
菊地成孔コンサートの2日目。昨年はUAとのライブのみ見て、ペペ・トルメント・アスカラールは見ていない。その昨年見なかったライブがペペの初期メンバーでの最後のライブだったそうで、その後一部メンバーの入れ替えを実施。僕にとっては新メンバーでのライブはこの日が初めて。
午後3時からの東京藝術大学奏楽堂でのメシアンのオルガン作品演奏会を終盤に抜け出し、オーチャードホールに開演時間ギリギリに到着。藝大もオーチャードホールも駅から遠過ぎる。移動時間の半分は歩いていた。ドレスアップした女性客を眺めてファッションチェックしたかったのに残念。
第二期ペペ・トルメント・アスカラールのメンバーは、菊地成孔 (sax,vo)、早川純 (bdn)、藤堂昌彦 (vln)、楢村海香 (vln)、菊地幹代 (viola)、徳澤青弦 (cello)、鳥越啓介 (b)、堀米綾 (harp)、大儀見元 (per)、田中倫明 (per)、林正樹 (p)、中島ノブユキ (arr)。バンドネオン、ヴァイオリン両名、ピアノ、ベース、パーカッション1名が新メンバー。鳥越啓介と林正樹は鬼怒無月の超絶技巧タンゴバンドのSalle Gaveauでお馴染み。セットリストは以下の通り。
1st set
即興〜夜の全裸
京マチ子の夜
映画音楽メドレー
〜映画『バターフィールド8』バターフィールド8のテーマ〜エアーコンディショナーのTVCMの悪夢〜はなればなれに〜クイズ番組のTVCMの悪夢〜映画『アルファビル』悲しきワルツ
ソニア・ブラガ事件
2nd set
即興〜プラザ・レアル
大天使のように
航空会社のTVCMの悪夢
儀式
バンド・ネオンソロ
ルペ・ヴェレスの葬送
映画『8 1/2』〜それから……(ワルツ)より
アンコール
メウ・アミーゴ・トム・ジョビン
恋とは何か貴方は知らない
久しぶりに聴くペペの音は記憶の中のそれとは随分感触が違うというのが第一印象。このバンド特有の爛れたような甘美な匂いが希薄化し、よりドライに、よりシャープになったように思う。タイトという言い方もありか。リヴァーヴが薄めで生音っぽく聴こえたのもそんな風に思う要因の一つ。
要所要所は既存曲を配置するが、ライブの中心を成すのは新曲の数々。即興の素材というよりもカッチリと作り込まれた楽曲が多く、主役の筈のサックスもアンサンブルの中での役割をこなしている場面が多い(1部のメドレーの中の高速4ビートも含め)。前日に比べると大幅に、過去と比べても幾らかジャズ色は薄れている。
より明確にビートを聴かせるようになったかな。パーカッション2人のうち、大儀見が金物系を、田中が皮系を主とするといった役割分担があるようで、田中の音がやたら目立った。2部2曲目からのDCPRGを彷彿とさせるリズムの饗宴のくだりなど特に。
『南米のエリザベス・テイラー』の世界観を実現するために編成された筈のバンドが、もはや所期の目的から離脱して一人歩きを始め、今や逆にこの編成がまずあって、それを活かすための曲作り、編曲が行われているように感じる。「ソニア・ブラガ事件」(これ素敵)あたりはまさしくそんなイメージ。室内楽とラテン音楽が当たり前に行き来する音楽。もはや「京マチ子」も「ルペ・ヴェロス」も不要ではないか。
同行した連れ曰く、第二期ペペは今ひとつグッと来ない。「ルペ・ヴェロス」はあれじゃ駄目。南博の年季の入ったピアノじゃないと。などと頑固オヤジのような物言い。
午後3時からの東京藝術大学奏楽堂でのメシアンのオルガン作品演奏会を終盤に抜け出し、オーチャードホールに開演時間ギリギリに到着。藝大もオーチャードホールも駅から遠過ぎる。移動時間の半分は歩いていた。ドレスアップした女性客を眺めてファッションチェックしたかったのに残念。
第二期ペペ・トルメント・アスカラールのメンバーは、菊地成孔 (sax,vo)、早川純 (bdn)、藤堂昌彦 (vln)、楢村海香 (vln)、菊地幹代 (viola)、徳澤青弦 (cello)、鳥越啓介 (b)、堀米綾 (harp)、大儀見元 (per)、田中倫明 (per)、林正樹 (p)、中島ノブユキ (arr)。バンドネオン、ヴァイオリン両名、ピアノ、ベース、パーカッション1名が新メンバー。鳥越啓介と林正樹は鬼怒無月の超絶技巧タンゴバンドのSalle Gaveauでお馴染み。セットリストは以下の通り。
1st set
即興〜夜の全裸
京マチ子の夜
映画音楽メドレー
〜映画『バターフィールド8』バターフィールド8のテーマ〜エアーコンディショナーのTVCMの悪夢〜はなればなれに〜クイズ番組のTVCMの悪夢〜映画『アルファビル』悲しきワルツ
ソニア・ブラガ事件
2nd set
即興〜プラザ・レアル
大天使のように
航空会社のTVCMの悪夢
儀式
バンド・ネオンソロ
ルペ・ヴェレスの葬送
映画『8 1/2』〜それから……(ワルツ)より
アンコール
メウ・アミーゴ・トム・ジョビン
恋とは何か貴方は知らない
久しぶりに聴くペペの音は記憶の中のそれとは随分感触が違うというのが第一印象。このバンド特有の爛れたような甘美な匂いが希薄化し、よりドライに、よりシャープになったように思う。タイトという言い方もありか。リヴァーヴが薄めで生音っぽく聴こえたのもそんな風に思う要因の一つ。
要所要所は既存曲を配置するが、ライブの中心を成すのは新曲の数々。即興の素材というよりもカッチリと作り込まれた楽曲が多く、主役の筈のサックスもアンサンブルの中での役割をこなしている場面が多い(1部のメドレーの中の高速4ビートも含め)。前日に比べると大幅に、過去と比べても幾らかジャズ色は薄れている。
より明確にビートを聴かせるようになったかな。パーカッション2人のうち、大儀見が金物系を、田中が皮系を主とするといった役割分担があるようで、田中の音がやたら目立った。2部2曲目からのDCPRGを彷彿とさせるリズムの饗宴のくだりなど特に。
『南米のエリザベス・テイラー』の世界観を実現するために編成された筈のバンドが、もはや所期の目的から離脱して一人歩きを始め、今や逆にこの編成がまずあって、それを活かすための曲作り、編曲が行われているように感じる。「ソニア・ブラガ事件」(これ素敵)あたりはまさしくそんなイメージ。室内楽とラテン音楽が当たり前に行き来する音楽。もはや「京マチ子」も「ルペ・ヴェロス」も不要ではないか。
同行した連れ曰く、第二期ペペは今ひとつグッと来ない。「ルペ・ヴェロス」はあれじゃ駄目。南博の年季の入ったピアノじゃないと。などと頑固オヤジのような物言い。










