毎日がちょっとぼうけん

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「何となく日本語学科に入学した人たち(´∀`*)」No.1832

2016-12-24 17:36:51 | 日本語

 高校生の時から独学で日本語を学んでいた人もいれば、

周囲の情報に影響されて、何となく、または、つい、日本語学科に入学した人もいます。

下の二人は「何となく・つい」派です。

そんな彼女たちにとって、

大学で出会う日本人(つまり日本語教師)や「日本概況」の授業が

どれほど重要な意味を持つか、作文を読んで私自身、改めて感じました。

私は決して日本を代表する者ではありませんが、

彼女たちの多くにとっては初めて出会う日本人なのです。

居住まいを正さないとね(笑)。

日本人全員がこんなひどい奴かと思われないように。

(ただ、私の添削の細かさは日本の学校で働いていたときからの癖なんですけど)。

そして、最後には彼女たち自身が〈何かを掴みたい〉と願う向上心・向学心が、

日本語学習を続けるにはどうしても必要なのです。

新しい世界の扉を開け、その扉から外の世界に羽ばたいて欲しい。

純真な中国の子どもたちに心から願うことです。

 

「わたしと日本語」――えん・しょうれい――

大学に入ったばかりの時、担任の李海鵬先生は私達に
「どうして日本語を選んだんですか?」
とお聞きになりました。 その時、皆は、いろいろ答えていましたよね。「 日本のアニメが好きだから」とか「日本の音楽が素晴らしい」、「日本の小説がおもしろい」と答えた人もいました。私の家では誰も日本のドラマやアニメを見ていなかったので、日本語に触れる機会がありませんでした。
 高校の同窓会の時、友達にも質問をされたことがあります。 
「どうして日本語を勉強するの。 閻さんは日本語なんか何も知らないのに。 」 実は日本語もそうですが、むしろそれ以上に、日本の本当の姿を知らなかった、という方が正しいと思います。 

 小学生の時、歴史の授業で、先生が中日の歴史問題を教えてくれました。その時、私は(日本は悪い国なの?日本人はとても怖いんだろうか?)そんなことをよく考えて、日本に対する感情はとても複雑でした。

 でも、その後、もっと別の日本の情報を知りました。例えば、北京オリンピックの時、試合後、日本の観客は何のゴミも残さなかったと聞いて、私は本当に驚きました。(日本人はすごいなあ。それで、日本の国はとても綺麗なのか)と思いました。他にもいろいろなことを見たり聞いたりするうちに、私は何となく日本に憧れるようになりました。

 大学の日本語学科に入って初めて本物の日本人に会いました。「ブルは」先生(註:「ブルーはーと」、つまり私のことです)です。私はみんなも大好きな「ブルは」先生から、たくさんの日本人の優秀な資質を感じました。例えば、先生が宿題を批評し訂正するコメントは私達の宿題より真面目です。私は魯迅が書いた「藤野先生」を思い出しました。そんな真面目な匠の精神、本当に敬服しております。

(日本文化を伝える媒体としての日本語、 日本を理解するためには絶対必要な日本語、そんな日本語を勉強しよう)と私は大学に入ってから、改めて決意しました。  日本語の勉強は簡単ではありません。 単語や文法の記憶、会話の暗誦など、難しい点もいっぱいです。 しかし、少しずつ分かってくると、達成感があります。 音楽、和服、テレビドラマなどの日本文化にもおもしろいものがあり、興味深く勉強するにつれて、日本語もだんだん上達してきました。 

私は、日本語を勉強してから、 新しい世界の扉を開いたような気がしています。 アジアで、中国と日本は関係が緊密な国同士です。 日本語や日本についての勉強を通じて、別の視点から自分の国、中国を理解することができます。  日本語の勉強は私の一生の貴重な財産です。大学卒業後も日系企業で仕事をしたいと思っています。 きっとその時の私は、日本語もますます上達して、私と日本語、私と日本の絆もさらに、深まっていると信じています。 

 

 「わたしと日本語」――ちょう・ねい――

私は今、菏澤学院日本語学科の学生です。……でも、これは煙台市の高校生だった自分からは全く想像もできないことなんです。

「なぜ日本語の専攻を選んだの?以前、日本のことなんかぜんぜん興味なかったでしょ。」
友達がそんな質問をしてきた時私も一緒になって、「どうして日本語を選んだんですか。」と自分に聞きたかったぐらいです。おそらく、友情にひっぱられて、こんなことになってしまったのかも知れません。

私の高校のクラスメイトの原さんはずっと日本が好きで、高校を卒業して日本へ留学するつもりでした。大学入試が終わってから、原さんは私に
「何を学んでいいか分からないって?じゃ、日本語を勉強してみたらどう。」と勧めました。
「日本語を勉強することは、ただ話したり書いたりする技能が高まるだけでなく、日本の文化をよく知ることができるんだよ。」
原さんがそう言ったとき、私の心に眠っていた日本語への興味が目を覚ましました。それで私は日本語を選択したんです。

私は菏澤学院の日本語科に入って、原さんも大阪の日本語教育学院へ行って、留学生活を始めました。
最初、私は片仮名と平仮名が難しくて、書き方もおかしく思えました。もっと日本語を学びたいという意欲も湧きません。私はQQ音声電話で原さんに連絡しました。
「日本の生活はどう、元気?」
「うん、今のところいいよ。毎日楽しいわあ。」
「勉強はどう?私は最近悩んでいるの。適当な学習方法が見つからなくて……。」
「急がないで。そのうち、必ず自分に合う方法が見つかるからね。私も日本に来たばかりの時、慣れなくて、(やっぱりここは中国ではない)って、落ち込むこともあったよ。でも、気持ちをしっかり堅持していたら、きっと、よくなるよ。」
原さんの話を聞いて、私はまたやる気が湧いてきました。自分にとって、読むだけではなくて、書くことも重要な学習方法だということも悟りました。

今、私は勉強するうちに、興味深いことがたくさん分かってきました。例えば、日本人の真面目な態度です。具体例は、私たちの先生です。先生は作文を添削するたびに、くわしく説明を書いてくれます。授業の内容はよく準備してとても豊富です。

また、日本には、第二次世界大戦後、全く何もないところからスタートして、経済を発展させてきた歴史があったこととか、寿司の種類と浴衣の着方もわかりました。日本語の勉強はだんだん楽しくなってきています。

来年、私も日本語能力試験を受けます。もちろん、通過したいです。4年間が終わる前には、N1の試験に合格して、卒業したいです。だから、今からもっと努力しなければなりません! クラスメートの皆さん、今は辛くてもくじけないで、一緒に頑張りましょう!

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