キンポウゲ科のセンニンソウです。
北海道から九州で見られます、つる性の常緑低木です。今年は少し遅れてさきはじめました。
ほかの木にからまり、高い場所で花をさかせます。
葉は対生、同じ場所から左右に出ます。小葉はマルやハート形、3枚から5枚の羽状複葉です。
白い花びらのように見えるのはガクで、4枚あります。本当の花びらはありません。
オシベがたくさんつきます。
タネがじゅくすと長い毛の生えたタネが風にのって飛んでゆきます、この毛が仙人のヒゲのようなので「センニンソウ」とよばれます。
「ボタンヅル」の花によくにていますが、ボタンヅルの葉は3枚の複葉で葉のふちがギザギザなのと、オシベが長いです。