ツユクサ科のツユクサです。
北海道から沖縄で見られる一年草です。野原や畑のしめった場所が好きです。
ツユクサというと、白いトキワツユクサがあるけど南アメリカ原産です。
この青い花びらのツユクサが日本のツユクサです。
花は「包葉(ほうよう)」とよばれる緑色の葉から出てきます。
包容の中にはツボミをいくつも準備しています。
花は朝早くさきます、でもお昼にはしぼんでしまいます。
花びらは3まいです、青い花びらが2枚と下に半透明の花びらが1枚つきます。
ツユクサにはメシベが1本とオシベがたくさんあります。
まん中の細長くのびたメシベの両側に、花ふんを持ったオシベが2本あります。
花びらのつけねに、4個の出っ張りがあるオシベが3個ならんでいます。
つけねのオシベと、長くのびたオシベの中間に下側が開いたオシベが1個あります。
長くのびたオシベ2個と中間の1個が本当のオシベです。
花びらのつけねの3個は「仮オシベ(かりおしべ)」とよばれて、この花粉ではタネができません。
タネができない花粉は、昆虫を呼び寄せるためと考えられています。
今日は、なっちゃんにはむつかしかったね。