poco a bocco

自然の素材がもつぬくもりやパワーに助けられての作品づくり
poco a poco のペースで進みます~♪

ビーチコーマー Bocco

2007-01-23 22:03:30 | works
石っころが好き! 小さな流木が好き! シーグラスが好き!・・・。
どこかに出かけると、ついついそんなものたちを拾ってきてしまいます。
中でも、波に洗われて丸みをおびたガラス片(Sea Glass)や陶片が大好きです。

久高島できれいなシーグラスを見つけました。
なかなか出会えなかった黄色やオレンジのものもあります。
でも、自然のものをこの島から持ち出すことは禁じられています。
割れガラスは自然のものではないけれど、シーグラスは自然の力ですてきに造形されたもの…。
そんな思いから、持ち帰る気持ちにはなれませんでした。
それで、焦げ茶色の流木…ヤシの実でしょうか…の周りにシーグラスを集めて、自分の記憶のために写真をとっておいたのです。
鮮やかなナス紺のものと白黒ストライプのものは小さな小さな貝殻です。

海岸で漂流物を探して拾い集めることをビーチコーミングというのだそうです。
ということは、Boccoも “ビーチコーマーのはしくれ" ということになるのでしょうか?
嵐の後の海岸はお宝の山。
とはいっても、台風の翌日に “それっ!” と海辺に行ける境遇ではないのがむしろ幸いかも。。。
ここ10年あまりのこととはいえ、狭いわが家には海や山で拾ってきた小さなものがいっぱいで、ほとんど整理できていないのです。
ビーチコーミングよりもハウスコーミングが必要なのよね。。。



沖縄・玉城村<今は南城市…だはず>の奥武島(おうじま)で散歩しながらこんなものを作って遊びました。
岸壁のコンクリートの上に落ちていた魚の頭。
その表情がおもしろくて、たまたま手に持っていた…つまり拾った…サンゴと木の実で体を作ってあげたというわけ。。。
作品とはいえないようなものですが、自分では結構気に入ってフォトカードにしています。
“a coral fish" なんて、強引なタイトルですね。
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2 コメント

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心地よい気持ちです! (あみんこ)
2007-02-05 23:05:27
いつも読み終わった後、ホッとする気持ちになれます。ビーチコーマ、シーグラスと名付けられているのを知って、すごく嬉しくなりました。
「頼りない生牡蠣のような感受性 それを鍛える必要は何もなかったのだな」という一節が茨木のり子さんの詩にあるけれど、それを思い出させてくれるものが
ここにはあります。ありがとう!

あみんこさんPlease excuse! (bocco)
2007-02-09 22:31:31
コメントをいただいていることに今気づきました。

茨木のり子さん!
懐かしいだけでなくいつも新鮮ですよね。
久しぶりに詩集を開いてみたくなりました。
あなたに送っていただいた『海辺のレッスン』…ジョーン・アンダーソン著…も、私にはとてもよい栄養になったことをご報告します。

“Please excuse” というのは、ごめんなさいってことだけど、なぜここで使ったかというと。。。
すっごく昔、まだ私が学生だったころ、先生から戻ってきたレポートにそう書いてあったのです。
うっかりそのレポート用紙を汚してしまったらしいその先生、思わずそう書き込んでくださったのでしょうね。
アメリカ人の神父さまです。
とても立派な体格で、しかも偉い?神父さま。
そんな外見と消え入るような文字で書かれたこの言葉のバランスがおかしくて、ちょっと笑ってしまいましたが、先生の人柄が感じられて、印象に残っています。

蛇足の方が長くなってしまいました・・・Please excuse です。

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