スロットルコントローラー比較検討

スロットル自体が、大きくなる訳ではありません。よって、スロットルの開弁率やらの調整機構となります。

ビッグスロットルは、スロットル自体を大径化します。MYジムニーとMYギャランは各2mmです。32Rは4mmでした。効果は体感できるレベルのものです。

スロコン（スロットルコントローラー）については、過去、馴染みのSHOPの勧めでギャランに装着しました（1万で購入）。装着当初からスポーツモード（SSTの）ではギクシャクして使い物になりませんでした。その後、ECUをチューニングしたらノーマルモードでも使えなくなりました。エコモードは使えますが、燃費に大差ありませんでした。


私は、スロコンに否定的になりました。

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デミオは、CVTの反応が鈍く違和感が強烈です。スイフト・スプラッシュ・ソリオ・スペイド・FIT2・アクア（私が最近に運転したCVT車です）に較べて、発進時の"アクセルへのエンジン回転上昇の追従"が悪いのです。ECUリセット、CVTF・プラグを交換しても変化ありませんでした。

スロコン（スロットルコントローラー）を検討することにしました。「みんカラ」で検索すると、「siecle」「PIVOT」「BLITZ」3社の独壇場です。

◆　MYギャランのは「siecle」の「TREC-S7X」です。本体2.2万+ハーネス0.45万＝2.65万です。もう、この「イメージ図」で拒絶感が湧きました。まるでノーマルではスロットルが全開でも2/3しか開かないみたいです。

「イメージ図」ってのは同社テスターの「感じ方」でしょうか？ 曖昧なので、切り取ってみました。実態がこのグラフなのかは不明ですが、「PIVOT」の下のグラフと同様ですね。

◆　「PIVOT」のグラフは、好感が持てます。品揃えが豊富で「みんカラ」では事例も多いので、売れていると思はれます。「3drive-COMPACT」が本体1.89万+ハーネス0.5万＝2.39万と「siecle」より安いです。

◆　「BLITZ」の安価モデルはディスプレイで設定できないので不便です。上位モデル（スロットルコントローラーフルオートプラス）は4.2万（ハーネス含）で、他車より高価です。但し、"ウリ"の「スポーツオートモード5種」に加えて「カスタム2種」を追加作成可能です。出だしの補正が大きく、徐々に緩やかなところもGOOD。

「BLITZ」を選択したユーザーを「みんカラ」で探してみたら、「オートモードは、"発進もたつき補正＆後半の緩やかな加速"に効果あり」の記載を見つけました。これで決めました。

しかし「BLITZ」製は、ハーネスを補修含めて別売りしていませんので、将来の流用もできません。"有るもの"を提供しない姿勢には疑問です。取説もカスタムモードの説明が不親切で、各MAPの特性が何も記載してありません。今迄使ってきた同社製品の対応と違います。このメーカー、昔と違ってきたな～。


4万もしますが渋々購入しました。"発進のもたつき"だけで他人に勧めるなら「安価」「ハーネス別売り」な「PIVOT」です（私なら）。

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＜ファーストインプレッション＞

★　ECOx6種、ECOオートx2種、SPORTSx5種、SPORTSオートx5種、ハイSPORTSx3種、カスタム2種　合計で21種+カスタム登録2種となります。この内、私にとって最も違和感の無い発進は、SPORTSオート1（SA1）です。残りの20種は不要です。期待したオートモードでしたが、残念な結果となりました。

★　しかし、カスタムは56種作成できるので様々な要望範囲に対応できます。MAP2で変化比率4でカスタム登録（CA1）しました。当初の狙いに近いと思います。アクセルの踏み返しで若干ギクシャクしますが、問題の発進はスムーズになりました。妻もOKとのこと。

★　同乗者の快適性を最重視するなら、ECOオート2（EA2）も選択できます。
SA1や上記カスタムは、発進時の無反応～急発進への流れをを、鈍発進～急加速に変えて"首ガックン"を抑えます。高めの変速ですので加速やエンジンブレーキでギクシャクしがちです。丁寧なアクセルワークでないと同乗者は不愉快に感じます。

EA2は、これを無反応～通常発進に変えます。鈍いのでアクセルを踏んで行かないと加速しません。低めの変速でエンジンブレーキも弱いので、同乗者は快適です。

このモードの最大の欠点は、「正常な状態ではない」ことです。アクセルを半分迄踏みこんでもダラダラ加速しますので。他の車を運転する場合は、急発進しないよう注意が必要です。

★　「ON/OFFスタート設定」及び「スタートモード設定」することにより、イグニッションONで任意の設定モードで起動します。

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デミオ（DE型）はブレーキもカックンですが、こちらは慣れで克服できます。

＜各モード　燃費比較＞　3つとも道路条件は、ほぼ互角です。私の場合、燃費に貢献できていません。しかし、意識して運転すればECOオートは改善できると感じました。

1.　先日の四万温泉行です。純正Dモード・2名乗車・赤城道路北面～南面+高速含む・352.9km　15.4km/L
2.　先日の草津温泉行です。スロコンカスタムモード（MAP2で変化比率4）・1名乗車・暮坂峠往復+高速含む・344.5km　12.4km/L
3.　板室温泉行。スロコンECOオート2・2名乗車・片道もみじライン+高速含む・395.4　15.1km/L

＜まとめ＞
「ブレーキもカックンですが、こちらは慣れで克服できます」なんて書きましたが、スロコンが無くても我慢すれば「慣れで克服できる」とは思うのですよね。