おはようございます。
今日は久しぶりに天気のいい一日になりそうです!
先日、ある70歳中盤の男性シニア産業カウンセラーの方の
お話をお聞きする機会がありました。
その時、その方が産業カウンセラーの勉強を始められたとき、
講座の先生に言われたことでショックなことがあったとのお話がありました。
それは、カウンセラーの役でロールプレーをするべく
自分の座っていた席から移動して、別の椅子に座ったときだったそうです。
「あなたは管理職の鎧を着ていますね。歩く姿から椅子に座る動作、
椅子に座ってからの姿勢、すべてに管理職の匂いがプンプン漂っています。
それを脱ぎ捨てないとカウンセラーにはなれませんよ」
との言葉だったそうです。
管理職を経験されたことのおありになる旦那様をもつ奥さまは
よくおわかりだろうと思いますが、管理職の鎧というのは
場所や時間が変わっても脱げなくなってしまっていることが
多いみたいですよね。
自然と、威厳を保つような姿勢や言動が身に付き、周りに対して
ある種特別な雰囲気を伝えてしまうようです。
カウンセラーは相手を尊重し、対等な立場に立って行っていきます。
ですから、管理職として身につけたものは、やはり役に立つのは
難しいのかもしれませんね。
そして、その方はこうもおっしゃっていました。
たいてい、その管理職の鎧を身につけたまま、退職すると
自分を飾るその鎧が周りの人との隔たりをつくり
地域にうまく溶け込んで行けない人が多いと。
会社のでの「偉い」自分と、地域や家庭においての「普通」の自分は
自分で意識し、何かを変えていかないといけないものなのかもしれませんね。
その方はカウンセラーの勉強をし、刺がなくなったと穏やかになったと
昔から知っている周囲の人に言われるそうです。
地域などとの関わりも今でも多く、活躍されているとのことで、
自分を見つめる時間があってこそなのでしょうけれど、
とても素敵な第2の人生を歩んでいらっしゃるようでした。
私も肩ひじ張らず、生きていきたいなと思います。
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