買っていました。
2ℓ入りのペットボトルを2日に一本くらい買っていましたが、
いつでもコンビニではミネラルウォーターがたくさんありました。
乳児の親が毎日ミネラルウォーターを買ったとしても
そんなに品薄になるわけがありません。
しかも、硬度の高いミネラルウォーターは
乳児のミルク用には適していないと言います。
だから、硬水のミネラルウォーターまでが品薄になるはずがなかったのです。
明らかに赤ちゃんのためにではなく、
自分たちのために買った人が大勢いるのでしょう。
初めから大人が飲んでも問題ない量の放射性ヨウ素しか
検出されていなかったにも関わらずです。
残念なことです。

私は、今まで通り群馬県の水道水で作った食事をとり、
群馬県の水道水でお茶などを淹れて飲み、
楽しみのためにちょっとミネラルウォーターを飲もうと思います。


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1 コメント

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俺は、食べんよ! (ひろ)
2011-03-30 14:58:19
少しでも、より安全性の高いものが良いに決まっている。となりに、もっと安全な食べ物がれば、危ない地方の野菜など、食べたくないのはあたりまえ!
関東は、食べ物ないのかな?
餓死しそうなら、背に腹はかえれないから、食うかな?
悪気ないからね。いろいろな考え方あるので。。。

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