キンポウゲ科のヒメウズです。
本州の関東地方から九州、四国で見られる多年草、水田の土手やヤブの中で見られます。
地下に栄養をためた地下茎があり、高さ30センチくらいの細いクキがのびます。
葉は3出複葉、3枚の葉で一枚分なんだね。
小葉には大きな切れ込みが2から4本あります。
花びらのように見える白いガクが5枚、その中に黄色の花びら5枚あります。
花は下をむくのでそのままでは中は見えません。
小さな花の中にオシベが10本前後、メシベは2から4本あります。
ハナアブ科のホソヒラタアブがミツを吸いに来ました。
ミツバチが越冬に来る房総ではホソヒラタアブも一年中飛んでいるんだよ。
とっても小さな花で、白いガクの中に黄色の花びらが見れるかな。
まわりの草がまだ伸びていないのがわかるかな?
他の植物と花の時期をずらして繁殖しているのです。