
・大いなる陰謀 (4月18日より公開)
これは評価が分かれる作品だと思う。特に最後は中途半端な形で終わるので、映画としてはどうだろうと思う人がいるだろう。だが、製作者としてはこの映画を見た人たちに「戦争とは何か」・「政治とは何か」ということを問うために敢えてこういう形にしたのではないかと思う。
未来の大統領候補といわれる上院議員とベテラン女記者イラク戦争の新たな戦略についてのやり取り、無気力になっている今風な学生と政治学を教える教授との議論、そしてその教授の教え子である貧困層の学生の戦場における壮絶な戦い。この3つの場面がかわるがわる変わっていく。
イラク戦争から5年、9.11テロからは6年半も歳月が経ち。いまだにアメリカと中東諸国の対立は収まりそうにない今、国民一人一人がそれをどう考えるのか全員に突きつけられた課題であり、それについて誰もが目をそらしてはいけない。何らかの形で参加し意思を表す必要がある。今年、大統領選挙が行われるがこの映画はそれを意識して製作されたのだと自分自身は思う。













