ただの時間の経過、
そもそも時間って何?
日がのぼりやがて日が沈みまた日がのぼるってこと、
自然の節理、その言葉さえおこがましい、
人的なタイトルに過ぎず、あまたの古人が、全ての事が
とどのつまり「無」に期すことを説いてきたのでは、
何物でもない、何物もない、「何」をそのもののさえ、
パーフェクトゼロ。
闇から明へ、明から闇へ、そのままを、ひっそりと身をゆだねて積み重ねて、
やがて、止まることのないその継続のなか、
ひと時を見つつ、無に。
また繰り返しのとりあえずの線分的、時間のレコードが始まった。