自動車の世界では,ハイブリッド,燃料電池車,電気自動車などが実用化の段階に来ています。とくにハイブリッド車は増えていて,石油燃料から電気への移行が進んでいる様に見えます。しかし,バイクの世界では,ハーレーが電動バイクモデル(市販しない)を発表しましたが,小さなスクーターを除いて実用化や市販化は見えてきません。その理由は,自動車よりもバイクの方が数も少なく,エンジンも小さいため排出する排気ガスの量が少ないこと。もちろん,発展途上国ではバイクの方が多いでしょうが,そういう国では環境問題は後回しですから問題にならない。もう一つの理由は,バイクが趣味性の高いものであること。エンジンの感覚とモーターの感覚では,ちょっと比較になりません。
石油資源についても開発可能な石油埋蔵量は増えていくばかりですから,石油精製によって生まれるガソリンについても一定量の消費が必要と思われ,そうすると,何でもかんでもガソリン離れというのは政策として問題があるようで,やはりバイクは当分,ガソリンエンジンでいくのではないでしょうか。ただ,箱根駅伝で先導するバイクだけは,ランナーのために電動化したらいいのにといつも思います。
石油資源についても開発可能な石油埋蔵量は増えていくばかりですから,石油精製によって生まれるガソリンについても一定量の消費が必要と思われ,そうすると,何でもかんでもガソリン離れというのは政策として問題があるようで,やはりバイクは当分,ガソリンエンジンでいくのではないでしょうか。ただ,箱根駅伝で先導するバイクだけは,ランナーのために電動化したらいいのにといつも思います。