饒舌に上滑りな言葉を百並べるより、
一つの事実が説得力を持つことがあります。
「年金運用独立法人(GPIF)の職員、
年間報酬が3150万円!」
これはちょうど一年前の記事ですが、事態は変わっていません。
ゆめゆめ忘れないよう、確認したいと思います。
国民から徴収した年金を、
世界に類を見ない高額割合で株運用につぎ込むなどして、
アベノミクスが成果を挙げているように見せかけていた
年金運用独立法人(GPIF)は、株価下落などの影響で
昨年5兆3,098億円の赤字を出した(つまり、5兆円以上が風とともに消えた)
にもかかわらず、
その法人トップの年間報酬が3130万円(一人分ですよ、言っとくけど)!
庶民の年金支給年齢を70歳以上に遅らす策を練るその前に、
こんな不正なお金の廻し方をこそ正さなければならないでしょう。
こういう不正がアベ政権下でどれほど隠されているか、
嘘つきで、身内びいきで、不正ばかりのアベ政権は、
何一つ信用なりません。
年間報酬トップ、5兆円の損失を出したGPIFの3,130万円に
フジテレビ系(FNN) 9月24日(土)13時50分配信
報酬トップは、5兆円の損失を出した、独立行政法人だった。
総務省が発表した2015年度の独立行政法人役職員の給与水準によると、理事長らトップの年間報酬が最も多かったのは、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の3,130万円だった。GPIFは、株価下落などの影響で、2015年度は、5兆3,098億円の赤字を出している。
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これを書こうとした時に、
大阪府堺市長選の結果、
またまた「大阪都構想」をぶり返そうとした大阪維新の会候補が落選、
自民・民進・社民・日本の心推薦、共産党が自主投票(つまり準推薦)の
現職の竹山さんが当選確実と報じられました。
本当によかったです、と今までならホッとするだけでした。
でも、これからは「勝因は何か、次に何を教訓化するか。」
「なぜ維新は負けたのか。」
データ分析が重要だと思うに至りました。
市民一人ひとりと野党共闘が智恵を出し合い、心を一つにして
アベ政権を叩きのめさなければならないからです。
なんて声が全国から湧き上がりそうですね。
(怒りのあまり、だんだん語気が激しくなってきたなあ)、と思ったら
「なんて声が全国から湧き上がりそうですね」と落ち着きましたね(笑)。
忘れっぽいと揶揄される日本の有権者たちですが、
まさかモリカケがまだ何も説明されていないことまで忘れていないことを祈るのみです。
あと「私や妻が関係していたら、これはもう、首相も議員も辞めます」と言ったアベの言葉もね!